2009.08.25 (第945話)アルデンテを目指せ!!イタリアン・ホールドⅩ 同調・意識的誘導の実践
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
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ジュンコ先生の
グループレッスン
「ジュンコ先生のブログ内グループレッスンのご案内」
今日はホールドする際の、同調・意識的誘導の実践だ。
みんな順にカップルになって、
向かい合い、練習を開始している。
ジュンコ先生は、その様子をしばらく見ていたが・・・
と、
ノリタケ君と組んでいたカナちゃんが手を上げた。
「ノリタケ君が、
笑わせようとするんです!」
すると、ノリタケ君
「そんなぁ、よく言うよ。
まじめにやっているのに、
カナちゃんが勝手に笑うんじゃない!?」
少し赤い顔をして困った表情だ。
二人は最初の向かい合う段階からつまずいているようだ。
「アイコンタクトって照れるんだよね。
だから緊張して、
変な表情になってしまうんだと思うんです」
「それで、カナちゃんが笑うってわけね」
ジュンコ先生も微笑みながら聞いている。
すると、トシ子さんから声が上がった。
「ワタシも実は“お相手の目を見る”なんて
やったことありませんでした。
ルンバを踊っていて、
男性の方から『少しはアイコンタクトして欲しい』
と言われたことがありますが、
それでも、どうしてもやれなかったんです。
でも、今日、今、初めてできました」
お相手はベテラン、平田さん。
うれしそうにトシ子さんの話を聞いている。
「平田さんが、
意識的誘導をしてくださったんだと思うんです。
だって、自然とそうなりましたから」
ノリタケ君、平田さんの方に向いて、
「秘訣があったら、教えてください!」
ジュンコ先生も、笑いながらうなずいてる。
と、平田さんが言った。
「秘訣かどうかはわかりませんがね、
床からの反作用エネルギーを
カラダの中に感じて、
結果、
お腹がグーッと締まってくる感覚
を持ちながらで、向かい合っていた。
すると、気分が落ち着いてきて、
良い意味で視線も、定まってきたような・・・
という感じですかな」
トシ子さんが、驚きの声を上げた。
「アラ、ワタシも同じように感じましたわ。
床の下から、エネルギーが沸いてくるようで
腹部が、左右からも前後からも締まってきて・・・
平田さんに、“つられて”
カラダが勝手に反応してくれたんですね!?」
みんなは興味を持ったようだ。
ノリタケ君、
「今の平田さんのイメージを、真似してやってみます。
ねぇ、カナちゃん、一緒にちょっとやってみて」
こうかな・・・と言う感じで、
二人は向かい合って立っている。
「あ、今、良い感じ」
と、カナちゃん。
二人は手を取り合い、ホールドの体制へ。
非常にきれいな組み方だった。
周りから、拍手が起こった。
ノリタケ君は照れながら言った。
「いやぁ、今、ちょっとわかりましたよ。
一瞬、同調できたって感じましたモン」
「そう、ワタシも。
でも、不思議ね。
お腹を締めるだけで、こんなに違うなんて。
その後の動作も、
脳みそを使っていない!と言う感じ(笑)
あれやって、コレやってと、思っていない。
カラダが自然と勝手に動いてくれた感じだけど、
それでいいのかなぁ?」
とカナちゃん。
ジュンコ先生は言った。
「それこそが、
同調・意識的誘導のテクニックなのよ。
でも、
カラダは、
無意識的に動いてくれたようで、
実はソコに、
意識的操作があったのよ」
続く第946話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.118 ~ リハビリ用意 ~
個室の壁に、白い紙が貼ってあります。
横線が引かれメモリが・・・
180センチ、190センチ、2メートル・・
身長を測る?にしては、
貼っている紙の位置も書かれている線の位置も高すぎます。
さて、この紙の“正体”は?
実は、腕を上に伸ばした状態での高さをチェックし、
目盛るためのシートです。
手術を受ける側である左を壁側にし、直立。
左手をまっすぐ上に伸ばしてみる。
ちょうど垂直飛びをする前の要領です。
ウーンと伸びてみて、
中指が当ったところ、で、紙にしるしを入れます。
以上のことを、手術の前日に、やらされました。
手術を受けると、腕が上がりにくくなるそうです。
なので、事前に最高に伸ばした時の高さを目盛っておき、
その高さを“目標に”リハビリを進めるのだそうです。
「腕、長いのね。良く伸びるわぁ」
看護婦さんは驚き、喜んでいます。
こんなところで、ダンスが役に立った!?
