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チョット中休み エッセイvol.102 

姉への感謝

~ファミリー・トラブルは愛の勉強!?(12)~


前回の続き。

「ドンドンやれば、ええわって思ってる」
と、ヒロコは明るく言った。
父と母の“戦い”父と○○家の“戦い”
について、だ。

「今まで、溜まっていたウミが、
出て来てるンや。
ぜーんぶ、出たら、治るかなって(苦笑)
おじいちゃんとおばあちゃんは、
了見の狭いヒトやないから、
お父さんの暴言を聞いても、怒ってないわ」


全く、同感だ。

ワタシ思うに、
父は、今も、○○家や、
おじいちゃんとおばあちゃんへの感謝はアル。
決して、忘れているのではナイ。
が、今は、
ずーっと育て、溜め込んで来た、

悪感情を流している時、なんだ。

その悪感情は、
母と出会う前、おそらくは、幼少期からのもの。
○○家の○○の中には、自分の元の姓も、入るのだ。
自分をお父さん、お母さんである、
長野のおじいちゃん、
おばあちゃんへの、恨みも一緒に流している・・・
そんな気がするのだ。

この悪感情が出きってしまう先に、
父の再生がアルように思う。
父の再生は、
母との関係の再生であるとも思っている。
ヒロコもワタシも、
それを切に願っている・・・
今も時折、ヒロコから連絡が入る。
近況報告だ。
たまに、緊急なものもアル。
そう言えば、
フェスタ(祝祭)の前夜、
緊急のメールがあった。

施設で母が体調を崩し、入院!?
え?
敗血症!?
このタイミングで!?
もし、万が一のことがあったら、
大変だ・・・と思ったが、
しばらくして、
また、ヒロコからメールが来た。
病院で診察を受けるのを待っている、
母の写真が送られてきたのだ。
その横には、な、なんと父の姿も。
久しぶりに観る両親の姿に胸が詰まった。
母は、別人のようだ。
母なるエッセンスは、
すでに抜き取られた感じだ。
人目で“病気”とわかる。
父は、その母の方に向いて、
ナニヤラ言葉を発している。
アゴマスクをしながら、口を大きくあけ、
全く聞えていない相手に、
聞えなくてもイイ言葉を投げているような・・・
並んで、長椅子に腰をかけているのだが、
2人の間には、パンパンにふくれあがった、
スーパーのビニール袋が
無造作に転がっている。
中身は・・・入院用備品?

ヒロコのダンナさんが撮ってくれたというのだが、
なんとも絶妙な2ショットだ。

写真には以下のような言葉が添えられていた。
「入院の件、一応、
知らせておいた方が良いかなと思って、
連絡したけど、
ジュンコ、心配しなくて、大丈夫。
コッチのことは、私に任せて、
仕事、頑張ってね」


今回のモロモロで、
ワタシとヒロコの関係は、激変わりした。

ヒロコは、凄い。
お父さんのお母さんの間をなんとか、
取り持ちながら、
介護のエキスパートの方々と上手く連携プレー。
「私にデキルことしか、せーへんで(しないよ)
自己犠牲で、ヤルつもりは、全くナイから。
ウチのダンナとも、その辺りは、ムッチャ相談してる。
恩を売るような、
押し付けがましいことは、絶対にしたくないから」

といった、姿勢を崩さない。
が、ちゃんと、ポイントも外さない・・・

ワタシは、ヒロコに言ったことがアル。
「ワタシ、
おねえちゃんが今やってくれていること、
無理や。
ワタシには、とても、マネ、デキないわ」


すると、
「あんたが、ダンスでヤっていること、
私には、無理や。
絶対、できへん。
なぁ、ジュンコ、コレは、役割の違いや」

サラサラと笑った。

もう一度、言おう。
ヒロコ、あんたは、凄い。


      続く第2946話へ





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