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社交ダンスが上手くなるということ
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第782話の続き

さてさて、

カウント・プラクティス

ジュンコ先生がレッスン中、
みんなのダンスに対しカウントを言うとき、
気をつけていることを、まとめたものだよ。


① カウントの目指すところは、

優れた音楽の代わりであると心得、

心から歌うように、カウントを言う。


② 聴いていて、

心地良くなる様なトーンで、

(高音すぎず、低音すぎず)
カウントとカウントの間を
プツンプツン切らないようにする。


③ カウントの中に、
「こういう風に踊ればGOOD」
という情報を入れる

例えば、
踏み込むところは、低音で強く、
ライズがかかるところは、高音でやや弱めに。
ステップで特に強調するべき箇所は
大きな声でアクセントを。
長く引っ張るところは、
引っ張り具合を

声のトーンで表わす

強く踊るところは強く、
逆に柔らかく踊るところは柔らかく変化をつける。


④ できるだけ英語的にキレイな発音で、
しかも、

ダンス的にいい発声で。

どーいうことかというと、
例えば「スロー」というときも「スロウ」と
語尾を丸く、丁寧に引っ張る感じで
切らない用に言う

「クィック」は、
「クゥィックゥ」という感じになる
こうすることで実際に、
(そのカウントを聴いて踊っている人は)
角がなく、まろやかで丁寧で踊りになる
英語的にキレイな発音ってのは、
外国人になった気分で、
カッコよくやってみよう。
(恥ずかしがらずにね


インナーマッスルを使って、

お腹からシッカリと声を出す

ただし、力まないこと。
いずれにせよ、
(そのカウントを聴きながら踊っている人に)
そのまんま伝染しちゃうかもだから要注意。
つまり、カウントが良ければ、
インナーマッスルも使いやすくなるってこと。


なお、
“カウントを言いながら踊る”場合は
まだしも(まだいいが)、
カウントを言う人が一緒に踊っていないで、
“見ているだけ”で、
“外からカウントを言う”場合、
かなり注意をはらわなければならない。
なぜなら

“カウントを言う側”と

“ソレを聴いて踊る側”に

かなりの温度差


を生じてしまう場合が多いからだ。
外からカウントする場合は、
踊っている人の立ち場に立って、
まさに一緒に踊っているかのごとく、
カラダを使う感覚や、
心の動きまで
リアルな感じでのカウントが望まれる




「ヘェ~カウントを言うだけでも、
すごく勉強しなければいけないですねぇ」

とトシ子さん。



「そうね、言い換えれば、
ちゃんとカウントが言える人は、
いろんな勉強を積んだダンス上級者とも言えるわね。
だから、カウントを言う声を聴いているだけで、
つまり、

カウントの言い方で、

その人のダンスレベルが分かる
のよ」



「え~、ソレは面白いです」
といち早く反応したのは、物知り田島さんだ。

「よく、
ただの号令や数を数えているような、
平坦なカウント
をする人がいますが
アレではダメってことですね」




「ソウね。
聴く側のためにも、
カウントを言っている自分のためにもならないわね。
と、言うことで、
『なぜ、カウントを軽視してはいけないか』
のもう一つの理由に移るわよ。
一つ目は
『そのカウントを聴きながら、
踊っている人のダンスに影響を与えるから』
だったわね。
もう一つは

『カウントを言う本人のダンスに

影響を与えているから』




      続く 第786話へ



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