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「音楽を外す」なんてコトのない人にとっては、
音楽を必死になってカウントして
・・・という世界も存在しない。

グループレッスンのメンバー、
トシ子さんがソウだ。

「わたしは幸いなことに、
ルンバやスロー・フォックストロットといった
皆さんが苦手といわれるような種目でも
“音楽を外す”という経験がないんです。
だから、もちろん
『外れるのでは?』といった恐れもありません。
音楽がかかったら、
特にカウントをしなきゃとも思わないですが、
自然に合っているようです。
男性で外す方と一緒に踊るときは、
少し辛いですけれどもね(笑)
そういう時はどうすれば良いか、
レッスンで習ったように試みながら

(第48話参照)
どんな方とでも、
自分なりに音楽表現を楽しんで踊っています」


「ただ、ジュンコ先生から習った
『聴く』状態になるには、
もっと意識的に聴いた方がいいと
思っているのですが。
先生に相談すると、
『特にアセル必要もない。
もっと他のテクニックのレベルが
上がっていけば、
自然に“聴くチカラ”がついてくるから』
ということでした」



こんなトシ子さんのような
恵まれた人もいないわけではない
が、一方
音楽に対してなんらかの
不安・問題を抱えた人は大変多いよね。

不安・問題があるから、
音楽に注意を払いすぎて
余計に音楽を外しやすい状況を作る・・・

これも、

過集中であるってことは話したと思う。

(第650話 ケース1参照)

結果、音楽を外しちゃう過集中状態は、
この“音楽に集中し過ぎ”以外にもあるんだな。


例えば・・・
次の言葉の下にすべて
「音楽が聴こえなくなる」と付けてみて。
「相手のことに気を取られていると・・・」
「次のステップのことを考えていると・・・」
「習ったテクニックをやろうとしていると・・・」
「ホールドが落ちてきたので、
もっと張らなきゃと思っていると・・・」
「他のカップルに当たりそうだ、
と気になっていると・・・」


ウーン、
もっと他のケースもあるでしょねぇ。

「とにかく

踊っている間って

“忙しい”
んだもん。

悠長(ゆうちょう=ゆったりとすること)に
音楽を聴いているヒマもないわ(?!)」
なんて、おかしぃ~なことに、
なってしまうというわけ。

まぁ、実際は、同時に
もっとたくさんのことをやっているモンね。
「相手を感じながら、
ステップを間違わないように注意しつつ、
ホールドに気をつけて
他のカップルをよけながら、踊る」
・・・と、こんな風に。
フゥ、大変だ。
つまりは、
ダンシング中って、
ナニかと過集中になりやすい状況

なんだな。
で、シワ寄せ先が、残念ことに・・・
「音楽」になりやすいんだ。
だからと言って
「あ、音楽?
そういえば鳴ってましたよね?」
って、なっちゃうのは
とっても残念だし、
あまりにももったいないことだと思うのよね。

それではダメだとばかりに
“ダンスは音楽があってのモン”
と定義付け、
すべてのアクションは、
「音楽を聴く」という行為と
同時に成り立つものとしたとする。

で、
次の言葉の上にすべて
「音楽を聴きながら」と付けてみて。
「・・・、相手とのボディによる会話を楽しむ」
「・・・、ステップを踏む」 
「・・・、テクニックを実践する」
「・・・、ホールドを作る」

「音楽を聴く」
コトと、
「ステップを踏む」
コトみたいに別々の行動ならば、
それほど難しくはないのだが、
同時一つの行動として行うと、
とたんにヤッカイになってしまうのよね。
で、結局は
「音楽か」「ステップか」のどちらかに
注意がいき過ぎたり
かといって、無理やり
「音楽も」「ステップも」と思うあまり、
音楽を聴きながら、
ステップを踏む練習を
力みながら繰り返しても・・・
どうかな?って事なんだな。
やっぱり、それぞれの

関連性が崩れ、

不自然なモノになりやすい
んだ。


さぁ、さぁ困ったどうしよう!?

次回、過集中による
音楽的問題を回避するべく提言を、
ジュンコ先生より・・・



      続く 第653話へ



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