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特別シリーズ
社交ダンスが教えてくれたこと 人間美学そして哲学vol.7
インナー・コーチャーと出会うために
最高のコーチャーは自分自身!? ④
ハーイ、ではでは、
「インナー(内部)コーチャーに
どうすれば出会えるか?」
に入っていくよ。
前回、
インナー(内部)コーチャーとは
具体的にナニなのか?
について触れたけれど、
それは、
骨・筋肉・神経・脳・手足・胴体・頭部・・や、
気持ち・感情・意識・・
心とカラダに宿っている
目には見えないエネルギー
のようなモノ
ってことだったよね。
「分かったような、わからないような・・
いや、やっぱり分からないや」
って方のために、
もうチョイお話をさせて欲しい。
冷蔵庫の中の飲みかけの牛乳パック。
何気なく取って口に含む。
と、
「ワッ、腐っている!」
反射的に吐き出す。
「あ~危なかった」
人間には、
自分にとってためになるもの(良いもの)
or
ためにならないもの(悪いもの)
を感じ分ける、
かなり高性能な防衛装置が備わっているんだよね。
ナニ、使い方は簡単。
「自分はこんなふうになりたい」といった
目指す方向をこの装置に
インプットしておきさえすれば、
その基準に照らし合わせて、
「良いものか悪いものか」を
判断し知らせてくれるんだ。
例えば、
「もっと健康になりたい」
とインプットしておく。
そうすれば何かがあったとき、
これは健康に良いものと装置が判断したら
「快感・気持ち良い」
反対に悪いと判断したら
「不快感・気持ち悪い」として
知らせてくれるといった調子だ。
もっとも、人間の単なる個人的願望を超えた、
例えば、
「人として幸せでいたい」
「カラダにとってイイコトをしたい」など
普遍的・本質的願望や
人体の生存
に関する部分の判断は、
正しい基準が元々
生まれながらにしてインプット
されているから任せておいて大丈夫。
先の“牛乳事件”もその一例だ。
必ず「そっちに行っては危険だ!」と知らせ、
次の行動に導いてくれるんだ。
それはムッチャ頼りになる
「ボディガード兼お医者さん」。
さて、もうお分かりかな?
この
高感度センサー・
高性能な防衛装置こそが
最も信頼のおけるダンスの先生
「インナー(内部)コーチャー」
なんだな。
あなたが、
「ダンスが上手くなりたい」
とインプットしておけば、
さまざまなシーンで、
「この筋肉はコッチに伸ばせば、
より自然に動くようになるよ」
とか、
「ダメダメ、
ソレは正しいアーム(腕)の
使い方じゃないよ」
などと、ささやき続け、
あなたがダンスに携わっている間中
「こっちだよ、
こっちに行けば上達するよ」
って導き続ける、
つきっきりの専属コーチャーでいてくれるんだ。
コーチャーからの“お知らせ”は、
大きく分ければ、
次の2種類の感覚でやってくる。
「今あなたは良い踊りをしていますよ」
というときは、
「快感・シックリくる・楽しい」
反対に、
「良くないですよ」
というときは、
「不快感・何か変だ・楽しくない」
(コーチャーとの)
コミュニケーションが上手になり、
精度が増すにつれて
より正確性を増してきて、
信頼関係が構築されるようになるんだよ。
つまり、
ホンマにダンスが上手くなって、
あなたは、自分の
「インナー(内部)コーチャー」を
信用するようになる。
ンで、ますます良いコミュニケーションが
取れるようになって・・・という良循環。
ウーン、素晴らしいことだよね。
では、
「インナー(内部)コーチャー」の正体が
判明したところで
いよいよ、出会いのための指南へと移ろう。
まずはナニはともあれ、
イの一番にやらなきゃってモンは、
① 「カラダの無駄な力を抜く」
コレはもう、徹底的に・・・だ。
コーチャーの声は、最初は微弱なモンだから、
力んでいたら
聞き取りにくいからってこともあるし、
何より、
(無駄な力が抜け、リラックスしたカラダは)
インナー・コーチャーたちの教えが
最も活かせるカラダそのものでもあるからだ。
また、リラックスはカラダだけではなく
ココロに関しても言えることで、
② 「意志の力を持ちすぎない」
自分がヤロウやろうと、
思い過ぎて“自我”でがんばっていたら、
やっぱり内なる声は聞き取れないって言うか、
インナー・コーチャーなんて要らないでしょ?
