2014.08.28 (第2774話)チョット中休み エッセイvol.95 ~ラテン専科リバイバル・ダンス~
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チョット中休み エッセイvol.95
ラテン専科リバイバル・ダンス
~初・夏祭り・成功(7)~
リポーター
「ラテン専科
リバイバル・ダンスの各種目のコメントをお願いいたします。
まずは、サンバから」
ジュンコ先生
「ラテン専科でサンバを取り上げた当時は、
サンバはもとより、ラテン種目自体、
ホンキで習ったことがナイ
という方が多くいらっしゃいました。
こうやって観ると、
成長なさっている様子がよく分かりますね。
広いフロアーなのに、
2カップルだけでも、十分、見応えがありました。
サンバ以来(ラテン専科では)
違う種目をヤってきましたが、
キッチリ、サンバも上達されている・・・うれしいですね」
リポーター
「あのぉ、
サンバとは違う種目を習っても、
サンバが上手くなったりするものなのですか?」
ジュンコ先生
「エエもちろん。
サンバの後、ジャイブ、
チャチャチャ、パソドブレと続いています。
それらは、ある意味、
すべて“サンバ”に効きます。
ダンスは、すべてつながりがあるのです。
例えば、
サンバでどうしてもできなかった動きが、
ワルツを学ぶことで可能になる・・・
そんなケースさえあるのです」
リポーター
「へぇ〜、
それは、夢があるというか、
希望が持てるというか・・・
遠回りなようで、
実は、ソウではナイってコトもアルわけですね」
ジュンコ先生
「そうです。
そういった意味でも、
リバイバル・ダンスは良いなぁと思いました。
当時出来なかったことが、
デキルようになっている・・と、
対比することができ、
自らの成長を確認できますからね。
『カラダが変われば、ダンスは変わるって、本当だなぁ』
と、実感できるのも魅力です」
リポーター
「サンバは、ジャイブ、チャチャチャの発表時間に比べて、
(時間が)かなり短かったように思うのですが」
ジュンコ先生
「まだ“ショータイム”メインで、
アマルガメーションを組んでいた時期ではなかった
ということもあります。
が、それよりも、
1曲分は無理というか、
ネライはソコ(ショー的に踊ること)に、
ナイというか・・・
実を言えば、サンバは、結構難しいのですよ。
ちゃーんと踊ろうとすれば、
一気にハードルが高くなります」
リポーター
「難しいのに、
ラテン専科の最初にもってきた理由は?」
ジュンコ先生
「カラダを深部からゆるめることができる
ボディでリズムを感じる訓練になる
・ ・・コウいった意味では、
ビギナー向けの種目とも言えるのです。
何より、当時の一番のネライは
『ラテンダンスの楽しさを知る』でしたからね」
リポーター
「ネライは成功でしたか?」
ジュンコ先生
「ハイ。
ラテンを踊る上での、
ハート&ボディの“土壌”ができたといった感じです。
ただし、サンバという種目においては、
“未開発”の部分がたくさんあります。
今回の発表を観ていても、
3種目の中で最も、進化の余地があるアル種目が
サンバでした」
リポーター
「ソレは、具体的にはどういった点ですか?」
ジュンコ先生
「より細やかなビート表現、
サンバ独特の動きの習得
その上での、ラインの強さ
リード&フォローも、コレから、です。
また、ラテン専科で取り上げる際が、楽しみです」
リポーター
「では、次、
ジャイブをお願いします」
ジュンコ先生
「まず、
ボディがよく使えているなぁと、感心しました。
ソレと・・・音楽が良く聴こえている!
