初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
社交ダンス的・プロトコールのススメvol.3
マナーとしてのホールド!?
~社交ダンサーのための“距離感”の教養 ①~
エンエン続くスロー・フォックストロットのシリーズ中、
突然ですが、
“社交”ダンスが上手くなるためには、
絶対に外せない、外しちゃならない
大いなるテクニックの伝授をいたしたいと思います。
と、言いましても
「社交ダンス的・プロトコール※」シリーズでの
取り扱いと言うことは、
ソウ、コレって、
社交ダンスの中でのマナー
というポジションにおくべき、
テクニックなんです。
言い換えれば、コレを習得していないと、
メッチャ、ベテランさんであっても、
イヤ、踊りなれた方ほど、お相手に
「踊っていて心地悪い、イヤな人・・・」
なぁんて、
印象付けをしちゃってる可能性は大
反対に、コレを習得できたなら
「ビックリ!すごく踊りやすいですネェ」
とか
「いやぁ、気持ちよく踊れましタァ」
と、パーティ会場では感謝され、
競技においては、
「スゴイ、表現力がついたわね」
とか
「アナタのホールドはすごく居心地がいいから、
思い切り踊れる」
となることで、
良い結果が期待できるカモ、なんだな。
さて、そのテクニックを身に付けることで
なぜ、そんなGOODな状況を生むのかといえば、
ズバリ
ホールド(男女の組み方)が
変化するから 、だ。
つまりは、ホールドというテクニックを
単なるカタチだけで捉えることなく、
人間関係として見直すことによってのみ、
そのGOODな状況が作られるってモン。
当然、
コレって、実際のプロトコールの世界でも、
かなり重要視されているよ。
だもんで、習得した暁には、
日常の人間関係にも転用※1可能。
世のエグゼクティブ・クラスの方からも、
「さすが、社交ダンスをやってらっしゃるだけあって、
素晴らしいですな」
と、お褒めに与る(あずかる)ことができるでしょね。
ってことで、
社交ダンサー諸君、ココロして熟読なさって、
ゼヒゼヒ体得※2していただきたい!と
願う次第であります。
※1 本来の目的を他にかえて使用すること
※2 体験を通して知ること。理解して自分のものにすること
ハイ、ではコレっていったいどんなテクニックでしょ??
ん? タイトル見たら分かるって?
ソウね、
キーワードは、
距離感
パーソナル・スペース
つまりは、
男女がホールドする際(組む際)の
ちょうどいい距離感を察し、
実践できるテクニックなんだ。
コレができれば、
スタンダード種目におけるコンタクトや、
ラテン種目におけるコネクションの、
イメージは劇変スルでショネェ。
スタンダードにおいて
「5つ(または6つ)のコンタクトを気にして、
一生懸命に組もうとしていたけれど、
なぁーんだ、ソレはカタチを追っていただけで、
本当はチットモ組めていなかったのね」
ってことや、
ラテンにおいて
「ハンド・コネクションを意識しすぎて、
反対に、組めなかったんだ」
という、事態に気付くことができれば、
大合格!!
ね、面白そうでしょ?
では次回より乞うご期待!
続く第872話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.60 ~ ダンスのプロになりたい! ~
ワタシは、かなり早くに就職先が決定していました。
トアル、不動産会社です。
なぜ、ソコに?
当時、非常に勢いのある会社だったから?
女性の力を引き出してくれる職場として評判だったから?
いいえ、特にその会社に魅了されたから、ではありません。
とにかく、できるだけ早く、できれば就職活動ナシで、
働き口が“降ってわいた”らラッキーと、かねがね思っていたのが、
本当に叶った(かなった)から、ソコに決定した・・・
ワタシの本心はこうでした。
「4回生の最後まで、ダンスを目いっぱいやりたい」
就職活動や卒論に、時間を奪われたくなかったのです。
ちなみに、卒論も着手からわずか2週間で原稿を書き上げています。
下書きナシで、いきなりの清書。
テーマは、
「北條民雄(ほうじょうたみお)」
ハンセン病に冒され、
二十四年のその短い生涯を癩(ライ)院で終えた天才作家について。
ハンセン病の収容所と、アウシュビッツ※を比べ・・
といったような内容でした。
テーマ選考の理由も、
作家活動期間が短い方であったため、調べやすい、
つまり、早くに卒論が仕上がるからという“不純”なものだったのです。
“事件”が起こったのは、
不動産会社の研修中のことでした。
研修先の青森のホテルから“その人”に電話したところ、
「帰ってきたら、話し合いたいことがある」
やや興奮気味な声が聞こえてきたのです。
「ナニ? 今、言って」
帰るまで待てない心境のワタシは問いつめます。
すると、 “父”から、突然
「話がある」
と、呼び出され、行ってみると、
「カップルでプロにならないか?」
という打診だった、というのです。
「僕は留年が決定してしまっている、
今年、卒業できないってことを伝えたら
『卒業まで、ウチでバイトをすれば良い』って」
そして
「アナタはどうかって聞かれたよ。
就職が決まっているんだろう?って」
瞬間で、ココロは決定しました。
会社は辞める。
ダンスのプロになる。
いえ、ダンスを続けたい、それだけでした。
ダンスが続けられるなら、
それ以上に望むものは何も、ナイ・・・
※第2次大戦中、ナチス・ドイツのホロコースト(大量虐殺)施策に
用いられた強制収容所の一つ
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社交ダンス的・プロトコールのススメvol.3
マナーとしてのホールド!?
