初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
特別シリーズ
社交ダンスを教えるということvol.7
初心者・ホールド・テク ダンス力を鍛えろ!
ダンス実学主義の夜明け ⑫
ダンス初心者のための
ホールド・テクニックについてのお話の続き。
なぜ“できる限りカタチから入らない”ことが、
実学となるのだろうか?
そして、カタチから入らないことで、
結果、
手に入れることできるテクニックとは何なのだろうか?
ソレは目で見るよりも分かりやすいテクニックであり、
まず、ソレから入ることこそが、
実学であり、
初心者が優先するべきテクニックということなのだが。
ジュンコ先生は言う。
「ソレは一言で言えば、組むという
実感から得られる、感受力ね。
つまり、感じ取るテクニック。
言い換えれば、
情報をキャッチする能力
さて、どんな情報をキャッチするのか、わかるかな?」
Q
「ソレは・・・
一緒に踊っている相手のことですよね?」
ジュンコ先生
「そう!
相手から発信される、どんな情報かしら?」
Q
「何のステップをスルのか、とか、
どっちに行くのか、とか
どんな動きをするのか、とか・・」
ジュンコ先生
「ソウね。
たくさんあるわよね。
でも、今言ったのは、
俗に言うリード・アンド・フォローよね?
実際は、そういうダンス・テクニック以外にも、
感じているものがあるはずよ。
さぁ、何かイメージできるものはあるかしら?」
Q
「ダンス・テクニック以外ってコトは・・・
相手の手のぬくもり、ですか(笑)」
ジュンコ先生
「ソウソウ!後、息遣いとか、
今、相手が何を思っているかなど、精神的なことも」
Q
「え、ソウいうことを感じ取ることが、
実学、なんですか?」
ジュンコ先生
「ええ、モチロン!
生身の人間同士が肌を触れ合わせて、組むンだもの。
エネルギーの世界では、
相手の前に立っただけで、
実はものすごいやり取りが始まっているのよ。
目には見えないけれど。
相手を感じよう、感じたいってね。
そのようなカラダ本来が持っている
システム作動をちゃんとさせていくと、
そのうち、
色んな意味で、
“お察し能力”が、ついてくるでしょうね。
難しくいえば、
洞察力(どうさつりょく)かな。」
Q
「ヘェ、面白い!
シャーロック・ホームズの世界、
推理小説みたいな感じですね」
ジュンコ先生
「ソウね(笑)
で、感受し洞察した後は、
相手の方とできるだけいい状態で
組み続けるためには、
どうしたら良いかを察知し、
状況に合わせて変化していく、
いわゆる
変化力が鍛えられていくでしょうね。
この、感受力・洞察力・変化力は、
社交ダンスが上手くなるためには、
とっても必要なモノ。
それらが、実践の中で鍛えられていくことこそが、
初心者にとって大事なことなの。
まぁ、これらは、
躍起になって成長させようとがんばらなくても、
本来は、たくさんの踊る体験の中で、
ある程度、
自然に身につくものでもあるんだけれどもね。
ただし・・・」
Q
「初期にホールドのカタチを作ると
そういう力が育たない?」
ジュンコ先生
「ソウ言うことね。
例えば、
フレームの高さ
肩を下ろすこと
手の握り方・・
そういうカタチの部分を教えれば、
生徒サンは素直に指示に従おうとするでしょうね。
でも、実際は、
今の時点での、
フレームの高さはどれくらいが良いのか
肩の位置はドコが良いのか
手の握り方はどんな感じが良いのかは、
その人自身のカラダが
一番よく知っているのよね。
型にはめようたって、
本当は上手くいかないはず。
でも、
指示に無理やり従おうとして、リキんじゃう。
リキムと、
さっき言ったダンスに必要な力=
ダンス力は育たないわ」
Q
「あの、
