初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
はーい、皆さん!
これからダンスを安全かつ有意義に、
また、細心かつ大胆に踊るための
“姿勢=ポスチャー”を作っていきますよ。
そのために必要なのは、
インナーマッスル・アンダーウエア
インナーマッスルの下着だ。
コレを順序どおりに正しく直接、
“ガイコツ”に、つけていく。
え、誰のガイコツかって?
モチ、アナタ自身の、よ。
自分のカラダであっても、
“ガイコツ”は目には見えないから、
シッカリ感じて、ね。
もし、アナタのお部屋にガイコツ模型があるなら、
(そんなもんないか・・・)
ソレをみながらトライしてみよう。
インナーマッスル・アンダーウエアを
身につけていくプロセスで、
エネルギー(音楽・床からの反作用)が、
カラダの中を流れるため、
「ワァオ、踊っているぅ!!」
ってな、アクションの連続になる。
つまり
「下着を着ける行為=すでに踊っている」
ことになるので
「あ、スタート、するのちょっと待って!
まだ下着、着けていないから」
と、ダンスをストップさせなくて良し。
では、さっそく、い・く・よ。
床にリラックスして立つ。
どんな立ち方でも基本的には良いんだけれど、
一応、変化が分かりやすい“構え”として・・・
どちらか片方の足に体重を乗せ、
もう一方の足を、前にラクに伸ばして置いておく。
これからルンバを踊るのかな?って感じかな。
そこから、
自分の“重み”が、
床の中に入っていく感覚があればGOOD。
床からの反作用が少しでも
「お、来たな」となったら、始めよう。
しょっぱなにつけるべきアンダーウエアは、
・・・コルセットだ。
(第304話参照)
腹横筋(ふくおうきん)
簡単に言えば、お腹を締めるインナーマッスルだ。
アバラの間から下腹部まで、
横からググって締めるわけだけど、
ポイントは、呼吸を使って、丁寧に・・・だ。
プラクティス方法は、
両腕を四方八歩にながーく伸ばし、
その手で、周囲のエネルギーを集め、
カラダに取り込むようなアクションをすることから
始まるんだ。
ここで音楽(ゆっくり目のルンバ・ワルツ・スローなどの
音楽が似合うかな)
が、かかっていたら、なおさらGOOD。
音楽エネルギーを集め、
大切に抱くような感じのモーション(身振り・動作)
をくりかえす。
どう?
お腹がキューって気持ちよく締まってきたかナァ?
腹横筋は呼吸筋だから、
息をグッと詰めてしまわないように注意。
吐いたり、吸ったりしながら、
お腹の辺りにエネルギーを集めていく感じだ。
以上のアクション、気分を乗せてやってみよう。
きっと、外から見たら踊ってるように見えているよ。
お次のアンダーウエアに進もう。
腹横筋(ふくおうきん)装着の後、すぐに開始OKだ。
おなじみの・・・吊りバンド
(第23話参照)
大腰筋(だいようきん)だ。
脚をみぞおちに向かって、
吊り上げていくモーションをするんだ。
みぞおち辺りから操り人形の糸が付いているごとくの、
操作をするわけ。
よくわかんないって方は、
手のひらで、下腹をスーッとみぞおち辺りまでなで上げる。
すると、
お腹がシューッとペッタンコになり、
前に伸ばしておいた脚が、
少々床から自然と浮き上がり、
カラダの中に入っていく感じがしたらOK。
ソレとほぼ同時につけていくアンダーウエアが
腰の裏にあるもうひとつの
・・・吊りバンド
(第395話参照)
腰方形筋(ようほうけいきん)だ。
位置的には大腰筋とほぼ同じ。
大腰筋がカラダの前面で、
腰方形筋が背面って感じの違いはあるけれどね。
腰方形筋も呼吸筋なので、呼吸をしながら、
骨盤をアバラに向かって吊り上げていくんだ。
大腰筋(だいようきん)と、
腰方形筋(ようほうけいきん)
ダブルの吊りバンド作用で、
脚がフーッと床から浮き上がってきて、
腰もラクに上がってきて・・・
そのときの、ボディチェックをしよう。
え? ちょっとオシリが抜けているみたいだって?
それに、オシリの穴は締めなくていいのかですって?
