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社交ダンスを始めるということ 第289話へ
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特別シリーズ
社交ダンスを教えるということvol.15
ダンスだけを習ってはいない!?
ワーク・シフト(17)
前回の続き。
社交ダンスの教師は
「教える」ことにおける意識を
変えなければ、イケナイ。
なぜなら、以下のような問題がアルからだ。
(第2866・2867話参照)
1.「教える」という行為は、
“上から目線”的に、オカシクなってしまいやすい。
「人に教える」ことが職業である“教師”は、
実は、とっても危ないのだ。
社交ダンスは教えることは、
モロモロ難しいものであるため、
教師であっても魔が差しやすい。
2.社交ダンスは、諸刃の剣。
潜在能力が開花するように働きかけることもできるが、
極端に能力が奪われることも。
これは、教え方に問題にアリ、な場合が多い。
教師が、生徒サンを自分の型にハメて、
“踊ってしまう”これが、最も、ヤバイ。
ダンスによって養われるべき“感受力”が、
正しく育たない。
ワタクシ思うに、問題はこれだけではない。
たくさんアル。
が、社交ダンス教師が
「教える」ことに対する意識を変えれば、
解決に導けるモノも多い。
では、「教える」ことにおいて、
どのような意識改善が必要か?
実は、コレもいっぱい・・
改善点なるものは、
それはもう、たくさんあるのだ。
詳しくは、
オイオイ特集を組んで(!?)取り上げるとして、
今回は、
ワタクシが、教授する際、
キモに命じていることを記しておこう。
「“社交ダンス”を教える際、
教える側は、
“社交ダンス”を教えるつもりでも、
受ける側に取っては、
“社交ダンス”だけを習うことにはならないので、
注意を要する」
これは、
社交ダンスの中での教えが、
非常に広く、しかも深いエリア、
もっと言えば、
真理を学べる普遍的なエリアに
つながっていることを意味している。
ということは、
以下のような考えも必要と言える。
「社交ダンスで起こってくる問題は、
その人のかなり深い問題から
やってきているケースが多い。
それはまた、その人が抱えている、
日常的な問題とシンクロしている可能性が高い」
さぁさぁ、言っている意味、ワカリマス?
スタンダードのホールド(組み方)などは、
非常に分かりやすい例だ。
教える側は、
社交ダンス・スタイルを取るための
テクニックとしての組み方を教える。
「相手とちゃんと向かい合う」
クローズド・ポジションは、
あくまで、ダンス・テクニックだ。
が、受け取る側の“潜在意識”では
「普段、他者と向かい合うときも一緒」
として、捉えてしまう、コレが怖い。
「リキんで、カタチだけの中身のない組み方」
を練習し、
覚えちゃうと、大変なことになる。
日頃の対人関係でも、
見かけだけで、実は、
他者とちゃんと
向かい合うことができない人
になってしまいかねないんだ。
また、こうも言える。
ダンスシーンにおいて、
クローズド・ポジションがウマくできず、
力んだり、カラダが歪んだり・・で、
上手く向かい合って組めないヒトは、
普段から
「他者とちゃんと向かい合うことができていない」
可能性は高い・・・
ところが、日常的に
「自分は、他者とちゃんと向かい合うことができない」と、
悩んでいた人が、ダンスで
「正しいクローズド・ポジション」感覚を習得できれば、
普段の症状も改善に到る
・・・なんてことも大いに可能なのだ。
ソンナコンナは(先ほども言ったように)
社交ダンスが、
普遍的なエリアにつながっている所以(ゆえん)だ。
ところが、教える側が、
そう言った“普遍的なエリア”に関して、
無関心であったり、不勉強な場合
“社交ダンス”を“社交ダンス”で、
終わらせてしまうことになる。
「“社交ダンス”を教えることができれば、
もうそれで十分OK」
と、満足してしまうんだ。
コウいった思考は、
当然、レッスンに直結する。
「生徒サンは、ダンスが上手くなればソレで良い。
楽しく、綺麗に踊る体験ができれば、それで良いのだ」
で、深く考えることなく、
カタチだけの「クローズド・ポジション」
を教え続けてしまいかねない。
(生徒サンを自分の型にはめ込んでしまう教師も然り。
なぜ、ソレがNGなのかは考えないかも知れない)
また、教える側が、
ダンスの“普遍的なエリア”について知っていて、
深い理解があれば、
教えることに対し、自然に、謙虚になれる。
安易に教えることは、ナイ。
もちろん、
教師的“上から目線”になることもないだろう。
ミニ・ミニ ボイス
最近、より一層、エキセントリックさが増して来た。
夜、寝る時間も、マチマチ
食べることも、マチマチ
信念は、一貫してるけど(!?)
ソレ以外は、みーんな、マチマチ
(マチマチとは、バラバラで揃っていないこと)
ヒデ君、ミキヒコさん、苦労、かけます。
続く第2869話へ
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ダンスだけを習ってはいない!?
