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「ジャイブをジャイブらしく踊りたいんですが、
どうしたらいいでしょう!?」
という、アナタへ。
ボディの使い方?
ヒザ・足首の使い方?
の前に、これを知っておくほうがいいカモよ・・・
なのが、

ジャイブのビート・バリューについてなんだ。

つまり、
「なんだか変なジャイブね」
「すごく、せわしない(忙しい)ジャイブだナァ」
「ただ、跳ねてるだけみたい」
・・になっちゃう、要因として、

音楽に関すること

は、外せないってことでもあるんだ。

さて、では改めまして

ビート・バリューって何?

というお話からね。
ビート・バリューとは、簡単にいうと
「各ステップにおける音の長さ」
ちなみに日本語では“拍子価”っていうよ。

第269話タイミング

「ステップの時間的表現(時間的長さ)のこと」
を、より具体的に(=数字で)表したものと言えるわね。

例えば、ワルツでおおざっぱに説明すると、
ワルツは、
4分の3拍子=1小節中に4分音符が3つ
(詳しくは第453話参照)

タイミングは「1・2・3」
タイム・バリューは「1拍、1拍、1拍」
そう、各ステップ、同じ長さなんだ。

では、シャッセ・フロム・PPのような
タイミング「1・2・&・3」
って場合の、ビート・バリューは分かるかナァ?
答えは、
「1拍 1/2拍 1/2拍 1拍」
“2・&”の部分が、他の半分の長さってことなんだ。

同じフィガーでも、
タイミングおよびタイム・バリューが色々アリ
・・・なんてものもあるよ。
中・上級者にはおなじみのフィガー
“フォールアウェイ・リバース・アンド・
スリップ・ピボット”

なんかが、そう。

タイミング
1・2・&・3  
タイム・バリュー
「1拍 1/2拍 1/2拍 1拍」

タイミング
1・2・3・&   
タイム・バリュー
「1拍 1拍 1/2拍 1/2拍」

タイミング
1・&・2・3 
タイム・バリュー
「1/2拍 1/2拍 1拍 1拍」

タイミング
1・2・3・1
タイム・バリュー
「1拍 1拍 1拍 1拍」

どれも正解なんで、
カップル間で「このタイミングでヤロウ!」って、
あわせておかないと、もめる原因になるかもね。

んじゃ、
ジャイブのタイミングおよびタイム・バリューの説明。
チョイ、難しいからゆっくり進むわね

まず、質問
ジャイブは、何拍子の音楽かわかるかな?
「4拍子です」
正解!
では、もうチョイ掘り下げて、
何分の何拍子か分かるかな?
「4分の4拍子です」
そう!大正解!
4分の4拍子=1小節中に4分音符が4つ
(さらに詳しくは第453話参照)

        タンタンタンタン     タンタンタンタン

   ♩ ♩ ♩ ♩  | ♩ ♩ ♩ ♩

        1  2  3  4      1  2  3  4

と、こうなっているんだ。

では、次にいよいよ、
タイミングとタイム・バリューに
移るわけなんだけれどその前に、
押さえておきたいことが、ビートについて。
「ジャイブの音楽は・・・8ビートの曲もあるけど、
基本、4ビートなんだ。
でも、サンバはジュウロク(16)・ビート、
つまり、クォーター・ビート。
だから、
ジャイブとサンバのタイム・バリューは変わってくる・・・」

ひぇ~何のことやら、サッパリ!?
次回のレクチャーで、スッキリしましょ。


      続く第928話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.100 ~ 先生として・・・ ~
 
告知を受けたその夜、
Y氏との話合いを終えてからも、独り机に向かっていました。
明日のグループレッスンで、
個々へ手渡すメッセージを書いていたのです。

と言っても、
レポート用紙に鉛筆で殴り書きのようなシロモノではありましたが、
一人ひとりの踊る姿、
表情を思い浮かべながら心を込めて書きました。
「○○に気をつけて練習してくださいね」
といった、アドバイスも盛り込まれていました。

明日が最後のレッスンになるかもしれない。
そう思いました。
どうあるべきかを考えました。
真実を告げ、
しばらくお休みになりますというお詫びと
今まで、ホントウにありがとうと言う感謝の気持ちを、
きちんと述べようとも思いました。
 
色々考えているうちに、
ふと、こんな考えに行き当たりました。

「今こそ、ダンスで教えてきたことを自らが実践するときだ」

ダンスは踊っている間中、さまざまなアクシデントに見舞われます。
自分の思い通りに、音楽に乗って、スムーズに
・・・なんて簡単にことは運びません。
そんな時、
「ブレない、センターバランスをもって対処すること」
つまり、
どんなことがあっても逃げずに落ち着いて、
力んでただ単にムチャながんばりで解決しようとはせず、
正しく、的確な行動を起こせるよう冷静に努めること。

「命がなくなるかも知れない」

人生最大級のアクシデントにおいても、
落ち着いて、
センターバランスで・・・

さぁ、ダンスで教えていることが、実践できるのでしょうか?
それができてこその“教師”でしょう。
みんなの“見本”になることが大事でしょう。

「本当の先生になれる瞬間だ」

そう思うと、ココロがシャンとしてきたのです。

そして・・・



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