いいのよ、それで。
ちゃーんとコルセットを締め、
正しく吊りバンドをつければ、
脚や骨盤はメッチャ楽な感覚になるんだ。
そんでもって、腰元はやや前傾に。
それでOKだ。
お次は背骨をズーッと上に引き上げていく
アンダーウェアの登場
・・・背骨のファスナー
(第305話参照)
多裂筋(たれつきん)
脊椎の1個1個を大切に上昇していく感じ。
溜め込まれた音楽エネルギーも一緒に上昇!
だんだん、背が高くなっていく感じがするかな?
そして、肩甲骨の辺りまでやってきて3方向に分かれる。
まずは左右両腕方向へ。
肩甲骨と背骨をつなぐアンダーウェアである
・・・バック・クロスバンド
(背中でバッテンになったバンド。
両大腰筋とクロス方向につながっているから)
菱形筋(りょうけいきん=第62話参照)
辺りをとおって、
両腕そして、
指先にまでエネルギーが運ばれていくんだ。
ソレをイメージして、
肩甲骨・肩・腕・指先と、動かしていこう。
ソウ、
目いっぱい揺れ動くアームアクションでOKだよ。
最後は頭のほうへ。
頭蓋骨と首のジョイントである
・・・ヘアーバンド
後頭下筋(こうとうかきん)
を通り、スーッと首は高く引き上げられ、
頭はやや前に移動。
(第851・854話参照)
この頃には、
エネルギーもカラダ中に充満し始めているかな?
なら、大成功
続く 第867話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.55 ~ 最後の全日戦勝利 ~
全日本戦には、
その日の“勝ち組”だけが体験できる誇らしいイベントがあります。
イベントは2つあります。
まずは準決勝進出者による“パレード”です。
大学名、名前がアナウンスされると、
各応援団から大拍手、歓声が巻き起こります。
そんな中、熱い視線をいっぱいに浴びながら、場内を一周するのです。
もう一つは、決勝進出者による約1分間のソロです。
基本的に決勝は6カップル選ばれますが、
6カップルいっせいに踊る通常の審査の前に、
1カップルずつ踊る機会を与えてもらえるのです。
場内は薄暗くなり、演舞者にはスポットライトが当てられます。
過去3回、いつも予選敗退組みだったワタシは、
それらのイベントを観客席から応援団に混じって観ていました。
悔しい気持ち、辛い気持ち、恥ずかしい気持ち、
色んな感情につぶされ、沈みきったハートにとって、
“舞台”で繰り広げられる晴れがましい世界は、
あまりに遠過ぎるものでした。
そういえば3回生の時、
後輩カップルに先を越されてしまった経験があります。
そのときは、まさに屈辱の思いで、
パレードをにらむように見ていました。
さて、最後の全日本、後楽園ホール。
その晴れがましい瞬間が、ついにワタシにもやってきたのです。
パレード。
“その人”と手を取り合い、大拍手、大喝采の中、歩きます。
思い切り胸を張り、顔を上げ、晴れやかな笑顔で・・・
観客席にいる同期の女子がチラと目に入ります。
笑っています。手を振っています。
それが最もうれしかったことでした。
準決勝でのダンス終了後、いよいよ、発表です。
壁に張り出された模造紙の前に、
マジックを手にした採点管理のモノが走りこんできます。
・・・あぁ背番号に赤丸がつきました。
夢にまで見た“決勝進出”が決定した瞬間です。
“両親”の顔を思い出します。
すぐさま知らせたい心境にかられます。
関西の連盟委員長であった
“その人”は責任を果たせたという思いだったのでしょう。
うれしいというより安堵(あんど)※の表情です。
ソロを待つ間、心臓の音が聞こえるほどでした。
そして、自分たちの名前が呼ばれます。
組んだ瞬間“その人”の震えが伝わってきました。
かえって気持ちが落ち着きます。
アッという間でした。
緊張のあまり、
ほとんど何も意志的な動きはできなかったように思います。
しかし、レッスンを重ねたことによって、
勝手にカラダが進むようになっていました。
結果は4位。
もう、十分でした。
“両親”への電話。
“父”です。
「どやった?」
前置き、挨拶一切ナシでいきなり尋ねてくる様子に、
待っていてくれたんだと分かります。
「おめでとう」
「ありがとうございます」
この通い合うココロのおかげでしょう、
“親子”は次なる方向に駒を進めることができたのです。
※気がかりなことが除かれ、安心すること
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はーい、皆さん!
