初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
特別シリーズ
社交ダンスを教えるということvol.7
実学かどうかの診断
ダンス実学主義の夜明け ⑤
前回の続き
さて、なぜルンバウォークのレッスンがダメなのか?
なぜ、実学じゃないのか?
についてお話しよう。
と、その前に・・・
これから話す内容は、
ルンバウォークに限らず、
すべてのテクニックに通用する
ことなんで、
(ルンバウォークの部分を
他のテクニック名に置き換えてみるといいね)
ポイントを押さえながら、
よーく聴いておくんなまし・・・
さて、誤解のないようにいっておくと、
「ルンバウォーク自体は、悪くない」
悪いどころか、ワタクシも、
「ルンバウォークはスグレモノ!!」だと解釈している。
理由は、
前回の色んな人からのオススメ例とほぼ一緒だ。
(第900話参照)
まぁいや、守備範囲の広いテクニックってこと。
ルンバウォークが上手くなることは、
他の種目が上手くなることと見事にリンクしているものね。
ルンバという種目の枠を超え、
身体操作の妙を教えてくれる、
非常に奥深いモンであると思っているよ。
ただし、
そのスグレモノ・テクニックであるルンバウォークも、
要は、
“使いよう=使い方次第”なんだな。
つまり、使い方次第で、
GOOD・テクニック=実学にもなるし、
実学には程遠い
NG・テクニックにもなるということだ。
GOOD・テクニックとなるか?
NG・テクニックとなるか?
は、次の2つの観点からの診断が分かりやすいだろう。
ルンバウォークをスルのが、
1. 誰であるか?
2. 何のために?
(その人のダンスにおいて何を目指しているのか)
1 の 誰であるか? のなかでも細やかに見てみよう。
初心者か? 中級者か? ベテランか?
ダンス習熟度がいかほどか
(単にダンス歴では図れないモンでもあるから
難しいところだね)
加えて、
その人のカラダつき・・・カラダが硬いか柔らかいか?
動きに関して・・・質が高いか?ソウではないか?
などの
(今のところの)
身体操作能力的にはどうか?
さらに
ラテン種目、ルンバが好きか?ソウではないか?
モノゴトにジックリ取り組むのが得意?不得意?
などの
好みとしてどうか?
次、
2 の 何のために?
パーティダンスが上手くなりたい?
デモンストレーションを成功させたい?
競技ダンスが上手くなりたい?
メダルテスト・教師試験に合格したい?
特に目標はないが、ダンスが上手くなりたい?
などの、
志向(目指すこと)が何であるのか
によって、ルンバウォークが、
GOOD・テクニックとなるか?
NG・テクニックとなるか?
言い換えれば、実学と言う観点から
ルンバウォークをする必要があるのか?ないのか?
が、ゼーンゼン変わってくるって事なんだ。
次回、もっとハッキリさせていこう。
ルンバウォークが実学になるケース
と、
ならないケース
続く第902話へ
Real Junko Voice
「もう一つの学連物語」
vol.78 ~ お年寄りの底力 ~
コミュニケーション広場のようなところに、
続々お年寄りが集ってきました。
そして、
「どっこらショ」
とばかり、ソファーに腰を下ろしています。
ケア係りの方が、
「ハイ、これからダンスをしますよ」
と、一人ひとりに声をかけるのだが、反応ナシ。
その表情は硬く、思い思いの世界にこもっているようにも見えます。
ワタシはあせってきました。
コレで、ダンスなんてできるのだろうか?
ほとんどの人が80歳以上と聞いています。
簡単なステップはとはいえ、覚えることは可能なのだろうか?
男女比も気になります。
おばあちゃんが圧倒的に多いのです。
果たして楽しんでもらえるのだろうか?
不安が全く解消されないうちに、
ダンスの時間がやってきてしまったのです。
ワタシは、気持ちを切り替えます。
もう、やるしかない。
思い切った策に出ました。
いつものやり方でいこうと判断したのです。
景気付け※をしようと思ったのです。
お年寄り向けに作っていったCDをやめ、
普段どおりのものを使用するようお手伝いのY氏に指示を送ります。
イベント、開始。
全員輪になり、手をつなぎ、
ラテンミュージックの“メレンゲ”で足ふみ。
ミュージック、スタート!
驚くべきことが起こりました。
みんなが楽しそうに笑い始めたのです。
表情が輝いています。
続いて、二人組になって“サンバ”
コレも音楽に乗って、
なんとなんと、立派に踊っているではありませんか!?
お年寄りにはラテンミュージックは無理!?
とんでもない決め付けでした。
男性が少ないため、おばあちゃん同士でも踊ってもらいましたが、
実に楽しそう。
パートナーチェンジをしながら、次々に踊ります。
簡単なジルバ、ブルースまでマスター・・・
ケア係の方たちも、仰天しています。
脚が痛くて、今日は見学します、といっていたおばあちゃんも、
そんなことを忘れてしまっているかのように踊っていたといいます。
「ダンスってすごいですネェ」
ダンスの底力。
お年寄りの底力・・・素晴らしい。
※勢いや元気をつけること
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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実学かどうかの診断
ダンス実学主義の夜明け ⑤
前回の続き
さて、なぜルンバウォークのレッスンがダメなのか?