音楽が、皆さんの“強み”になってきている様子が、
ジャイブの中に出ていました。
また、ジャイブも、レッスンしていた頃より、
“こなれた(巧みな)”動きになっているのが印象的でした」
リポーター
「ジャイブって一般的には、
難しい種目なのでは?」
ジュンコ先生
「そうですね。
インナー(カラダの中)を使って踊れる例は、
少ないですね。
普通は、インナーよりも脚部を使いますから。
その点、非常に良かったと思います。
ジャイブ・レベル、高いです」
リポーター
「この先の成長の余地は?」
ジュンコ先生
「股関節&ヒップ開発、レッグの強化など、
下半身のテクニックを足していくと、
またまた、面白くなる種目ですね」
リポーター
「最後は、
チャチャチャをお願いします」
ジュンコ先生
「チャチャチャのベーシックって、
ミョーに難しいんですよ。
シャッセとかロックとか・・・
その辺りが、随分改善されていましたね。
ボディが、細やかに動くようになってきた印象です」
リポーター
「皆さん、スゴく、
エネルギッシュな感じがしたのですが」
ジュンコ先生
「チャチャチャは、
特有の難しいテクニックに惑わされず、
気分がノって、
気・楽になれば、
途端に踊るやすくなる種目なんです」
リポーター
「それは、良いこと?」
ジュンコ先生
「もちろんです!
『音楽がかかると、スイッチが入る』
という方が多くなりましたね。
拍手!です。
また、
ジャイブと同様、下半身の開発が、
ススムと、チャチャチャも変わります。
そのためにも、
ヒップの周りのゆるみがこの先の課題です」
リポーター
「では、
ラテン専科に参加されている皆さん、
全体へのメッセージを、お願いいたします」
ジュンコ先生
「ラテン種目を利用しての
“解放”が進んできたことを喜んでいます。
また、多くの方に共通して良くなってきたと思われた点、
それは、
“スタイル”です。
しかも、外側からではなく、
内側からの変化によるものなので、
これは“ホンモノ”です。
ラテン種目を通し、
踊れるカラダへの進化がジワジワと・・・
この先も、楽しみながら、頑張っていきましょうね。
今、授業でやっている
“パソドブレ”
ココで踊ると、イイだろうなぁ〜
少し気が早いですが(笑)
来年の“夏祭り”での発表が楽しみです」
続く第2775話へ
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ラテン専科リバイバル・ダンス
~初・夏祭り・成功(7)~
リポーター
「ラテン専科
リバイバル・ダンスの各種目のコメントをお願いいたします。
まずは、サンバから」
ジュンコ先生
「ラテン専科でサンバを取り上げた当時は、
サンバはもとより、ラテン種目自体、
ホンキで習ったことがナイ
という方が多くいらっしゃいました。
こうやって観ると、
成長なさっている様子がよく分かりますね。
広いフロアーなのに、
2カップルだけでも、十分、見応えがありました。
サンバ以来(ラテン専科では)
違う種目をヤってきましたが、
キッチリ、サンバも上達されている・・・うれしいですね」
リポーター
「あのぉ、
サンバとは違う種目を習っても、
サンバが上手くなったりするものなのですか?」
ジュンコ先生
「エエもちろん。
サンバの後、ジャイブ、
チャチャチャ、パソドブレと続いています。
それらは、ある意味、
すべて“サンバ”に効きます。
ダンスは、すべてつながりがあるのです。
例えば、
サンバでどうしてもできなかった動きが、
ワルツを学ぶことで可能になる・・・
そんなケースさえあるのです」
リポーター
「へぇ〜、
それは、夢があるというか、
希望が持てるというか・・・
遠回りなようで、
実は、ソウではナイってコトもアルわけですね」
ジュンコ先生
「そうです。
そういった意味でも、
リバイバル・ダンスは良いなぁと思いました。
当時出来なかったことが、
デキルようになっている・・と、
対比することができ、
自らの成長を確認できますからね。
『カラダが変われば、ダンスは変わるって、本当だなぁ』
と、実感できるのも魅力です」
