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なぜ、イタリアン・ホールドなのか?
は、いくつかの“ヤッホー!!!”
な情報を仕入れたからなんだ。


上体が大変柔らかで力が抜けているせいか、
激しいポジション変化においても、
カップルのコネクションが失われない。

特筆すべきは、

「男性の右手が柔らかいこと」

女性の背中にフィットし、(背中の)丸みを活かし
アーム、肩の関節をうまく使っている。
だから、フレーム自体が崩れない。


女性がとにかく上手い

強い、シッカリしている。
自分のウエイトがあって、
ちょっとのリードだけで、反応、
男性とイーブン(五分五分)で同じ距離や回転量、
スピードをこなしている。


その女性に対し、

男性が非常に丁寧に踊っている

女性の動きを熟知している
だから、どんなフィガーの時もカラダに無理を生じない。
フレームや背中がねじれることなく、動き続いていける。
ゆえに
男性の右手と女性の背中のフィット感が変わらない。


男女の中に、

「タイミングのズレ」

「空間のズレ」をうまく作り出している


決して二人が“一緒に”動いているわけではない。
相手の作ったタイミングのズレ、
空間のズレに緊密に反応する

そのことにより、
一緒に見える、男女が一体化して見える。


ね、なかなかソソル内容でしょ!?
ワタクシにとっては、とってもわかりやすいというか、
「モチ、納得」だったんよね。

特に「男女がイーブンに踊る」
これ、肉体的にも精神的にも難しいと思うんだけど、
(イタリアンだけではなく)
海外のトップクラスになると、
もう、当然でしょ!?って感じよね。
ミルコのパートナー、アレッシアも
ボスコのパートナー、シルヴィアも
ホンマしっかりしてますやんって、
見てもすぐにわかるもの。
存在感がすごくあるわけ。
ただ単に男性の枠(わく)の中に納まって、
おとなしくしている女性じゃないでしょ!?なのだ。

だからこそ、男性のフレーム作りも進化する・・・

大事なのは
フレームって言うのは男女の共有の場だから、
ここでのあり方が、
フットワークに至るまですべてに響いてきてしまう

ということだ。

さて、以下は、
この間の“サマーパーティ”での講習のときの
レクチャー内容の簡単まとめ。

イタリアン・ホールドについての考察

その1

手・腕に全くリキミがない!?

その2

コンパクトで引き締まった、体幹

その3

オープンな胸


その1に関しては、
「ソレはそうかもしれないけど、
実感としてはどんなモンなんだろう?
どうやって、ソンナの、作れるんでしょ?」
が、焦点。

その2は、
「んでも、上体は柔らか・・・なんでしょ?
日頃から、カラダ、鍛えてるんかナァ?」

その3
「すごくキレイだし、優雅、でも、パワフルだ。
お互いの重心が相手の重心にきちんと向かっている、
ボディシェイプ。
『Toward(トゥウォーズ)』
『背中をパートナーに与える』
『センターを相手に向ける』
の結果だろうね・・・」


さぁて、次回より、
色んな角度から掘り下げていくヨ。


      続く第939話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.111 ~ お気に入りの病院 ~
 
中央環状線沿いにあるその市立総合病院は、
初めて訪れたときから “お気に入り”でした。
病院が“お気に入り”というのも、可笑しなことかもしれませんが、
それほどまでに、キレイで機能的だったのです。
当時はまだ、新しかったせいもあり、
シティ・ホテルのような印象さえ持ったものです。

2階まで吹き抜けの広々とした、エントランスホール。
中央にワイドで長いエスカレーターが通っています。
1階にはレストランと喫茶店、しゃれたフラワー・ショップ。
屋上遊園もあります。
イスの配置など、すべてがユッタリとした仕様。
色は白ではなく、淡いピンクが基調です。

そういえば、
信州は安曇野出身で“蕎麦(そば)”に関してはちょいとうるさい父が、
「あのレストランの(そば)は、なかなか、うめぇで」
と言って喜んでいたものです。

入院の日、
両親とY氏が一緒でした。
ワタシの様子を見て、母が笑います。

「大病している人に全然見えへんよ。
私のほうがずっと病人や」

気分は良好。
この数日間で、確実にココロは強くなっていました。
とはいえ、不安・恐れはたくさん、のまんまです。
でも、
病気や運命を“受け入れる気持ち”
そして、どっちに転んでも
開け行く新たな人生への期待のほうが勝るようになってきていました。
若干の“開き直り”も含めてです。

また、好奇心も手伝って、
「このお気に入りの病院での“入院ライフ”を満喫するには・・・」
の方に、気持ちが傾いていたのも事実です。
パジャマや下着は、すべて新品で揃え、
日頃は着ないような、パステルカラー、
ラグジュアリー※なモノを奮発しました。

大きなスーツ・ケースにボストンバック・・結構な支度です。
さながら、ハワイ旅行気分!?
ただ、スーツ・ケースの中身は、
母からもらった“入院セット”がシッカリ詰め込まれていました。
そして、
ダンスの教科書、多くの本、筆記道具・・

さて、順当に入院手続きのはずが、ここで早くも“事件”発生!?

※豪華・贅沢



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