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チョット中休み エッセイvol.95 

ラテン専科カップリング

~初・夏祭り・成功(6)~


リポーター
「続きましては、

ラテン専科の“リバイバル・ダンス”です。

コレは、どういったものですか?」


ヒデ
「過去、ラテン専科でやってきたルーティンを思い出して、
踊ろうという企画です。
種目は、サンバジャイブチャチャチャ
みんなで踊る時間と、
カップルによる“学習発表”タイムがあります」


リポーター
「そのカップルによる“学習発表”
サンバからスタートです。
お、2組ずつ、スポット・ライトを浴びて!?
良いですねぇ。
コレは、乗りますねぇ。
声援が飛んで、非常にイイムードです」


サンバ終了


リポーター
「次は、ジャイブです。
今度は2ヒートに分けて踊る模様。
結構、長いルーティン。
1曲マルごとアルのですね!
皆さん、楽しそうです」


リポーター
「最後はチャチャチャです。
これも2ヒートに分けて踊られます。
5〜6組、
皆同じステップを踊られているのでしょうが、
非常に個性的です」


リポーター
「では、まとめて、リポートさせていただきます。
(ヒデ君に向かって)
女性同士のカップルも多かったですね。
カップルは・・・
この“リバイバル・ダンス”のためだけに、
結成されたものですか?」


ヒデ
「元からのカップル、
ご夫婦、競技選手・・の方もいらっしゃいましたが。
『ジュンコ先生の教室』に来られる方々は、
“お一人サマ”も多いので、
その方々同士が
“即席・カップル”を作っての発表だったのです。
ほとんどカップル練習ナシで、
いきなり、踊った方々もいると思いますよ」


リポーター
「共通ステップだから、
そう言ったことも可能なのですね。
ジュンコ先生から観て、
“思いがけないカップル”も、ありましたか?」


ジュンコ先生
「ハイ!
サプライズ・カップル、多かったです。
意表をついていただくと、
うれしかったりしますよね(笑)」


リポーター
「服装や髪型で、
意表をつくカップルもあったのでは?」


ジュンコ先生
「そう!
ツインテール(2つに分けて、高い位置で結ぶ)可愛い!
それに、仲良く、
衣装合わせしているカップルも、
観ていてニッコリしてしまいますね。
日頃はスタンダード種目を
主体にされている競技選手カップルの、
ラテン発表も見所!でしたね。
イヤイヤ、すごく良かったです」


リポーター
「即席カップルも多いということでしたが、
ソウは観えない!
上手い!と思ったのですが・・・」


ジュンコ先生
「そうですね。
レベルの高い発表だったので、驚いています。
ラテン専科での“ショータイム”が、
良い訓練になっているのかな?
“ショータイム”のカップルも毎回、
くじ引きで決めるのですが、
こういう学習発表目的の“超・短期カップル結成”も、
なかなか良いなと思いましたね。
目標に向かって、
一緒に一気に練習して、解散(笑)

超・短期とは言え、

大勢の人前で、ホンキで踊るため、
良い勉強になったことと思います」


リポーター
『ジュンコ先生の教室』で学ばれている方々は、
男女両パートをこなせるようになっていく・・・
これは、カップリングに、幅ができますね」


ジュンコ先生
「そうですね。
女性同士のカップルは当然、
将来、男性同士のカップルも登場するかもしれません」


リポーター
「オォッ!?
ラテンだから、アリなのかもしれませんが、
でも、スゴい話・・・」


ジュンコ先生
「最近、ゼロプラで、男性同士で組むことを
“奨励”しているのですが、
実は、コレ、かなりテクニックがないと、
できないことなんですよ。
普段“いい加減”に、
男性パートをやっているようでは通用しない。
女性には、なんとか成っても、
男性相手では無理ってことってアルんです。
反対に、
男性同士だからこそ、ヤリよいこともあります。
“仲間”の、男性同士で上手くテクニックを伝え合う
・ ・・そう言ったことがデキルようになると、
また、世界が広がるでしょうね」


リポーター
「へぇ〜、男性同士が組むって、
勉強になるんですね」


ジュンコ先生
「なります。
女性同士組んだり、男性同士組んだり、
パートナーワークをやったり・・・
こういった“組み替え演習”は、
立場を換えてモノゴトを観ることで、

潜在的な感覚が一気に開花する

ことさえあります。
立体的操作テクニックを身につけるにも、最適です」


リポーター
「パートナーワークは、確か、
ユニプラ発の、
ユニプラ・ルールだったと思うのですが、
他のレッスンでも定着してきましたね」


ジュンコ先生
「そうですね。
コレは、素晴らしいことです。
非常に“強み”になりますよ・・・後になればなるほどに。
(パートナーワークは)
ヤロウと思っても、すぐにできないモノでもあるので、
デキルだけ早期に開始する方が良いのです。
最初は、難しいモノですが、慣れて来ます。
両パートを“知る”ことで、学びも2倍に、
イエ、ソレ以上になると思います」


リポーター
「世間では、女性が男性パートをやったり、
男性が女性パートをすることに、
異議を唱える風潮もアルと伺っているのですが」


ジュンコ先生
「ソレは・・・アルでしょうね。
心情的、感覚的にも、ヤラナイ方が良いという意見
『男性は男性らしく、女性は女性らしく踊りましょう』
といった側面からの学びのためには、
両パートをする必要はナイ・・・
ソウいう意見がアルのもうなずけます。
ただ、ココで展開したいのは、
社交ダンスによる学びだけではなく、
人体構造としての学びであったり、
人間関係としての学びなのです。
パートナーワークによって得られる学びは、
非常に深いと思っています」


リポーター
「分かりました。
では、各種目のコメントをお願いいたします・・・」


       続く第2774話へ




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