リポーター
「サンバは、ジャイブ、チャチャチャの発表時間に比べて、
(時間が)かなり短かったように思うのですが」
ジュンコ先生
「まだ“ショータイム”メインで、
アマルガメーションを組んでいた時期ではなかった
ということもあります。
が、それよりも、
1曲分は無理というか、
ネライはソコ(ショー的に踊ること)に、
ナイというか・・・
実を言えば、サンバは、結構難しいのですよ。
ちゃーんと踊ろうとすれば、
一気にハードルが高くなります」
リポーター
「難しいのに、
ラテン専科の最初にもってきた理由は?」
ジュンコ先生
「カラダを深部からゆるめることができる
ボディでリズムを感じる訓練になる
・ ・・コウいった意味では、
ビギナー向けの種目とも言えるのです。
何より、当時の一番のネライは
『ラテンダンスの楽しさを知る』でしたからね」
リポーター
「ネライは成功でしたか?」
ジュンコ先生
「ハイ。
ラテンを踊る上での、
ハート&ボディの“土壌”ができたといった感じです。
ただし、サンバという種目においては、
“未開発”の部分がたくさんあります。
今回の発表を観ていても、
3種目の中で最も、進化の余地があるアル種目が
サンバでした」
リポーター
「ソレは、具体的にはどういった点ですか?」
ジュンコ先生
「より細やかなビート表現、
サンバ独特の動きの習得
その上での、ラインの強さ
リード&フォローも、コレから、です。
また、ラテン専科で取り上げる際が、楽しみです」
リポーター
「では、次、
ジャイブをお願いします」
ジュンコ先生
「まず、
ボディがよく使えているなぁと、感心しました。
ソレと・・・音楽が良く聴こえている!
音楽が、皆さんの“強み”になってきている様子が、
ジャイブの中に出ていました。
また、ジャイブも、レッスンしていた頃より、
“こなれた(巧みな)”動きになっているのが印象的でした」
リポーター
「ジャイブって一般的には、
難しい種目なのでは?」
ジュンコ先生
「そうですね。
インナー(カラダの中)を使って踊れる例は、
少ないですね。
普通は、インナーよりも脚部を使いますから。
その点、非常に良かったと思います。
ジャイブ・レベル、高いです」
リポーター
「この先の成長の余地は?」
ジュンコ先生
「股関節&ヒップ開発、レッグの強化など、
下半身のテクニックを足していくと、
またまた、面白くなる種目ですね」
リポーター
「最後は、
チャチャチャをお願いします」
ジュンコ先生
「チャチャチャのベーシックって、
ミョーに難しいんですよ。
シャッセとかロックとか・・・
その辺りが、随分改善されていましたね。
ボディが、細やかに動くようになってきた印象です」
リポーター
「皆さん、スゴく、
エネルギッシュな感じがしたのですが」
ジュンコ先生
「チャチャチャは、
特有の難しいテクニックに惑わされず、
気分がノって、
気・楽になれば、
途端に踊るやすくなる種目なんです」
リポーター
「それは、良いこと?」
ジュンコ先生
「もちろんです!
『音楽がかかると、スイッチが入る』
という方が多くなりましたね。
拍手!です。
また、
ジャイブと同様、下半身の開発が、
ススムと、チャチャチャも変わります。
そのためにも、
ヒップの周りのゆるみがこの先の課題です」
リポーター
「では、
ラテン専科に参加されている皆さん、
全体へのメッセージを、お願いいたします」
ジュンコ先生
「ラテン種目を利用しての
“解放”が進んできたことを喜んでいます。
また、多くの方に共通して良くなってきたと思われた点、
それは、
“スタイル”です。
しかも、外側からではなく、
内側からの変化によるものなので、
これは“ホンモノ”です。
ラテン種目を通し、
踊れるカラダへの進化がジワジワと・・・
この先も、楽しみながら、頑張っていきましょうね。
今、授業でやっている
“パソドブレ”
ココで踊ると、イイだろうなぁ〜
少し気が早いですが(笑)
来年の“夏祭り”での発表が楽しみです」
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