これからダンスを安全かつ有意義に、
また、細心かつ大胆に踊るための
“姿勢=ポスチャー”を作っていきますよ。
そのために必要なのは、
インナーマッスル・アンダーウエア
インナーマッスルの下着だ。
コレを順序どおりに正しく直接、
“ガイコツ”に、つけていく。
え、誰のガイコツかって?
モチ、アナタ自身の、よ。
自分のカラダであっても、
“ガイコツ”は目には見えないから、
シッカリ感じて、ね。
もし、アナタのお部屋にガイコツ模型があるなら、
(そんなもんないか・・・)
ソレをみながらトライしてみよう。
インナーマッスル・アンダーウエアを
身につけていくプロセスで、
エネルギー(音楽・床からの反作用)が、
カラダの中を流れるため、
「ワァオ、踊っているぅ!!」
ってな、アクションの連続になる。
つまり
「下着を着ける行為=すでに踊っている」
ことになるので
「あ、スタート、するのちょっと待って!
まだ下着、着けていないから」
と、ダンスをストップさせなくて良し。
では、さっそく、い・く・よ。
床にリラックスして立つ。
どんな立ち方でも基本的には良いんだけれど、
一応、変化が分かりやすい“構え”として・・・
どちらか片方の足に体重を乗せ、
もう一方の足を、前にラクに伸ばして置いておく。
これからルンバを踊るのかな?って感じかな。
そこから、
自分の“重み”が、
床の中に入っていく感覚があればGOOD。
床からの反作用が少しでも
「お、来たな」となったら、始めよう。
しょっぱなにつけるべきアンダーウエアは、
・・・コルセットだ。
(第304話参照)
腹横筋(ふくおうきん)
簡単に言えば、お腹を締めるインナーマッスルだ。
アバラの間から下腹部まで、
横からググって締めるわけだけど、
ポイントは、呼吸を使って、丁寧に・・・だ。
プラクティス方法は、
両腕を四方八歩にながーく伸ばし、
その手で、周囲のエネルギーを集め、
カラダに取り込むようなアクションをすることから
始まるんだ。
ここで音楽(ゆっくり目のルンバ・ワルツ・スローなどの
音楽が似合うかな)
が、かかっていたら、なおさらGOOD。
音楽エネルギーを集め、
大切に抱くような感じのモーション(身振り・動作)
をくりかえす。
どう?
お腹がキューって気持ちよく締まってきたかナァ?
腹横筋は呼吸筋だから、
息をグッと詰めてしまわないように注意。
吐いたり、吸ったりしながら、
お腹の辺りにエネルギーを集めていく感じだ。
以上のアクション、気分を乗せてやってみよう。
きっと、外から見たら踊ってるように見えているよ。
お次のアンダーウエアに進もう。
腹横筋(ふくおうきん)装着の後、すぐに開始OKだ。
おなじみの・・・吊りバンド
(第23話参照)
大腰筋(だいようきん)だ。
脚をみぞおちに向かって、
吊り上げていくモーションをするんだ。
みぞおち辺りから操り人形の糸が付いているごとくの、
操作をするわけ。
よくわかんないって方は、
手のひらで、下腹をスーッとみぞおち辺りまでなで上げる。
すると、
お腹がシューッとペッタンコになり、
前に伸ばしておいた脚が、
少々床から自然と浮き上がり、
カラダの中に入っていく感じがしたらOK。
ソレとほぼ同時につけていくアンダーウエアが
腰の裏にあるもうひとつの
・・・吊りバンド
(第395話参照)
腰方形筋(ようほうけいきん)だ。
位置的には大腰筋とほぼ同じ。
大腰筋がカラダの前面で、
腰方形筋が背面って感じの違いはあるけれどね。
腰方形筋も呼吸筋なので、呼吸をしながら、
骨盤をアバラに向かって吊り上げていくんだ。
大腰筋(だいようきん)と、
腰方形筋(ようほうけいきん)
ダブルの吊りバンド作用で、
脚がフーッと床から浮き上がってきて、
腰もラクに上がってきて・・・
そのときの、ボディチェックをしよう。
え? ちょっとオシリが抜けているみたいだって?
それに、オシリの穴は締めなくていいのかですって?
いいのよ、それで。
ちゃーんとコルセットを締め、
正しく吊りバンドをつければ、
脚や骨盤はメッチャ楽な感覚になるんだ。
そんでもって、腰元はやや前傾に。
それでOKだ。
お次は背骨をズーッと上に引き上げていく
アンダーウェアの登場
・・・背骨のファスナー
(第305話参照)
多裂筋(たれつきん)
脊椎の1個1個を大切に上昇していく感じ。
溜め込まれた音楽エネルギーも一緒に上昇!
