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エクササイズ&プラクティス集へ
ビューティ・フットのための
「トロワ・カール・ポアント・ワーク」
(第457話参照)
しなやかで強靭な
足指&足裏になろう!
のレクチャー第3回目は、
「足の甲を出す」の真意
しなやかな足の甲って力強くエレガント。
ポイントした前足の美しさを際立たせる、
すっごい魅力的なモノよね。
でも、コレって、足首に操作を加えたり、
足の甲を出す練習をするってモンでもなく
“足首はまっすぐ、
足の甲が出ているように見えればOK”ってこと、
以前にお伝えしたと思うんだけど。
(第459話参照)
つまり、
「足の甲を出す」の真意って、
① 足指を遠くに伸ばす・引っ張る
と同時に、
② 足の裏の筋肉をしっかり使い
足の裏にアーチを作っている
って話なんだな。
で、今回は、第461話の
内在筋(ないざいきん)の話を受け、
さらに掘り下げてみよう。
① 指を遠くに伸ばす・引っ張る について
まず、足指はドコから?ってことだけど、
これは前回同様、中足骨(ちゅうそくこつ)から。
で、その中足骨(ちゅうそくこつ)から遠くに
引っ張る意識を持つわけだけど、
それは主にどの指への意識かっていうと、
親指(母指)と小指なんだ。
なぜか?
この2本は、
それぞれ独立した筋肉を持っているからだ。
(第462話参照)
そして、
(第459話でも取り上げたけれど)
この2本を伸ばすことで、
距骨=きょこつという
足首の埋もれたところにある骨が前面に滑り出す
=“甲が出たような足”になるんだな。
だからといって、
“中足骨から遠くに伸ばす”なんて
かなり難しそうな感覚だよね。
やはり日頃のメンテナンスは重要だ。
(メンテナンスについてはオイオイまとめて紹介するね)
② 足の裏にアーチについて
何もダンサーに限らず、
本来ヒトの足裏には、アーチがあるものなんだ。
アーチは、
足弓(そくきゅう)とも呼ばれているよ。
コレって、
直立二足歩行する人類に固有のもので、
このアーチがあることによって、
歩くときの衝撃を吸収し(スプリングだね)
推進力を出せる“足”ってモノでいられるんだな。
足裏の筋肉をしっかり使うことで、
さらに健全で美しいアーチが生まれ・・・
となった足が、強靭でしなやかな
“甲が出たような足”ってわけ。
さて、アーチには縦方向
(縦足弓=じゅうそくきゅう)と
横方向(横足弓=おうそくきゅう)がある。
カカトから足指まで伸びる、
縦方向のアーチには内側と外側2本あるよ。
それぞれの働きは、
内側縦(ないそくたて)アーチ
足を踏み出したとき、
内側に大きく傾くことを防ぐ
親指(母指)を開くことでしっかり使え、
効率のよい蹴り出しができる
外側縦アーチ(がいそくたて)アーチ
足を踏み出したとき、
外側に大きく傾くことを防ぐ
小指を開くことでしっかり使え、
体重移動がムーズにできる
足を左右に横切る横方向のアーチは1本ある。
(本来は2本、ただしココでは
トロワ・カール・ポアント・ワーク用として
必要なほうだけ取り上げる)
中足骨と足指の境目にある
(ちょうど母指内転筋の辺り=第461話参照)
中足アーチ
足指がしっかり使え力強い蹴りだしができる
これら
3つのアーチがしっかりと
機能している足こそが、
魅力的な足の甲のラインを生み出す
ってわけなんだ。
なお、
縦のアーチが崩れると偏平足
横のアーチが崩れると開張足と呼び、
それらがタコ、魚の目、
外反母趾などにつながるんで、
健康面でも良くないのね。
後に紹介するメンテナンスをしっかりし、
美的&健全な足裏になろうね。
続く 第464話へ
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
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「足の甲を出す」の真意
しなやかな足の甲って力強くエレガント。
ポイントした前足の美しさを際立たせる、
すっごい魅力的なモノよね。
でも、コレって、足首に操作を加えたり、
足の甲を出す練習をするってモンでもなく
“足首はまっすぐ、
足の甲が出ているように見えればOK”ってこと、
以前にお伝えしたと思うんだけど。
(第459話参照)
つまり、
「足の甲を出す」の真意って、
① 足指を遠くに伸ばす・引っ張る
と同時に、
② 足の裏の筋肉をしっかり使い
足の裏にアーチを作っている
って話なんだな。
で、今回は、第461話の
内在筋(ないざいきん)の話を受け、
さらに掘り下げてみよう。
① 指を遠くに伸ばす・引っ張る について
まず、足指はドコから?ってことだけど、
これは前回同様、中足骨(ちゅうそくこつ)から。
で、その中足骨(ちゅうそくこつ)から遠くに
引っ張る意識を持つわけだけど、
それは主にどの指への意識かっていうと、
親指(母指)と小指なんだ。
なぜか?
この2本は、
それぞれ独立した筋肉を持っているからだ。
(第462話参照)
そして、
(第459話でも取り上げたけれど)
この2本を伸ばすことで、
距骨=きょこつという
足首の埋もれたところにある骨が前面に滑り出す
=“甲が出たような足”になるんだな。
だからといって、
“中足骨から遠くに伸ばす”なんて
かなり難しそうな感覚だよね。
やはり日頃のメンテナンスは重要だ。
(メンテナンスについてはオイオイまとめて紹介するね)
② 足の裏にアーチについて
何もダンサーに限らず、
本来ヒトの足裏には、アーチがあるものなんだ。
アーチは、
足弓(そくきゅう)とも呼ばれているよ。
コレって、
直立二足歩行する人類に固有のもので、
このアーチがあることによって、
歩くときの衝撃を吸収し(スプリングだね)
推進力を出せる“足”ってモノでいられるんだな。
足裏の筋肉をしっかり使うことで、
さらに健全で美しいアーチが生まれ・・・
となった足が、強靭でしなやかな
“甲が出たような足”ってわけ。
さて、アーチには縦方向
(縦足弓=じゅうそくきゅう)と
横方向(横足弓=おうそくきゅう)がある。
カカトから足指まで伸びる、
縦方向のアーチには内側と外側2本あるよ。
それぞれの働きは、
内側縦(ないそくたて)アーチ
足を踏み出したとき、
内側に大きく傾くことを防ぐ
親指(母指)を開くことでしっかり使え、
効率のよい蹴り出しができる
外側縦アーチ(がいそくたて)アーチ
足を踏み出したとき、
外側に大きく傾くことを防ぐ
小指を開くことでしっかり使え、
体重移動がムーズにできる
足を左右に横切る横方向のアーチは1本ある。
(本来は2本、ただしココでは
トロワ・カール・ポアント・ワーク用として
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中足骨と足指の境目にある
(ちょうど母指内転筋の辺り=第461話参照)
中足アーチ
足指がしっかり使え力強い蹴りだしができる
これら
3つのアーチがしっかりと
機能している足こそが、
魅力的な足の甲のラインを生み出す
ってわけなんだ。
なお、
縦のアーチが崩れると偏平足
横のアーチが崩れると開張足と呼び、
それらがタコ、魚の目、
外反母趾などにつながるんで、
健康面でも良くないのね。
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