初心者の頃の実学になるホールドテクは、
相手との接点をできるだけ少なく、必要最小限で。
およびカタチは全く気にせず
・・・・でいいんですか?」
ジュンコ先生
「そうね。
もし、緊張で異常にリキムこと、
男性の女性に触れる場所に難アリ(オシリとか・・)
以外は、注意も控えて、様子は見るわね」
続く第909話へ
Real Junko Voice
「もう一つの学連物語」
vol.84 ~ 最悪が最良に変わるとき ~
いよいよ、ダンスの始まりです。
ワタシはパンッと手を打ち鳴らし、
「さぁ、では体験していただきましょう!」
そして全員参加を呼びかけます。
全員参加・・・コレが、ライブ成功へのキモ。
参加しない人ができると、会場に温度差が生まれてしまい、
やりにくくなるからです。
どんなに尻込みをしている人にも、
「マァ、一度やってみてください」
と説得します。
楽しんでもらえる自信は、ありました。
最初にイヤがっていた人ほど、いったんダンスが始まるや否や、
突然、ハジケ出し、踊りに興じる・・・
今まで何度も遭遇してきたシーンが、
その自信を支えていました。
「ハーイ 遠慮しないで前に出てきてくださーい」
手招きし、誘います。
みんなゾロゾロ立ち上がります。
全員参加の様子、コレで、よし。
円卓を囲むようなカタチで円になり、
となりの人と手をつなぐように指示します。
「アレェ? コレ、社交ダンス?」
期待通りの反応。
子供のお遊戯が始まるような雰囲気に、場が和みます。
音楽スタート。
空気が一変。
みんなの顔がほころび始めます。
あぁ、楽しそうです。
こうなればもう大丈夫。
後は、
音楽に合わせてカラダを動かすことの快感、
人との触れ合いの新鮮さ・・
ダンスのチカラが、先導・後押ししてくれるでしょう。
二人組みになり向かい合い、ステップを踏ませます。
ふと、見ると
男性同士で手をつなぎ、仲良く踊っています。
最後はブルース。
定番の曲「川の流れのように」をかけました。
着物を着た女性が歌いながら、揺れています。
大拍手の中で終了しました。
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ダンス実学主義の夜明け ⑫
ダンス初心者のための
ホールド・テクニックについてのお話の続き。
なぜ“できる限りカタチから入らない”ことが、
実学となるのだろうか?
そして、カタチから入らないことで、
結果、
手に入れることできるテクニックとは何なのだろうか?
ソレは目で見るよりも分かりやすいテクニックであり、
まず、ソレから入ることこそが、
実学であり、
初心者が優先するべきテクニックということなのだが。
ジュンコ先生は言う。
「ソレは一言で言えば、組むという
実感から得られる、感受力ね。
つまり、感じ取るテクニック。
言い換えれば、
情報をキャッチする能力
さて、どんな情報をキャッチするのか、わかるかな?」
Q
「ソレは・・・
一緒に踊っている相手のことですよね?」
ジュンコ先生
「そう!
相手から発信される、どんな情報かしら?」
Q
「何のステップをスルのか、とか、
どっちに行くのか、とか
どんな動きをするのか、とか・・」
ジュンコ先生
「ソウね。
たくさんあるわよね。
でも、今言ったのは、
俗に言うリード・アンド・フォローよね?
実際は、そういうダンス・テクニック以外にも、
感じているものがあるはずよ。
さぁ、何かイメージできるものはあるかしら?」
Q
「ダンス・テクニック以外ってコトは・・・
相手の手のぬくもり、ですか(笑)」
ジュンコ先生
「ソウソウ!後、息遣いとか、
今、相手が何を思っているかなど、精神的なことも」
Q
「え、ソウいうことを感じ取ることが、
実学、なんですか?」
ジュンコ先生
「ええ、モチロン!
