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では、お次、
クイズの問2についてのレクチャーだよ。
(クイズに関しては第353話参照)


男性の前進ウォークについてのお話だったね。
“1歩目はCBMPで2歩目は、
右サイド(ショルダー)・リードがかかるため、
結果左にカーブする”
コレって、

「うん、その(左カーブしていく)
テクニックについては
モチロン知ってるし、
ちゃんとできていると思うよ」


という、中・上級者の方は多いと思うけど、
「ホントーにちゃんとできている?」
ッて改めて聞かれたら、
ウーン困っちゃうって人も少なからず・・・かもね。
ってくらい、
この

タンゴ・ウォークにおける

左カーブは

ハッキリ言って難しい


なんたって、
一人でカーブするならまだしも、
相手がいることで、
よほどのシッカリしたテクニックがお互いにないと、
互いに邪魔しあって、
カラダのラインは崩れ放題、
気がついたら、
確かに左にカーブは切ったものの、
ものすごく踊りにくい状態になってる
・・・ってコトも良くあるんだな。


さて、クイズの答えの解説に入ろう。


「1歩目はCBMPで
2歩目は右サイド(ショルダー)・リードがかかる」

コレはYES。
「1歩目よりも2歩目のほうが
オヘソと顔は左を向くことになる」

ここがNO・・・ということだったね。

で、2歩目でさらに左を向く、
というのはなくて、
(オヘソと顔の向きは)
1歩目と変わんないが正解。
(第353話参照)

と、聞いても、
「どこがいけないのかが、よくわからないよ」
という人もいるだろうね。
1歩出た後、さらにオヘソと顔を左にねじり、
右サイド(ショルダー)・リードがかかるってコトで、
「1歩目よりも2歩目のほうが
オヘソと顔は左を向くことになる」
当然そうなるんじゃないの?

ウーン、
ソレが違うんですねぇ。


分かりやすいように、

コンナ“実験”をしてみよう。

タンゴ・ウォークをずっとし続けると、
左にカーブを切りながら、
円=○を描くようになるんだけど、
その円の中心部に、
そうね・・・椅子でも置いて、
ソレを中心にして、
回りをタンゴ・ウォークで歩いてみるわけ。
で、
1歩目から2歩目、
2歩目から3歩目・・となるときに、
右(サイド)ショルダー・リードを
グイってばかり意識して歩くと、
左カーブがキツクかかり過ぎてしまうため、
アララ、
顔とオヘソがいつの間にか
中心の椅子のほうを向いている

・・・コレはNGなんだ。

なぜって、
まずは、そうなっているときの
自分のボディを確認してみよう。
カラダがヨレちゃって、
ホントなら、
右にカラダが流れていきそーなのを
無理やり左カーブに持っていかなきゃって、
すごく無理な体勢で、
ウォークしているんじゃないかな?
それに、左のグリップ
(男性左手、女性右手で握り合っている部分)
が後ろに引けちゃってボディの前になく、
後ろに置き去りになっていっていないだろうか?
また、コレを女性と組んで踊ろうとしても、
「ワァ、女性を左に
巻き込んじゃって、踊れない」

ってなるだろうね。

ということで、ウォークをする際、 
最初の

タンゴ・ポジションのときの

足元とオヘソと

顔の向きの関係以上に

顔・オヘソの向きを左にねじらないように


気をつけなければいけないよ。
タンゴ・ポジションとは、
“足”の向きはそのままで、
“おへそ”と “顔”の向きだけ、
左に1/8 向きを変えて
ってコトだったから、
この

左への角度が

1/8以上になってしまうと

カラダに無理を生じてしまう


と言うことだ。

(タイトなカーブのウォークの際は、
タンゴ・ポジションのまま、

足元からカーブを切っている

そうすれば、
足元とオヘソと顔の向きの関係は崩れないですむ)

で、最後に・・・
タンゴの左カーブを、
より自然なままできるようになっていくには、

“左カーブの意識”よりも
カラダがムーブすること
背筋が停滞せず
スムーズに動いていくこと
が、

超大切!なんだ。


でもね、そのためには
バック側の女性がですねぇ、
チョイがんばらなきゃダメなんですよ。
男性の前進してくるパワーを
止めてしまう女性が多い・・・
の続きは、
クイズの3と関連のあるお話なんで、次回!



      続く 第357話へ



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