初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
特別シリーズ
社交ダンスを教えるということvol.7
挽回レッスン その2
ダンス実学主義の夜明け 26
“挽回レッスン”その2
花村さん夫妻の様子はどうだろうか?
(第898話参照)
・・・の報告の前に、押さえておきたいこと。
実学となるレッスン=実際に役に立つレッスンとは、
こうも言い換えられるのよね。
今、その生徒サンが、
ココロから欲している
“何か”に応えられるレッスン
ものすごく困っている
“何か”を解決していけるレッスン
コレが成功したとき、
つまり、ニーズに応えられたとき
先生としてメッチャうれしい!
「こちらこそ、ありがとう」
ってな気分になれるもの。
また、その“何か”が
その人のダンス観を揺るがすほどの、
大きな問題、普遍的な問題・・であればあるほどに
問題解決プロセスは有意義なモノとなり、
解決の暁(あかつき)には、
手に入れた“何か”以上に、
うれしいオマケまでついてくるものなのよね。
例えば、
ルンバのボディアクションを矯正、
正しく習得することができたら
「音楽もよく聴こえるようになってきました」
みたいナモン。
さて、花村さん夫妻
今まさに
「コレが上手くできるようになりたい!」
ココロから欲されている“何か”が見つかったわけよ。
ソレはダンスの中では最大にして重要な普遍的テーマ・・・
ホールドなんだ。
たぶん、ソウくるだろうなぁとは、
グループレッスンに参加されている様子からも、
気付いていたけれどもね。
ハッキリいって、
他のメンバーと踊る時より、夫婦で踊るときのほうが、
上手くいかない!!??ってこと。
組みにくい、ホールドしにくいってコト・・・なんだ。
花村さん夫妻は訴える。
「家内の腕に力が入るんです」
「そう言われて、チカラ抜こうと思ったら、
ヨケイにはいってねぇ」
「特に(家内の)右手にチカラが入ってきたら、
気になってしまって」
「コッチも、気にされてると思ったら、
また、それでチカラがはいるし」
「他の人のときは『丁寧に踊ること』を心がけています。
でも、家内になったら、飛ばしてしまう。
だから、怖くて力が入ってくるんやないかなぁ
と反省しています」
「いやぁ、そんなことはない。
ワタシができていないから・・・」
ワタシは考える。
花村さん夫妻に対し、今までワタシは、
どれくらいホールドのレッスンをしてきただろう!?
数回どころではない、ムッチャたくさん、
そう、数限りなく、やってきたハズ。
しかし “コレ”が現実だ。
「あれだけレッスンやってきたのに、
どうしてまだできないのよ!!」
と言うことを言いたいのでは決してナイ。
さまざまな段階で、
「今は、コレが二人にとってのベストなホールド」
を目指し、教える側も教わる側も実践してきては、いる。
でも、根本的な解決には至っていなかったのでは?
と、思い知らされた次第なんだ。
そして、
その大きな問題にメスをいれ、今度こそ、
深いレベルでの解決に至るプロセスに進みたい。
それこそが
実学となるホールドレッスンだろう。
最も組みたい人
最も心地良く、
素晴らしいホールドができるであろう人と、
できない、苦しみ・・・
コレって、自分の現役時代のことを思い出しても、
よーく分かることだもん・・・
と言う思いとともに、
さぁ、実学ホールド・レッスン、
どこまでできるだろうか!?
続く第923話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.95 ~ 緊急入院・前例 ~
「この腫瘍は悪性かもしれません」
病院の医師からこのように告げられたことは、
実は私の今までの人生で、2度ありました。
一度目は27歳の時、卵巣にできたものでした。
西部日本ラテン戦の直前に緊急入院。
競技を辞め、スタジオ勤務“卒業”のキッカケとなった、事件でした。
気がついたときには、
「5ヶ月の赤ちゃんの頭」位の大きさに“成長”していました。
そういえば、
「ボディアクションのたびに、動いていた」
のですが、
現役でカラダも鍛えていたため
「“腹筋”だと思って・・・」
という、笑えない話。
悪性か良性か、手術前の検査では判明せず、
結局、摘出後の検査で“良性”と分かったのでした。
二度目は“その人”との離婚後すぐ、子宮にできたものでした。
初診の検査で3センチ弱の大きさだったものが、急成長。
数日後には10センチ大にまで膨れ上がり、担当医が驚いたものです。
大出血を起こし、これまた緊急入院しています。
術後の検査で、結果、良性と判明。
この手術をキッカケに新しい人生に、船を漕ぎ出したのも事実。
何度かユリ戻しはあったモノの、
“その人”との離婚の象徴となる事件であったと思っています。
ということは、
前例、緊急入院“腫瘍事件”は、人生の変化の時とリンクしていた。
悪性では?と、気を揉みながらも、
結果は良性、命の危険性は回避できたと整理できます。
今度も、きっと、ソウだろう・・・
診察室前のイスで待っている間、ワタシは考えます。
医師は言うでしょう。
「検査結果がでました、ご安心ください、悪性ではありませんでした」
そうこなくっちゃ。
しかし、
今回だけは何かが今までとは違っているようにも感じていました。
だから、ホンキで悩んだのです。
苦しかったのです。
ただでは済みそうにない、予感はありました。
さて・・・
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挽回レッスン その2
ダンス実学主義の夜明け 26
“挽回レッスン”その2
花村さん夫妻の様子はどうだろうか?