生身の人間同士が肌を触れ合わせて、組むンだもの。
エネルギーの世界では、
相手の前に立っただけで、
実はものすごいやり取りが始まっているのよ。
目には見えないけれど。
相手を感じよう、感じたいってね。
そのようなカラダ本来が持っている
システム作動をちゃんとさせていくと、
そのうち、
色んな意味で、
“お察し能力”が、ついてくるでしょうね。
難しくいえば、
洞察力(どうさつりょく)かな。」
Q
「ヘェ、面白い!
シャーロック・ホームズの世界、
推理小説みたいな感じですね」
ジュンコ先生
「ソウね(笑)
で、感受し洞察した後は、
相手の方とできるだけいい状態で
組み続けるためには、
どうしたら良いかを察知し、
状況に合わせて変化していく、
いわゆる
変化力が鍛えられていくでしょうね。
この、感受力・洞察力・変化力は、
社交ダンスが上手くなるためには、
とっても必要なモノ。
それらが、実践の中で鍛えられていくことこそが、
初心者にとって大事なことなの。
まぁ、これらは、
躍起になって成長させようとがんばらなくても、
本来は、たくさんの踊る体験の中で、
ある程度、
自然に身につくものでもあるんだけれどもね。
ただし・・・」
Q
「初期にホールドのカタチを作ると
そういう力が育たない?」
ジュンコ先生
「ソウ言うことね。
例えば、
フレームの高さ
肩を下ろすこと
手の握り方・・
そういうカタチの部分を教えれば、
生徒サンは素直に指示に従おうとするでしょうね。
でも、実際は、
今の時点での、
フレームの高さはどれくらいが良いのか
肩の位置はドコが良いのか
手の握り方はどんな感じが良いのかは、
その人自身のカラダが
一番よく知っているのよね。
型にはめようたって、
本当は上手くいかないはず。
でも、
指示に無理やり従おうとして、リキんじゃう。
リキムと、
さっき言ったダンスに必要な力=
ダンス力は育たないわ」
Q
「あの、
初心者の頃の実学になるホールドテクは、
相手との接点をできるだけ少なく、必要最小限で。
およびカタチは全く気にせず
・・・・でいいんですか?」
ジュンコ先生
「そうね。
もし、緊張で異常にリキムこと、
男性の女性に触れる場所に難アリ(オシリとか・・)
以外は、注意も控えて、様子は見るわね」
続く第909話へ
Real Junko Voice
「もう一つの学連物語」
vol.84 ~ 最悪が最良に変わるとき ~
いよいよ、ダンスの始まりです。
ワタシはパンッと手を打ち鳴らし、
「さぁ、では体験していただきましょう!」
そして全員参加を呼びかけます。
全員参加・・・コレが、ライブ成功へのキモ。
参加しない人ができると、会場に温度差が生まれてしまい、
やりにくくなるからです。
どんなに尻込みをしている人にも、
「マァ、一度やってみてください」
と説得します。
楽しんでもらえる自信は、ありました。
最初にイヤがっていた人ほど、いったんダンスが始まるや否や、
突然、ハジケ出し、踊りに興じる・・・
今まで何度も遭遇してきたシーンが、
その自信を支えていました。
「ハーイ 遠慮しないで前に出てきてくださーい」
手招きし、誘います。
みんなゾロゾロ立ち上がります。
全員参加の様子、コレで、よし。
円卓を囲むようなカタチで円になり、
となりの人と手をつなぐように指示します。
「アレェ? コレ、社交ダンス?」
期待通りの反応。
子供のお遊戯が始まるような雰囲気に、場が和みます。
音楽スタート。
空気が一変。
みんなの顔がほころび始めます。
あぁ、楽しそうです。
こうなればもう大丈夫。
後は、
音楽に合わせてカラダを動かすことの快感、
人との触れ合いの新鮮さ・・
ダンスのチカラが、先導・後押ししてくれるでしょう。
二人組みになり向かい合い、ステップを踏ませます。
ふと、見ると
男性同士で手をつなぎ、仲良く踊っています。
最後はブルース。
定番の曲「川の流れのように」をかけました。
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