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社交ダンスを始めるということ 第286話へ


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特別シリーズ 
社交ダンスを教えるということvol.15 

循環しない苦しみ

もう1つの“夏・祭”(9)


ジュンコさんとジュンコ先生の
結構シビアな対話という異例のブログ。
いよいよ、ラストです。


ジュンコ
「『この仕事、ヤルのか?ヤラナイのか?』
で、ヤラナイという選択も、
十分、アリな状態だった」


先生
「もし、やっていなかったら?」


ジュンコ
「ウ〜ン・・・
やった、と思う。
絶対、最後は、やったわね。
実は、途中で気がついたんだけど、
ナニカを選択するとき
ヤリタイか? イヤか?
好きか? 嫌いか?
では、決められなくなってきているって」


先生
「以前は、
ヤリタイか? イヤか?
好きか? 嫌いか?
で、選択をしていたの?」


ジュンコ
「そう。
自分がやりたいか?
想像してみてワクワクするか?
楽しい気分になるか?
それがアルことは、
やってみる価値がアルンじゃないかと。
反対に、
ソレをヤル自分のイメージをしたとき、
違和感を持ったり、嫌な気分になったり
心臓がドキドキしたり、汗が出たり、
息が苦しくなったり・・するものは、
やるべきではナイと、
一応、そういう基準だったように思う」


先生
「ソレが、ドウ変わったのかしら」


ジュンコ
「すごく、良さそうで、ワクワクすることでも、
一過性の感情からのものもあると、わかってきた。
ソレを証拠に、
しばらく経つと
『やらなくて、良かった』 
とか
『やる必要がなかった』
と思う。
反対に、
どんなに嫌でも、
絶対やるべきものがあるというのも、
分かって来たわ」


先生
「今回の“ビギナー向けダンスライブ”が、
そのようね」


ジュンコ
「そう。
他にもいっぱいアルと思う」


先生
「嫌でも、やるべきものと、
やらなくても良いものとの、違いはどう?
差異はあるのかしら?」


ジュンコ
「ある、わね。
嫌だなという気持ちを深く掘っていくと、ワカルの。
『嫌でも、やるべきもの』は、
自分の中に『嫌だ』の心当たりが、チャンとある。
なんて言うか・・・そう
“言い訳”が、あるのよ。
ワタシの場合、
その言い訳の中で最も多いのが、
『自信がナイ』
『自分のようなものが出来るはずがナイ』
的なもの。
まぁいや、
コンプレックスと同居している(笑)
そのコンプレックスが、都合良く、
なぜ、嫌なのか?の
“言い訳”を作り出している・・・
この言い訳を見抜くのが、
ちょっと難しいんだけどね。
『ソレって仕方ないじゃない!?』
みたいな、
正しい理由のような顔をした“言い訳”もあるから。
例えば、今回のような
『咳で声が出ないから』みたいな」


先生
「なるほど」


ジュンコ
「違いは、まだある。
『嫌でも、やるべきもの』
は、ヤルと、喜んでくれる人が、いる。
相手や周りに、ね。
気がつくと、自分だけが『嫌だ』と、
言いはっている状態(苦笑)
『やらなくても良いもの』
は、相手も周りも、
『やらなくて良い』というムードだったり、
(相手や周りには)
影響がまったくなかったり、
やっても、誰とも“循環”しないって感じ。
それに、
『嫌でも、やるべきもの』は、
『ソレをすることで、成長スルことができる』
って、自分だけではなく
相手も周りも、分かるし、納得もできる」


先生
「『やらなくても良いもの』
『嫌でも、やるべきもの』
どちらか、迷った時は?」


ジュンコ
「信用の持てる人、ワタシの場合は、
ヒデ君、ミキヒコさんに相談するわ。
もちろん、
目に見えない存在たちの導きを待つことも大事。
あ、ソウ・・・
『嫌でも、やるべきもの』
ってね、やればすぐに
『やって良かった』と実感するわね。
そして『嫌だ』って、
ごねていた自分を反省する。
こういう体験を繰り返すうちに、
迷わなくなってくるように思う。
そして
『嫌でも、やるべきもの』
が、
ホントウは嫌ではなかったと、
気がつく時もやってくる・・・」


先生
「体験も、必要ね」


ジュンコ
「今回、すごく、良い体験だった。
忘れられない
夏・祭となったわ」


       続く第2767話へ




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