ってことになるからね。
「こう動こう!」
と、張り切るのではなく
「どう動きたいかを感じる、カラダに任せる」
ってフィーリング。
ただし、ソレとは別に
自分のカラダを知っていく、
変化させていくための努力は
惜しまないようにするべきで
③ 「コレは!と直感したものはやってみる
良いと感じたモノは継続させてみる」
エクササイズ・ストレッチ・・
コレ良いカモってひらめいたものは、
実践すべし。
お風呂を長くして
自分観察・呼吸を意識的にしてみる・・
ナァンテ日常から変えてもOKだ。
インナー・コーチャーは、視覚に頼っていてはダメ。
“感じること”
その中にコーチャーは宿るから、
「コレって自分のココロ・カラダを感じやすい」
と思ったことはトライしてみて。
とにかく、
カラダからの声を聞く機会を増やすんだ。
そのうち、自分に向いたもの・向かないものが
分かってくるだろう。
そして、良いナと感じたものはできる限り
毎日すこしずつでも継続すること。
継続していく途中で、
コーチャーにめぐり合える可能性大だからね。
で、もし、そのエクササイズなりが、
あなたのカラダにドンピシャ!なモンだったら、
1週間もたたないうちに
“良い兆し”となるケースもあり。
また、そんな中
④ 「違和感・不快感を大切にする」
コレがすごく大切。
自分のカラダからのメッセージは、多くの場合、
違和感・不快感としてやってくるものだからだ。
例えば、エクササイズで“腕”を動かしていて、
「あれッ、
ちょっとひっかかりがあるな」
と感じたら、
ホンのチョッとだけアプローチ角度を変えてみる
・・・って感じの
いわゆる微調整が必要。
ソウコウしているうちに、
コーチャーと出会えるケースアリ。
期間にして、
約3ヶ月も経つと(人によってはもっと早くもアリ)
「インナー(内部)コーチャー」
とお話できてるんちゃうかな?
という感覚が芽生えてくるはず。
え? 全然ダメだって!?
出会った気がしないって?
な方は・・・
続く 第735話へ
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どうすれば出会えるか?」
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前回、
インナー(内部)コーチャーとは
具体的にナニなのか?
について触れたけれど、
それは、
骨・筋肉・神経・脳・手足・胴体・頭部・・や、
気持ち・感情・意識・・
心とカラダに宿っている
目には見えないエネルギー
のようなモノ
ってことだったよね。
「分かったような、わからないような・・
いや、やっぱり分からないや」
って方のために、
もうチョイお話をさせて欲しい。
冷蔵庫の中の飲みかけの牛乳パック。
何気なく取って口に含む。
と、
「ワッ、腐っている!」
反射的に吐き出す。
「あ~危なかった」
人間には、
自分にとってためになるもの(良いもの)
or
ためにならないもの(悪いもの)
を感じ分ける、
かなり高性能な防衛装置が備わっているんだよね。
ナニ、使い方は簡単。
「自分はこんなふうになりたい」といった
目指す方向をこの装置に
インプットしておきさえすれば、
その基準に照らし合わせて、
「良いものか悪いものか」を
判断し知らせてくれるんだ。
例えば、
「もっと健康になりたい」
とインプットしておく。
そうすれば何かがあったとき、
これは健康に良いものと装置が判断したら
「快感・気持ち良い」
反対に悪いと判断したら
「不快感・気持ち悪い」として
知らせてくれるといった調子だ。
もっとも、人間の単なる個人的願望を超えた、
例えば、
「人として幸せでいたい」
「カラダにとってイイコトをしたい」など
普遍的・本質的願望や
人体の生存
に関する部分の判断は、
正しい基準が元々
生まれながらにしてインプット
されているから任せておいて大丈夫。
先の“牛乳事件”もその一例だ。
必ず「そっちに行っては危険だ!」と知らせ、
次の行動に導いてくれるんだ。
それはムッチャ頼りになる
「ボディガード兼お医者さん」。
さて、もうお分かりかな?
