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フット・アクションに対する誤解は解消できたかな?
(第459話参照)
で、整理すると

ビューティ・フットのための

「トロワ・カール・ポアント・ワーク」

(トロワ・カール・ポアントについては、第457話参照)
に、必要なのは、

しなやかで強靭な 

足指クンと足裏サン


ということになるんだな。

なので、
しなやかで強靭な足指&足裏になろう!
ってなレクチャーをし、
そこから、ルンバを踊る際の
フット・アクションにつないでいきたいのですが、
その前に、チョイ「???」なお話を。

実は、以前から何度かお話に出ている
(第213話)

足底筋(そくていきん)のこと、

覚えています?
「ええ、覚えているわ。
セルフ足底ケア(第213話)の時に出てきた、
足の裏の筋肉でしょ?」
そう!
でもね、専門的ないわゆる
“解剖学の本”で足底筋を調べてみれば・・・
「あれぇ?

“足底筋”が足底にないわ!?」

って、ことが判明するよ。
で、どこにあるのかといえば
「あら?

“足底筋”なのに、

ヒザの裏にあるの?

しかも、

足首にまでつながっている
のね」

ソウなんです。
実は解剖学的に見ると、
足底筋(そくていきん)って名前こそ『足底』だけど、
実際にあるのは、
なんとヒザの裏(詳しくは大腿骨)。
で、そこからながーい腱(けん=細いひも状)が
伸びていて、
それが足首辺りにまで届いてるんだ。
一般的に使われている、
足底筋っていわゆる通称みたいなモンなのよね。 
つまり
足底筋=足の底=足の裏の筋肉って概念ね。
マチガイってわけじゃないから、
そのまんまでもOKだけど

「知ってる?
足底にある筋肉って、
解剖学的には、
足底筋(そくていきん)とは言わないのよ。
ジャ、何ていうのかっていうと
足にはいっぱい色んな名前の筋肉がアルんだけど、
全部ひっくるめて、

内在筋(ないざいきん)

または

固有筋(こゆうきん)というのよ。

足にあって

足自体に働く筋肉の総称
ね。

足にある筋肉で、
ふくらはぎの筋肉とつながっているものなんかは、
外在筋って呼ばれているのよ」
なぁんてスラスラ言えるようになったら、すごいよ。

さて、
前出、解剖学的・足底筋(そくていきん)さん、
足底にないくせになんで
足底筋なんて名前がついているのかっていうとね、
その働きが足底に関するものだから・・・なんだ。 

解剖学的・足底筋の作用
足の底屈(ていくつ)を補助する

なんじゃ、底屈(ていくつ)って? 
ことを、チョイ説明しておくと
足関節(医療現場では足首の関節を指す)、
すなわち足首を足の裏のほうに曲げること。
立って力を入れて行うとつま先立ちになる。
足首を足の甲のほうに曲げる動きは背屈という。 
で、足底筋の働きを言い換えると、
“ふくらはぎについている筋肉を補助しながら、
爪先立ちの際のバランスをとる”となるんだな。

ということは、そう!
「トロワ・カール・ポワント・ワーク」
には重要な筋肉なんです。
ムッチャ細い筋肉だけどね。

ちなみに、
上記“ふくらはぎの筋肉”ってのは・・・
ふくらはぎを触ってみて
ハイ、今触れたのが、

腓腹筋(ひふくきん)

いわゆる
“ふくらはぎの筋肉”とはコレを指すんだね。
ひざ関節と足関節(足首)両方にくっついている、
強靭な筋肉だ。
ヒザを伸ばした状態で有効に使われる筋肉で、
爪先立ちの時、最も使っている筋肉だよ。
第326話のカラダ改造メニューでの
「トレーニング②カカト上げ」で鍛えていたのは、
この筋肉でもアル・・・
表層部にある筋肉(インナーマッスルではない)だけどね、
「トロワ・カール・ポワント・ワーク」に絶対必要
重要筋肉なんだ・・・って話は、
チョイ後回しにして、
次回はまず、
改めましてのフット部位に着目

強靭な足指&足裏になろう 

をテーマに、見ていくね。



      続く 第461話へ



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