少し愉快になりましたが、
ダンスには触れませんでした。
“リハビリ”と言う言葉が、少し引っかかっていました。
そういえば、手術を受けたら腕が上がりにくくなり
「場合によっては・・・ダンスは難しくなるかもしれません」
と言われたことを思い出しました。
いよいよ明日は手術か。
これから、色々始まるんだな・・・
手術自体はお腹を切ったときのほうが大変だろう。
切る範囲も少ないし・・・
などと簡単に思っていたのですが、
どうもそうは行かないようです。
初めての全身麻酔。
かなり大掛かりの様子。
心配?
イヤ、もうこうなったら、まさに“まな板の上の鯉”
なるようになるでしょう・・・
そして・・・
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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と、
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「ノリタケ君が、
笑わせようとするんです!」
すると、ノリタケ君
「そんなぁ、よく言うよ。
まじめにやっているのに、
カナちゃんが勝手に笑うんじゃない!?」
少し赤い顔をして困った表情だ。
二人は最初の向かい合う段階からつまずいているようだ。
「アイコンタクトって照れるんだよね。
だから緊張して、
変な表情になってしまうんだと思うんです」
「それで、カナちゃんが笑うってわけね」
ジュンコ先生も微笑みながら聞いている。
すると、トシ子さんから声が上がった。
「ワタシも実は“お相手の目を見る”なんて
やったことありませんでした。
ルンバを踊っていて、
男性の方から『少しはアイコンタクトして欲しい』
と言われたことがありますが、
それでも、どうしてもやれなかったんです。
でも、今日、今、初めてできました」
お相手はベテラン、平田さん。
うれしそうにトシ子さんの話を聞いている。
「平田さんが、
意識的誘導をしてくださったんだと思うんです。
だって、自然とそうなりましたから」
ノリタケ君、平田さんの方に向いて、
「秘訣があったら、教えてください!」
ジュンコ先生も、笑いながらうなずいてる。
と、平田さんが言った。
「秘訣かどうかはわかりませんがね、
床からの反作用エネルギーを
カラダの中に感じて、
結果、
お腹がグーッと締まってくる感覚
を持ちながらで、向かい合っていた。
すると、気分が落ち着いてきて、
良い意味で視線も、定まってきたような・・・
という感じですかな」
トシ子さんが、驚きの声を上げた。
「アラ、ワタシも同じように感じましたわ。
床の下から、エネルギーが沸いてくるようで
腹部が、左右からも前後からも締まってきて・・・
平田さんに、“つられて”
カラダが勝手に反応してくれたんですね!?」
みんなは興味を持ったようだ。
ノリタケ君、
「今の平田さんのイメージを、真似してやってみます。
ねぇ、カナちゃん、一緒にちょっとやってみて」
こうかな・・・と言う感じで、
二人は向かい合って立っている。
「あ、今、良い感じ」
と、カナちゃん。
二人は手を取り合い、ホールドの体制へ。
非常にきれいな組み方だった。
周りから、拍手が起こった。
ノリタケ君は照れながら言った。
「いやぁ、今、ちょっとわかりましたよ。
一瞬、同調できたって感じましたモン」
「そう、ワタシも。
でも、不思議ね。
お腹を締めるだけで、こんなに違うなんて。
その後の動作も、
脳みそを使っていない!と言う感じ(笑)
あれやって、コレやってと、思っていない。
カラダが自然と勝手に動いてくれた感じだけど、
それでいいのかなぁ?」
とカナちゃん。
ジュンコ先生は言った。
「それこそが、
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でも、
カラダは、
無意識的に動いてくれたようで、
実はソコに、
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身長を測る?にしては、
貼っている紙の位置も書かれている線の位置も高すぎます。
さて、この紙の“正体”は?
実は、腕を上に伸ばした状態での高さをチェックし、
目盛るためのシートです。
手術を受ける側である左を壁側にし、直立。
左手をまっすぐ上に伸ばしてみる。
ちょうど垂直飛びをする前の要領です。
ウーンと伸びてみて、
中指が当ったところ、で、紙にしるしを入れます。
以上のことを、手術の前日に、やらされました。
手術を受けると、腕が上がりにくくなるそうです。
なので、事前に最高に伸ばした時の高さを目盛っておき、
その高さを“目標に”リハビリを進めるのだそうです。
「腕、長いのね。良く伸びるわぁ」
看護婦さんは驚き、喜んでいます。
こんなところで、ダンスが役に立った!?
少し愉快になりましたが、
ダンスには触れませんでした。
“リハビリ”と言う言葉が、少し引っかかっていました。
そういえば、手術を受けたら腕が上がりにくくなり
「場合によっては・・・ダンスは難しくなるかもしれません」
と言われたことを思い出しました。
いよいよ明日は手術か。
これから、色々始まるんだな・・・
手術自体はお腹を切ったときのほうが大変だろう。
切る範囲も少ないし・・・
などと簡単に思っていたのですが、
どうもそうは行かないようです。
初めての全身麻酔。
かなり大掛かりの様子。
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