ワーク・シフト(17)
前回の続き。
社交ダンスの教師は
「教える」ことにおける意識を
変えなければ、イケナイ。
なぜなら、以下のような問題がアルからだ。
(第2866・2867話参照)
1.「教える」という行為は、
“上から目線”的に、オカシクなってしまいやすい。
「人に教える」ことが職業である“教師”は、
実は、とっても危ないのだ。
社交ダンスは教えることは、
モロモロ難しいものであるため、
教師であっても魔が差しやすい。
2.社交ダンスは、諸刃の剣。
潜在能力が開花するように働きかけることもできるが、
極端に能力が奪われることも。
これは、教え方に問題にアリ、な場合が多い。
教師が、生徒サンを自分の型にハメて、
“踊ってしまう”これが、最も、ヤバイ。
ダンスによって養われるべき“感受力”が、
正しく育たない。
ワタクシ思うに、問題はこれだけではない。
たくさんアル。
が、社交ダンス教師が
「教える」ことに対する意識を変えれば、
解決に導けるモノも多い。
では、「教える」ことにおいて、
どのような意識改善が必要か?
実は、コレもいっぱい・・
改善点なるものは、
それはもう、たくさんあるのだ。
詳しくは、
オイオイ特集を組んで(!?)取り上げるとして、
今回は、
ワタクシが、教授する際、
キモに命じていることを記しておこう。
「“社交ダンス”を教える際、
教える側は、
“社交ダンス”を教えるつもりでも、
受ける側に取っては、
“社交ダンス”だけを習うことにはならないので、
注意を要する」
これは、
社交ダンスの中での教えが、
非常に広く、しかも深いエリア、
もっと言えば、
真理を学べる普遍的なエリアに
つながっていることを意味している。
ということは、
以下のような考えも必要と言える。
「社交ダンスで起こってくる問題は、
その人のかなり深い問題から
やってきているケースが多い。
それはまた、その人が抱えている、
日常的な問題とシンクロしている可能性が高い」
さぁさぁ、言っている意味、ワカリマス?
スタンダードのホールド(組み方)などは、
非常に分かりやすい例だ。
教える側は、
社交ダンス・スタイルを取るための
テクニックとしての組み方を教える。
「相手とちゃんと向かい合う」
クローズド・ポジションは、
あくまで、ダンス・テクニックだ。
が、受け取る側の“潜在意識”では
「普段、他者と向かい合うときも一緒」
として、捉えてしまう、コレが怖い。
「リキんで、カタチだけの中身のない組み方」
を練習し、
覚えちゃうと、大変なことになる。
日頃の対人関係でも、
見かけだけで、実は、
他者とちゃんと
向かい合うことができない人
になってしまいかねないんだ。
また、こうも言える。
ダンスシーンにおいて、
クローズド・ポジションがウマくできず、
力んだり、カラダが歪んだり・・で、
上手く向かい合って組めないヒトは、
普段から
「他者とちゃんと向かい合うことができていない」
可能性は高い・・・
ところが、日常的に
「自分は、他者とちゃんと向かい合うことができない」と、
悩んでいた人が、ダンスで
「正しいクローズド・ポジション」感覚を習得できれば、
普段の症状も改善に到る
・・・なんてことも大いに可能なのだ。
ソンナコンナは(先ほども言ったように)
社交ダンスが、
普遍的なエリアにつながっている所以(ゆえん)だ。
ところが、教える側が、
そう言った“普遍的なエリア”に関して、
無関心であったり、不勉強な場合
“社交ダンス”を“社交ダンス”で、
終わらせてしまうことになる。
「“社交ダンス”を教えることができれば、
もうそれで十分OK」
と、満足してしまうんだ。
コウいった思考は、
当然、レッスンに直結する。
「生徒サンは、ダンスが上手くなればソレで良い。
楽しく、綺麗に踊る体験ができれば、それで良いのだ」
で、深く考えることなく、
カタチだけの「クローズド・ポジション」
を教え続けてしまいかねない。
(生徒サンを自分の型にはめ込んでしまう教師も然り。
なぜ、ソレがNGなのかは考えないかも知れない)
また、教える側が、
ダンスの“普遍的なエリア”について知っていて、
深い理解があれば、
教えることに対し、自然に、謙虚になれる。
安易に教えることは、ナイ。
もちろん、
教師的“上から目線”になることもないだろう。
ミニ・ミニ ボイス
最近、より一層、エキセントリックさが増して来た。
夜、寝る時間も、マチマチ
食べることも、マチマチ
信念は、一貫してるけど(!?)
ソレ以外は、みーんな、マチマチ
(マチマチとは、バラバラで揃っていないこと)
ヒデ君、ミキヒコさん、苦労、かけます。
続く第2869話へ
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