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カーブド・フェザー・トウ・バック・フェザー 

に限ったわけではないけれど、このような

“技アリ”なフィガーは、

インナーマッスル使用か、

ソウでないかで、
ものすごく大きな差が出ちゃウンモンなんだな。
って言われてもねぇ・・・
インナーマッスル使用で踊ったときと、
ソウでないとき(アウターマッスルのみ使用)の差が、
イマイチ分からないって方のために、
チョイ、比較してみようか。


カーブド・フェザー・トウ・バック・フェザー 

インナーマッスル使用 VS アウターマッスルのみ使用


インナーマッスル使用の場合

・第1歩目右足前進の前、体重のある左足の上で、
CBMのアクションが生み出されるわけだが、
このとき、
吊り上げ筋肉(主に大腰筋・腰方形筋)作動により、
ヒザが曲がりにくいカラダ環境のはず。
なので、
下に落ちてしまうのみの
“NGロゥア”にならないで済む


・右足前進の後、左足はまだ後ろにある。
その左足をカラダの中で引っ張ってきて、
前進、そのとき、まだ右足はまだ後ろにある。
その右足をカラダの中で引っ張ってきて、
前進・・という風に、
カラダの中で次の足を引っ張ってくる
操作感覚がハッキリとある

その引っ張り操作の間に、
スウェイが生まれる感覚
がハッキリとある。
そのため、カーブが上手く操作できる。

・カーブド・フェザーの2歩目から3歩目、
バック・フェザーの2歩目から3歩目
ともに、
フットワーク「TH=トウヒール」の操作が
非常に丁寧
になる。
また、タイミングは「QQ=クイック・クイック」
だが、切れてしまうことなく
ズーッとつないでユッタリと踊れる
音楽性豊かなシーンとなる

・カーブド・フェザーの2歩目から3歩目で、
(男性)前進から後退へ(女性)後退から
前進へとアクションが切り替わる際の操作感覚を
ジックリとカラダの中で、味わうことができる

また、その際、音楽がよく聴こえる

・右足から左足・左足から右足の“踏みかえ”が、
みぞおちの奥辺りで感じられる。
両足の間の距離が少ないため、
踏みかえ操作ミスがない
(あ、立てない!とはならない)

・すべてのロゥアが、
「下に向かっている=落ちている」と言う感覚でなくなる。
前進および後退方向に移動をしようとしたとき、
最も良い時期に「ヒザを使う」と言う操作が、
ある意味、勝手に無意識になされるため、
移動が大きくスムーズにできる割には
足・脚は使った感がない



アウターマッスルのみ使用

・第1歩目右足前進の前、
体重のある左足の上で“ヒザを使おう”とするあまり、
下に落ちてしまい“NGロゥア”となり、
スムーズに移動しにくい状況になる


・カーブド・フェザーは、3歩前進、
バック・フェザーは3歩後退
コレが、足・脚のみの操作でなされるため、
ヒザがガクガク・ツッパリなど、
アクシデントが多くなる。

・スウェイが上手くかからないゆえに、
カーブが上手く切れない

・フットワークが、おろそかになる。
丁寧に正確にしようとしたら、カラダか緊張し、
スムーズに動けなくなる。

音楽性の感じられない
つまらないアクションになる。

・カーブド・フェザーの2歩目から3歩目で、
(男性)前進から後退へ(女性)後退から
前進へとアクションにブレーキがかかり、
切り替わる際の操作がものすごく難しいものとなる


・ヒザ・足首など使った感覚はあるが、
その割には距離が進まない。


     続く第871話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.59 ~ 優勝・ラスト・オナーダンス ~
 
結局、“両親”に挨拶することができないまま、
決勝戦に向かうことになりました。

選手入場口にスポットライトが当ります。
背番号、名前をコールされ、大声援の中、フロアーを進みます。
コレが最後の競技会。
本当に最後・・・
ソウ思うと、思わず胸が熱くなります。

幸いなことに“両親”に観られていることなど、
とっくに頭から飛んでいました。
悔いのないように、とにかく思い切り踊る、それだけでした。

決勝戦は審査員の“旗揚げ”が行われます。
自分たちの番です。
ほとんどの審査員が1位を掲げています。
会場全体から
「おぉ~ッ」
と声が沸き上がります。
大拍手。

終わりました。

優勝・・・でした。

オナーダンスは迷った挙句、ルンバにしました。
最後は“その人”が決めました。
「フィナーレもルンバを踊るのに、どうして?」
と、尋ねると、驚きの答えが返ってきました。

「先生、観たいかな、と思って」

あ、
“両親”のことなど、すっかり忘れていまいした。
ソレを聞いたのは、
もうすでに踊り終わった後だったので、良かったのですが、
先に聞いていたら、ものすごく硬くなってしまったと思います。

“両親”はドコで観ていたのだろうか?
一般応援席では、見かけなかったように思ったのだが・・・
急に心配になってきました。

「先生たちは、きっと、フィナーレは観ないで帰るだろうから」
“その人”はコトモナゲにそう言います。
“父”に作ってもらったステップ、
晴れの舞台で、“両親”に観て欲しかったとでもいうのでしょうか。

と、また、フロアーの向こうでざわめきです。
どうも“来賓=両親”の退出のようです。
優勝のお礼の挨拶に行かねばならない、
とっさにそう判断したワタシたちはざわめきの方に急いで向かいます。

“両親”は私たちの顔を見るや、満面の笑みです。
そして“父”は、
「良かったよ」

“母”は、少し愉快そうに
「あんたら、スターやな」
それだけ言って、
サッと手を上げると、颯爽と姿を消して行きました。

スカウト、終了。
「一応、及第点に達する」の瞬間だったようです。
とは、すべて、後で分かったことですが・・・



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