なぜ、実学じゃないのか?
についてお話しよう。
と、その前に・・・
これから話す内容は、
ルンバウォークに限らず、
すべてのテクニックに通用する
ことなんで、
(ルンバウォークの部分を
他のテクニック名に置き換えてみるといいね)
ポイントを押さえながら、
よーく聴いておくんなまし・・・
さて、誤解のないようにいっておくと、
「ルンバウォーク自体は、悪くない」
悪いどころか、ワタクシも、
「ルンバウォークはスグレモノ!!」だと解釈している。
理由は、
前回の色んな人からのオススメ例とほぼ一緒だ。
(第900話参照)
まぁいや、守備範囲の広いテクニックってこと。
ルンバウォークが上手くなることは、
他の種目が上手くなることと見事にリンクしているものね。
ルンバという種目の枠を超え、
身体操作の妙を教えてくれる、
非常に奥深いモンであると思っているよ。
ただし、
そのスグレモノ・テクニックであるルンバウォークも、
要は、
“使いよう=使い方次第”なんだな。
つまり、使い方次第で、
GOOD・テクニック=実学にもなるし、
実学には程遠い
NG・テクニックにもなるということだ。
GOOD・テクニックとなるか?
NG・テクニックとなるか?
は、次の2つの観点からの診断が分かりやすいだろう。
ルンバウォークをスルのが、
1. 誰であるか?
2. 何のために?
(その人のダンスにおいて何を目指しているのか)
1 の 誰であるか? のなかでも細やかに見てみよう。
初心者か? 中級者か? ベテランか?
ダンス習熟度がいかほどか
(単にダンス歴では図れないモンでもあるから
難しいところだね)
加えて、
その人のカラダつき・・・カラダが硬いか柔らかいか?
動きに関して・・・質が高いか?ソウではないか?
などの
(今のところの)
身体操作能力的にはどうか?
さらに
ラテン種目、ルンバが好きか?ソウではないか?
モノゴトにジックリ取り組むのが得意?不得意?
などの
好みとしてどうか?
次、
2 の 何のために?
パーティダンスが上手くなりたい?
デモンストレーションを成功させたい?
競技ダンスが上手くなりたい?
メダルテスト・教師試験に合格したい?
特に目標はないが、ダンスが上手くなりたい?
などの、
志向(目指すこと)が何であるのか
によって、ルンバウォークが、
GOOD・テクニックとなるか?
NG・テクニックとなるか?
言い換えれば、実学と言う観点から
ルンバウォークをする必要があるのか?ないのか?
が、ゼーンゼン変わってくるって事なんだ。
次回、もっとハッキリさせていこう。
ルンバウォークが実学になるケース
と、
ならないケース
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「もう一つの学連物語」
vol.78 ~ お年寄りの底力 ~
コミュニケーション広場のようなところに、
続々お年寄りが集ってきました。
そして、
「どっこらショ」
とばかり、ソファーに腰を下ろしています。
ケア係りの方が、
「ハイ、これからダンスをしますよ」
と、一人ひとりに声をかけるのだが、反応ナシ。
その表情は硬く、思い思いの世界にこもっているようにも見えます。
ワタシはあせってきました。
コレで、ダンスなんてできるのだろうか?
ほとんどの人が80歳以上と聞いています。
簡単なステップはとはいえ、覚えることは可能なのだろうか?
男女比も気になります。
おばあちゃんが圧倒的に多いのです。
果たして楽しんでもらえるのだろうか?
不安が全く解消されないうちに、
ダンスの時間がやってきてしまったのです。
ワタシは、気持ちを切り替えます。
もう、やるしかない。
思い切った策に出ました。
いつものやり方でいこうと判断したのです。
景気付け※をしようと思ったのです。
お年寄り向けに作っていったCDをやめ、
普段どおりのものを使用するようお手伝いのY氏に指示を送ります。
イベント、開始。
全員輪になり、手をつなぎ、
ラテンミュージックの“メレンゲ”で足ふみ。
ミュージック、スタート!
驚くべきことが起こりました。
みんなが楽しそうに笑い始めたのです。
表情が輝いています。
続いて、二人組になって“サンバ”
コレも音楽に乗って、
なんとなんと、立派に踊っているではありませんか!?
お年寄りにはラテンミュージックは無理!?
とんでもない決め付けでした。
男性が少ないため、おばあちゃん同士でも踊ってもらいましたが、
実に楽しそう。
パートナーチェンジをしながら、次々に踊ります。
簡単なジルバ、ブルースまでマスター・・・
ケア係の方たちも、仰天しています。
脚が痛くて、今日は見学します、といっていたおばあちゃんも、
そんなことを忘れてしまっているかのように踊っていたといいます。
「ダンスってすごいですネェ」
ダンスの底力。
お年寄りの底力・・・素晴らしい。
※勢いや元気をつけること
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