だんだん、背が高くなっていく感じがするかな?
そして、肩甲骨の辺りまでやってきて3方向に分かれる。
まずは左右両腕方向へ。
肩甲骨と背骨をつなぐアンダーウェアである
・・・バック・クロスバンド
(背中でバッテンになったバンド。
両大腰筋とクロス方向につながっているから)
菱形筋(りょうけいきん=第62話参照)
辺りをとおって、
両腕そして、
指先にまでエネルギーが運ばれていくんだ。
ソレをイメージして、
肩甲骨・肩・腕・指先と、動かしていこう。
ソウ、
目いっぱい揺れ動くアームアクションでOKだよ。
最後は頭のほうへ。
頭蓋骨と首のジョイントである
・・・ヘアーバンド
後頭下筋(こうとうかきん)
を通り、スーッと首は高く引き上げられ、
頭はやや前に移動。
(第851・854話参照)
この頃には、
エネルギーもカラダ中に充満し始めているかな?
なら、大成功
続く 第867話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.55 ~ 最後の全日戦勝利 ~
全日本戦には、
その日の“勝ち組”だけが体験できる誇らしいイベントがあります。
イベントは2つあります。
まずは準決勝進出者による“パレード”です。
大学名、名前がアナウンスされると、
各応援団から大拍手、歓声が巻き起こります。
そんな中、熱い視線をいっぱいに浴びながら、場内を一周するのです。
もう一つは、決勝進出者による約1分間のソロです。
基本的に決勝は6カップル選ばれますが、
6カップルいっせいに踊る通常の審査の前に、
1カップルずつ踊る機会を与えてもらえるのです。
場内は薄暗くなり、演舞者にはスポットライトが当てられます。
過去3回、いつも予選敗退組みだったワタシは、
それらのイベントを観客席から応援団に混じって観ていました。
悔しい気持ち、辛い気持ち、恥ずかしい気持ち、
色んな感情につぶされ、沈みきったハートにとって、
“舞台”で繰り広げられる晴れがましい世界は、
あまりに遠過ぎるものでした。
そういえば3回生の時、
後輩カップルに先を越されてしまった経験があります。
そのときは、まさに屈辱の思いで、
パレードをにらむように見ていました。
さて、最後の全日本、後楽園ホール。
その晴れがましい瞬間が、ついにワタシにもやってきたのです。
パレード。
“その人”と手を取り合い、大拍手、大喝采の中、歩きます。
思い切り胸を張り、顔を上げ、晴れやかな笑顔で・・・
観客席にいる同期の女子がチラと目に入ります。
笑っています。手を振っています。
それが最もうれしかったことでした。
準決勝でのダンス終了後、いよいよ、発表です。
壁に張り出された模造紙の前に、
マジックを手にした採点管理のモノが走りこんできます。
・・・あぁ背番号に赤丸がつきました。
夢にまで見た“決勝進出”が決定した瞬間です。
“両親”の顔を思い出します。
すぐさま知らせたい心境にかられます。
関西の連盟委員長であった
“その人”は責任を果たせたという思いだったのでしょう。
うれしいというより安堵(あんど)※の表情です。
ソロを待つ間、心臓の音が聞こえるほどでした。
そして、自分たちの名前が呼ばれます。
組んだ瞬間“その人”の震えが伝わってきました。
かえって気持ちが落ち着きます。
アッという間でした。
緊張のあまり、
ほとんど何も意志的な動きはできなかったように思います。
しかし、レッスンを重ねたことによって、
勝手にカラダが進むようになっていました。
結果は4位。
もう、十分でした。
“両親”への電話。
“父”です。
「どやった?」
前置き、挨拶一切ナシでいきなり尋ねてくる様子に、
待っていてくれたんだと分かります。
「おめでとう」
「ありがとうございます」
この通い合うココロのおかげでしょう、
“親子”は次なる方向に駒を進めることができたのです。
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管理人ヒデ
eri様
初めまして。
お問い合わせの件につきましては、メールにて返答させていただきました。
よろしくお願い申し上げます。
初めまして。
お問い合わせの件につきましては、メールにて返答させていただきました。
よろしくお願い申し上げます。
2009/06/07 Sun 23:02 URL [ Edit ]
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