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メトロノーム・スイングとは、

「自分の行きたい方向に、

(上から)バランスを倒していくもの」


マァ、言えば、
頭から突っ込んでいく・・・ものなんだ。
コレが、
「一流のダンサーにはできる」
とは、
「一流のダンサーは、

垂直落下運動エネルギー

を上手く生かすことができる」
ってこと。

重力の垂直落下エネルギーに関しては、
色々お話してきたけれど、
(第826話参照)
その特徴をもう一度まとめておこう。

・ 避けることができない物理的エネルギー
・ 瞬時に働く
・ 人間の気持ち・想いで変化できない 
・ 破壊的パワーを持つ
・ 当たり前すぎて感じ取りにくい
・ 人体が悪い意味で適応してしまっている人がほとんど
・ ダンス・テクニックにドウ使われているか分かりにくい

ウーン、ナカナカ手ごわそうだね。
でも、一流のダンサーに昇格するには、
重力の垂直重力落下エネルギーを活かせるようになることが、
必須条件だろう。
さて、どうしたら良いんでしょね?

ジュンコ先生は、こう言う。
「下着をつけるべきよ!」

な、ナニを大胆な!?
ソレって一体!?!?

「誤解しないで。
下着と言っても筋肉の下着よ。
言うなれば、

“インナーマッスル・アンダーウエア”

(インナーマッスルの下着)


ソレと対比して、
アウターマッスルは服および上着、
そして装飾
ね」

ナニ?インナーマッスルの下着?
ソレをアウターマッスルの服の下にまとっていたら、
重力の垂直落下エネルギーを活かせるようになるわけ?

ジュンコ先生は答える。
「エエ、もちろん!!
ただし、普段の下着にも付け方と、
ソレを身に付ける順番ってモノがあるでしょ?
インナーマッスル・アンダーウエアも、ソレと同じ。
正しい付け方と身に付ける順番があるわ。
でもコレは、
もともとは人体がもっている自然な機能で、
ある意味、無意識的、
勝手にやってくれるものなんだけれど、
もっと、意識的操作にして、
インナーマッスルを活性化する必要がある。
なぜなら・・・

インナーマッスル感覚が

目覚めていない人が多いから
よ。

感覚が開かれていないと、

使いにくい


だから、
インナーマッスルを使っているつもりで、
アララ、ソレは、アウターマッスルじゃない!?
ってことが、よくあるのよ」

さて、ここでこんな質問があったとしよう。

「ジュンコ先生は、いつも、
『インナーマッスル、インナーマッスル』
って言っているけれど、
インナーマッスルが目覚めていないと、
ソレほどまでに困るものなのかなぁ?」


「インナーマッスルと、
アウターマッスル・・・
下着と上着??
イマイチぴんとこないんだ。
つまり、
それぞれの役割が分からないからかなぁ?」


「ねぇ、インナーマッスルは良いもので、
アウターマッスルは悪いものなの?
だって、ジュンコ先生はいつも
『インナーマッスルを使いなさい』
って言っているから」


ジュンコ先生は答える。
「OK、誤解を生まないためにも、
ここでまとめておきましょう。
タイトルはズバリ

インナーマッスルとアウターマッスル

その違いと役割


お手伝いとして、
ボーンちゃんを用意するわね
(第832話参照)

この“ガイコツ像”を見ながら説明していくわ。
その後に、
インナーマッスル・アンダーウエア
の、正しい付け方、つける順番も伝授するわね」

次回、乞うご期待!


      続く 第863話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.51 ~ 涙のプロレッスン ~
 
「とにかく“基礎”を大切にする先生」
「海外で勉強を積んでいる偉い先生」
教習所「K」の“両親”への先輩たちの評価です。
この辺りは、
「レッスンを受けてみたいな」と思わせる良いほうの“情報”です。

ワタシを恐れさせたのは、
「ルンバ・ウォークで教室を50周させられる」
とか、
「よく、更衣室で泣いている子を見かける」
といった、“両親”の厳しさを感じさせるものでした。
聞いているだけでドキドキし、暗い気持ちになったものです。

新規開拓の教習所「B」に通っている先輩たちからは、
そういう怖いウワサ話を一切聞いたことがありませんでした。
それどころか、
「レッスン? すごく楽しい、待ち遠しいよ」
といった類(たぐい)の情報しか伝わってこないのです。
実際、“教習所帰り”のカップルはみな、仲良さそうに練習を始めます。
習ってきた“ウォーク”なりを復習している姿は、
本当に楽しそうに見えました。
うらやましく思いました。
同時に、「B」を選択しなかった、
わがリーダーを恨めしく思ったものです。

恐れていた時がやってきました。
初めてのレッスンです。
担当は“母”でした。
種目はワルツ。

結果は・・・惨敗。
なんと初回ですでに、ワタシは、
「更衣室で涙する」体験をしてしまったのです。
「モダンは特に、基本的にはリーダーが直される。
女子はよっぽどでないと注意されない」
という、先輩の言葉も空しく、
ワタシばかりがこっぴどく直されたように感じました。

ただ、何をどう直されたのかはあまりよく覚えていません。
緊張しながら一通り踊り終わったところで、
ツカツカ近寄ってきた“母”から、
厳しいフィーリングで、

「女子、男子をもっと吸い込んで・・・」
とか何とか、言われた時点で、
カーッと舞い上がってしまったのです。

すぐさま対処できません。
追い討ちをかけるように注意を受けます。
これまた、直すことができません。
どうしよう、
“母”はイラついているようです。
アセル気持ちから、何もかもが上手く行かなくなってきました。

ようやく終わったときには、カラダよりココロがもうヘトヘトでした。

更衣室に逃げ込むように入り、
へたり込んでハラハラ泣きました。

そして・・・



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