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・・・の報告の前に、押さえておきたいこと。
実学となるレッスン=実際に役に立つレッスンとは、
こうも言い換えられるのよね。
今、その生徒サンが、
ココロから欲している
“何か”に応えられるレッスン
ものすごく困っている
“何か”を解決していけるレッスン
コレが成功したとき、
つまり、ニーズに応えられたとき
先生としてメッチャうれしい!
「こちらこそ、ありがとう」
ってな気分になれるもの。
また、その“何か”が
その人のダンス観を揺るがすほどの、
大きな問題、普遍的な問題・・であればあるほどに
問題解決プロセスは有意義なモノとなり、
解決の暁(あかつき)には、
手に入れた“何か”以上に、
うれしいオマケまでついてくるものなのよね。
例えば、
ルンバのボディアクションを矯正、
正しく習得することができたら
「音楽もよく聴こえるようになってきました」
みたいナモン。
さて、花村さん夫妻
今まさに
「コレが上手くできるようになりたい!」
ココロから欲されている“何か”が見つかったわけよ。
ソレはダンスの中では最大にして重要な普遍的テーマ・・・
ホールドなんだ。
たぶん、ソウくるだろうなぁとは、
グループレッスンに参加されている様子からも、
気付いていたけれどもね。
ハッキリいって、
他のメンバーと踊る時より、夫婦で踊るときのほうが、
上手くいかない!!??ってこと。
組みにくい、ホールドしにくいってコト・・・なんだ。
花村さん夫妻は訴える。
「家内の腕に力が入るんです」
「そう言われて、チカラ抜こうと思ったら、
ヨケイにはいってねぇ」
「特に(家内の)右手にチカラが入ってきたら、
気になってしまって」
「コッチも、気にされてると思ったら、
また、それでチカラがはいるし」
「他の人のときは『丁寧に踊ること』を心がけています。
でも、家内になったら、飛ばしてしまう。
だから、怖くて力が入ってくるんやないかなぁ
と反省しています」
「いやぁ、そんなことはない。
ワタシができていないから・・・」
ワタシは考える。
花村さん夫妻に対し、今までワタシは、
どれくらいホールドのレッスンをしてきただろう!?
数回どころではない、ムッチャたくさん、
そう、数限りなく、やってきたハズ。
しかし “コレ”が現実だ。
「あれだけレッスンやってきたのに、
どうしてまだできないのよ!!」
と言うことを言いたいのでは決してナイ。
さまざまな段階で、
「今は、コレが二人にとってのベストなホールド」
を目指し、教える側も教わる側も実践してきては、いる。
でも、根本的な解決には至っていなかったのでは?
と、思い知らされた次第なんだ。
そして、
その大きな問題にメスをいれ、今度こそ、
深いレベルでの解決に至るプロセスに進みたい。
それこそが
実学となるホールドレッスンだろう。
最も組みたい人
最も心地良く、
素晴らしいホールドができるであろう人と、
できない、苦しみ・・・
コレって、自分の現役時代のことを思い出しても、
よーく分かることだもん・・・
と言う思いとともに、
さぁ、実学ホールド・レッスン、
どこまでできるだろうか!?
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(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.95 ~ 緊急入院・前例 ~
「この腫瘍は悪性かもしれません」
病院の医師からこのように告げられたことは、
実は私の今までの人生で、2度ありました。
一度目は27歳の時、卵巣にできたものでした。
西部日本ラテン戦の直前に緊急入院。
競技を辞め、スタジオ勤務“卒業”のキッカケとなった、事件でした。
気がついたときには、
「5ヶ月の赤ちゃんの頭」位の大きさに“成長”していました。
そういえば、
「ボディアクションのたびに、動いていた」
のですが、
現役でカラダも鍛えていたため
「“腹筋”だと思って・・・」
という、笑えない話。
悪性か良性か、手術前の検査では判明せず、
結局、摘出後の検査で“良性”と分かったのでした。
二度目は“その人”との離婚後すぐ、子宮にできたものでした。
初診の検査で3センチ弱の大きさだったものが、急成長。
数日後には10センチ大にまで膨れ上がり、担当医が驚いたものです。
大出血を起こし、これまた緊急入院しています。
術後の検査で、結果、良性と判明。
この手術をキッカケに新しい人生に、船を漕ぎ出したのも事実。
何度かユリ戻しはあったモノの、
“その人”との離婚の象徴となる事件であったと思っています。
ということは、
前例、緊急入院“腫瘍事件”は、人生の変化の時とリンクしていた。
悪性では?と、気を揉みながらも、
結果は良性、命の危険性は回避できたと整理できます。
今度も、きっと、ソウだろう・・・
診察室前のイスで待っている間、ワタシは考えます。
医師は言うでしょう。
「検査結果がでました、ご安心ください、悪性ではありませんでした」
そうこなくっちゃ。
しかし、
今回だけは何かが今までとは違っているようにも感じていました。
だから、ホンキで悩んだのです。
苦しかったのです。
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(第921話)社交ダンスを教えるということ vol.7 ダンス実学主義の夜明け25 ~挽回レッスン その1~>>
ジュンコ
えりさん
コメントありがとうございます。
「なんだか自分とダブル内容のところも」
そうなのですね!?
ホントウ、色々ありますよね。
深呼吸して、落ち着いて、笑顔で・・・
ダンスでも大切なこと!
忘れていないか、さっそくチェックしますね。
これからもよろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
「なんだか自分とダブル内容のところも」
そうなのですね!?
ホントウ、色々ありますよね。
深呼吸して、落ち着いて、笑顔で・・・
ダンスでも大切なこと!
忘れていないか、さっそくチェックしますね。
これからもよろしくお願いいたします。
2009/08/03 Mon 08:07 URL [ Edit ]
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