この
高感度センサー・
高性能な防衛装置こそが
最も信頼のおけるダンスの先生
「インナー(内部)コーチャー」
なんだな。
あなたが、
「ダンスが上手くなりたい」
とインプットしておけば、
さまざまなシーンで、
「この筋肉はコッチに伸ばせば、
より自然に動くようになるよ」
とか、
「ダメダメ、
ソレは正しいアーム(腕)の
使い方じゃないよ」
などと、ささやき続け、
あなたがダンスに携わっている間中
「こっちだよ、
こっちに行けば上達するよ」
って導き続ける、
つきっきりの専属コーチャーでいてくれるんだ。
コーチャーからの“お知らせ”は、
大きく分ければ、
次の2種類の感覚でやってくる。
「今あなたは良い踊りをしていますよ」
というときは、
「快感・シックリくる・楽しい」
反対に、
「良くないですよ」
というときは、
「不快感・何か変だ・楽しくない」
(コーチャーとの)
コミュニケーションが上手になり、
精度が増すにつれて
より正確性を増してきて、
信頼関係が構築されるようになるんだよ。
つまり、
ホンマにダンスが上手くなって、
あなたは、自分の
「インナー(内部)コーチャー」を
信用するようになる。
ンで、ますます良いコミュニケーションが
取れるようになって・・・という良循環。
ウーン、素晴らしいことだよね。
では、
「インナー(内部)コーチャー」の正体が
判明したところで
いよいよ、出会いのための指南へと移ろう。
まずはナニはともあれ、
イの一番にやらなきゃってモンは、
① 「カラダの無駄な力を抜く」
コレはもう、徹底的に・・・だ。
コーチャーの声は、最初は微弱なモンだから、
力んでいたら
聞き取りにくいからってこともあるし、
何より、
(無駄な力が抜け、リラックスしたカラダは)
インナー・コーチャーたちの教えが
最も活かせるカラダそのものでもあるからだ。
また、リラックスはカラダだけではなく
ココロに関しても言えることで、
② 「意志の力を持ちすぎない」
自分がヤロウやろうと、
思い過ぎて“自我”でがんばっていたら、
やっぱり内なる声は聞き取れないって言うか、
インナー・コーチャーなんて要らないでしょ?
ってことになるからね。
「こう動こう!」
と、張り切るのではなく
「どう動きたいかを感じる、カラダに任せる」
ってフィーリング。
ただし、ソレとは別に
自分のカラダを知っていく、
変化させていくための努力は
惜しまないようにするべきで
③ 「コレは!と直感したものはやってみる
良いと感じたモノは継続させてみる」
エクササイズ・ストレッチ・・
コレ良いカモってひらめいたものは、
実践すべし。
お風呂を長くして
自分観察・呼吸を意識的にしてみる・・
ナァンテ日常から変えてもOKだ。
インナー・コーチャーは、視覚に頼っていてはダメ。
“感じること”
その中にコーチャーは宿るから、
「コレって自分のココロ・カラダを感じやすい」
と思ったことはトライしてみて。
とにかく、
カラダからの声を聞く機会を増やすんだ。
そのうち、自分に向いたもの・向かないものが
分かってくるだろう。
そして、良いナと感じたものはできる限り
毎日すこしずつでも継続すること。
継続していく途中で、
コーチャーにめぐり合える可能性大だからね。
で、もし、そのエクササイズなりが、
あなたのカラダにドンピシャ!なモンだったら、
1週間もたたないうちに
“良い兆し”となるケースもあり。
また、そんな中
④ 「違和感・不快感を大切にする」
コレがすごく大切。
自分のカラダからのメッセージは、多くの場合、
違和感・不快感としてやってくるものだからだ。
例えば、エクササイズで“腕”を動かしていて、
「あれッ、
ちょっとひっかかりがあるな」
と感じたら、
ホンのチョッとだけアプローチ角度を変えてみる
・・・って感じの
いわゆる微調整が必要。
ソウコウしているうちに、
コーチャーと出会えるケースアリ。
期間にして、
約3ヶ月も経つと(人によってはもっと早くもアリ)
「インナー(内部)コーチャー」
とお話できてるんちゃうかな?
という感覚が芽生えてくるはず。
え? 全然ダメだって!?
出会った気がしないって?
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