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友達に誘われて、
サルサの体験レッスンに行ったのよ。
わたし、サルサは全く初めてだけど、
社交ダンスは5年ほどはやっている。

友達は、
「男性のリードで踊る
同じペアダンスなんだもの、
すぐに踊れるようになるよ」


「レッスンの後に、
パーティもあるから参加しようね」


結果は・・・
すごく楽しかった。
キュートな感じの若い女の先生がレッスン。
ステップもすぐに踊れるようになったし、
パーティでは、色んな男性と踊ったわ。

でね、ソコで、
面白い発見があったのよ。

誘ってくれた男性の中で、
他の人とは全く違う踊りをする人がいたわけよ。
上手い?
ソウ、もちろんすごく上手いんだけど、
フツーの上手さではない・・・
カラダが流れるように動いていて、
ソレでいて

ものすごく、“静か”なの。

ベーシック的な、
易しいステップしか仕掛けてこないんだけど、
それで、十分楽しめるし、
かえって、
あぁサルサって魅力的ねって思ったわ。
この人と踊っているときだけ、
結構速いサルサの音楽が、
すごくゆっくり感じたモンね。

他の男性は、
いっぱい色んな技(?)を使って、
私を楽しませようとしてくれるし、
音楽にもノリノリッテ感じの人が多いんだけど、
その男性は、ノリ方が違う。
みんなみたいに動き回るのではなく、

ジッとしていても

目いっぱい踊れてるって感じ



友達にその話をすると、
「あぁ、あのひとは、“先生”
“プロ”なのよ。
今日レッスンした女性のお相手よ」


なぁんだ、やっぱり!! 
全然、違うはずだわ。
よくわかんないけど、
上手いって、
こういうことかナァ?って思ったの。




さて、ジュンコ先生の

ルンバレッスンに戻ってきたよ。


坂田さんの手が上がった。
「最近、ニガテだったルンバが
少し好きになってきました」

と、まずはうれしい報告だ。



「ソレは良かったわね」
ジュンコ先生が言うと



「すると欲が出てきて(笑)
自分なりにモット上手くなりたいなって
思うようになりました」


「それで、DVDを見たりして、
自分が目指す
ルンバを踊っている人を探したのです」



ソレは、多分
「ダンスに、イメージは大切。
アァ、こういう風に踊りたいって
ダンスを踊っている人の
モノマネから始めたらいいよ」
という、ジュンコ先生の
アドバイスを聞き入れてのことだろう。


「最初は、
どの人も上手くって、
ただすごいナァってだけだったんですが、
コレも最近
『あ、この人上手だな』って思える人には、

共通なモノがある

ように思えてきたんです」




みんなも興味深そうに話を聞いている。



「それは、
動きがザワザワしていない、
ブレがない、
“静か”だって言うことです。
ものすごく、

激しく踊っていても

“静か”・・・・


僕もソンナダンスがしたいのですが、
どうしたらいいのかなぁッテ・・・
ひょっとしたらすごく難しいことで、
僕なんかが目指しても
果たしてできるようになるのか、
トモ思うのですが」




ソレを聞いていた和夫も同感だった。
だから、
坂田さんが質問をしてくれたことに、
少し感謝しながら
ジュンコ先生が何と答えるのか見守っていた。



すると
「坂田さんも、
もちろんできるようになるわよ。
しかるべき訓練を積めばね。
あ、ソレと、
ちゃんとした意識的理解も必要でしょうね。
静けさのあるダンスと、
ただの静かなダンスは全然違うから・・・
いうなれば、

静の中の動・動の中の静

を勉強していく必要があるってこと」
と言ってから、

「OK! 
それでは、しばらく、

“静と動のコントラストで見る

上級ダンスへの道”


をさまざまな観点からみてきましょうか」



      続く 第575話へ



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