~社交ダンサーのための“距離感”の教養 ①~
エンエン続くスロー・フォックストロットのシリーズ中、
突然ですが、
“社交”ダンスが上手くなるためには、
絶対に外せない、外しちゃならない
大いなるテクニックの伝授をいたしたいと思います。
と、言いましても
「社交ダンス的・プロトコール※」シリーズでの
取り扱いと言うことは、
ソウ、コレって、
社交ダンスの中でのマナー
というポジションにおくべき、
テクニックなんです。
言い換えれば、コレを習得していないと、
メッチャ、ベテランさんであっても、
イヤ、踊りなれた方ほど、お相手に
「踊っていて心地悪い、イヤな人・・・」
なぁんて、
印象付けをしちゃってる可能性は大
反対に、コレを習得できたなら
「ビックリ!すごく踊りやすいですネェ」
とか
「いやぁ、気持ちよく踊れましタァ」
と、パーティ会場では感謝され、
競技においては、
「スゴイ、表現力がついたわね」
とか
「アナタのホールドはすごく居心地がいいから、
思い切り踊れる」
となることで、
良い結果が期待できるカモ、なんだな。
さて、そのテクニックを身に付けることで
なぜ、そんなGOODな状況を生むのかといえば、
ズバリ
ホールド(男女の組み方)が
変化するから 、だ。
つまりは、ホールドというテクニックを
単なるカタチだけで捉えることなく、
人間関係として見直すことによってのみ、
そのGOODな状況が作られるってモン。
当然、
コレって、実際のプロトコールの世界でも、
かなり重要視されているよ。
だもんで、習得した暁には、
日常の人間関係にも転用※1可能。
世のエグゼクティブ・クラスの方からも、
「さすが、社交ダンスをやってらっしゃるだけあって、
素晴らしいですな」
と、お褒めに与る(あずかる)ことができるでしょね。
ってことで、
社交ダンサー諸君、ココロして熟読なさって、
ゼヒゼヒ体得※2していただきたい!と
願う次第であります。
※1 本来の目的を他にかえて使用すること
※2 体験を通して知ること。理解して自分のものにすること
ハイ、ではコレっていったいどんなテクニックでしょ??
ん? タイトル見たら分かるって?
ソウね、
キーワードは、
距離感
パーソナル・スペース
つまりは、
男女がホールドする際(組む際)の
ちょうどいい距離感を察し、
実践できるテクニックなんだ。
コレができれば、
スタンダード種目におけるコンタクトや、
ラテン種目におけるコネクションの、
イメージは劇変スルでショネェ。
スタンダードにおいて
「5つ(または6つ)のコンタクトを気にして、
一生懸命に組もうとしていたけれど、
なぁーんだ、ソレはカタチを追っていただけで、
本当はチットモ組めていなかったのね」
ってことや、
ラテンにおいて
「ハンド・コネクションを意識しすぎて、
反対に、組めなかったんだ」
という、事態に気付くことができれば、
大合格!!
ね、面白そうでしょ?
では次回より乞うご期待!
続く第872話へ
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「もう一つの学連物語」
vol.60 ~ ダンスのプロになりたい! ~
ワタシは、かなり早くに就職先が決定していました。
トアル、不動産会社です。
なぜ、ソコに?
当時、非常に勢いのある会社だったから?
女性の力を引き出してくれる職場として評判だったから?
いいえ、特にその会社に魅了されたから、ではありません。
とにかく、できるだけ早く、できれば就職活動ナシで、
働き口が“降ってわいた”らラッキーと、かねがね思っていたのが、
本当に叶った(かなった)から、ソコに決定した・・・
ワタシの本心はこうでした。
「4回生の最後まで、ダンスを目いっぱいやりたい」
就職活動や卒論に、時間を奪われたくなかったのです。
ちなみに、卒論も着手からわずか2週間で原稿を書き上げています。
下書きナシで、いきなりの清書。
テーマは、
「北條民雄(ほうじょうたみお)」
ハンセン病に冒され、
二十四年のその短い生涯を癩(ライ)院で終えた天才作家について。
ハンセン病の収容所と、アウシュビッツ※を比べ・・
といったような内容でした。
テーマ選考の理由も、
作家活動期間が短い方であったため、調べやすい、
つまり、早くに卒論が仕上がるからという“不純”なものだったのです。
“事件”が起こったのは、
不動産会社の研修中のことでした。
研修先の青森のホテルから“その人”に電話したところ、
「帰ってきたら、話し合いたいことがある」
やや興奮気味な声が聞こえてきたのです。
「ナニ? 今、言って」
帰るまで待てない心境のワタシは問いつめます。
すると、 “父”から、突然
「話がある」
と、呼び出され、行ってみると、
「カップルでプロにならないか?」
という打診だった、というのです。
「僕は留年が決定してしまっている、
今年、卒業できないってことを伝えたら
『卒業まで、ウチでバイトをすれば良い』って」
そして
「アナタはどうかって聞かれたよ。
就職が決まっているんだろう?って」
瞬間で、ココロは決定しました。
会社は辞める。
ダンスのプロになる。
いえ、ダンスを続けたい、それだけでした。
ダンスが続けられるなら、
それ以上に望むものは何も、ナイ・・・
※第2次大戦中、ナチス・ドイツのホロコースト(大量虐殺)施策に
用いられた強制収容所の一つ
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