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エクササイズ&プラクティス集へ
ジュンコ先生のグループレッスン、
「今回は、
“デコルテの正しい開き方”
についてのお話よ。
ただし、
どこのインナーマッスルを使えば良いとか、
どんなエクササイズが必要だとか、
という方向のことではなく、
もっと、深いもの・・・
強いて言えば、
エネルギー操作に関するものになるんだけど」
ジュンコ先生はそう言って、
男女二人組みになるように指示を出した。
「向かい合って軽くホールドをしましょう。
そして、いい?
男性はそのままで、
女性だけデコルテを開こうとしてみて。
肩甲骨を寄せ合ったり、
そのまんま胸を上げたり、
鎖骨を横に開いたり・・
思いつくままでいいから、
筋肉に直接的に働かせて
欲しいの。
さぁ、男性の方、どう感じるかしら?」
「カタイ感じです」
「冷たい感じ」
「シラン振りされている感じでいやです」
みんなが口々に言う。
「OK。
では、今度は男性が、
今の女性と同じような要領でデコルテを開こう
としてみましょうか。
女性の方、どう感じるかな?」
「威圧的な感じです」
「拒絶されているみたい」
「エラそうにしているわ」
コチラも、
良い感覚ではないようだ。
「じゃ、今度はお互い、
今の要領で、
デコルテを開こうとしてみて」
するとみんなは笑い出し、
「何も感じない」
「カタイ感じだなぁ」
「一緒に向かい合っている気がしないわ」
ジュンコ先生はニッコリ笑って、
「実際、みんなが踊るとき、
こうなっていることって多いかもよ、
どうかな?」
「それに、
今度は見た目で観察してね。
2通りのデコルテの開き方をするからね」
そう言って、
ジュンコ先生は2通りの
男性のホールドをやってみせた。
ドレも、デコルテが
キレイに開かれているようなのだが。
トシ子さんが声を上げる。
「後のほうが、
少し硬いようにも感じますが、
見た目では、
分かりにくいですね」
ジュンコ先生は言う。
「そうなの。
正しくデコルテが
開かれているかどうかは、
見た目では分かりにくいものなの。
でも、組んだら、
一発すぐわかるでしょ?(笑)
筋肉に直接働きかけ、
がんばって作ったデコルテは
良い感じを相手に与えないわ。
寛容・愛のエネルギーが出ていないと、
反対方向にあるエネルギー、
拒絶・傲慢・威圧・・
のエネルギーになっちゃうのね」
ケイコさんが手を上げて
「それは、
正しくインナーマッスルとか、
肩甲骨を使っても、
そうなっちゃうんですか?」
ジュンコ先生は、
「少しは緩和されるでしょうね、
カラダの内側の筋肉を使おうとすると。
それに呼吸をしても改善はできるわ。
筋肉が柔らかくなるからね」
「この辺がデコルテを
開くことの難しさなの。
どういうことか、試してみましょう。
では、女性の方、
カラダの内側の筋肉を使うような感じで、
呼吸もしながら
きれいにデコルテを開いて男性と組んでね。
ただし、いい?
心の中でハッキリと
『あなたとは組みたくないわ』
と思ってみて。
さぁ、どうかな?」
みんなは取り組んでいる
・・・そして
声を上げたのは、ノリタケ君だ。
「わぁ、なんか変な感じです。
しっくりこないんですけど、
カラダだけはなんとなくあっているようで。
それに、
胸がザワザワします」
次は女性が受ける側でやってみる。
カナちゃんは、
「なんだか、
ウソっぽく感じますね。
心の中のことのほうが、
強く感じるみたい。
一緒に組んでいるのが苦しいです」
みんなも同じ意見のようだ。
ジュンコ先生は
「さぁ、困ったわね、どうしましょう?
正しくデコルテを開くって・・・」
続く 第682話へ
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についてのお話よ。
ただし、
どこのインナーマッスルを使えば良いとか、
どんなエクササイズが必要だとか、
という方向のことではなく、
もっと、深いもの・・・
強いて言えば、
エネルギー操作に関するものになるんだけど」
ジュンコ先生はそう言って、
男女二人組みになるように指示を出した。
「向かい合って軽くホールドをしましょう。
そして、いい?
男性はそのままで、
女性だけデコルテを開こうとしてみて。
肩甲骨を寄せ合ったり、
そのまんま胸を上げたり、
鎖骨を横に開いたり・・
思いつくままでいいから、
筋肉に直接的に働かせて
欲しいの。
さぁ、男性の方、どう感じるかしら?」
「カタイ感じです」
「冷たい感じ」
「シラン振りされている感じでいやです」
みんなが口々に言う。
「OK。
では、今度は男性が、
今の女性と同じような要領でデコルテを開こう
としてみましょうか。
女性の方、どう感じるかな?」
「威圧的な感じです」
「拒絶されているみたい」
「エラそうにしているわ」
コチラも、
良い感覚ではないようだ。
「じゃ、今度はお互い、
今の要領で、
デコルテを開こうとしてみて」
するとみんなは笑い出し、
「何も感じない」
「カタイ感じだなぁ」
「一緒に向かい合っている気がしないわ」
ジュンコ先生はニッコリ笑って、
「実際、みんなが踊るとき、
こうなっていることって多いかもよ、
どうかな?」
「それに、
今度は見た目で観察してね。
2通りのデコルテの開き方をするからね」
そう言って、
ジュンコ先生は2通りの
男性のホールドをやってみせた。
ドレも、デコルテが
キレイに開かれているようなのだが。
トシ子さんが声を上げる。
「後のほうが、
少し硬いようにも感じますが、
見た目では、
分かりにくいですね」
ジュンコ先生は言う。
「そうなの。
正しくデコルテが
開かれているかどうかは、
見た目では分かりにくいものなの。
でも、組んだら、
一発すぐわかるでしょ?(笑)
筋肉に直接働きかけ、
がんばって作ったデコルテは
良い感じを相手に与えないわ。
寛容・愛のエネルギーが出ていないと、
反対方向にあるエネルギー、
拒絶・傲慢・威圧・・
のエネルギーになっちゃうのね」
ケイコさんが手を上げて
「それは、
正しくインナーマッスルとか、
肩甲骨を使っても、
そうなっちゃうんですか?」
ジュンコ先生は、
「少しは緩和されるでしょうね、
カラダの内側の筋肉を使おうとすると。
それに呼吸をしても改善はできるわ。
筋肉が柔らかくなるからね」
「この辺がデコルテを
開くことの難しさなの。
どういうことか、試してみましょう。
では、女性の方、
カラダの内側の筋肉を使うような感じで、
呼吸もしながら
きれいにデコルテを開いて男性と組んでね。
ただし、いい?
心の中でハッキリと
『あなたとは組みたくないわ』
と思ってみて。
さぁ、どうかな?」
みんなは取り組んでいる
・・・そして
声を上げたのは、ノリタケ君だ。
「わぁ、なんか変な感じです。
しっくりこないんですけど、
カラダだけはなんとなくあっているようで。
それに、
胸がザワザワします」
次は女性が受ける側でやってみる。
カナちゃんは、
「なんだか、
ウソっぽく感じますね。
心の中のことのほうが、
強く感じるみたい。
一緒に組んでいるのが苦しいです」
みんなも同じ意見のようだ。
ジュンコ先生は
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正しくデコルテを開くって・・・」
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