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社交ダンスを始めるということ 第285話へ


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特別シリーズ 
社交ダンスを教えるということvol.15 

絶対に、やり遂げなきゃいけない仕事

もう1つの“夏・祭”(3)


前回の続き。

ジュンコさんとジュンコ先生の対話です。


先生
「ジュンコさん・・・
言っていることは、わかるけれどもね、
ナニか大切なこと、忘れていない?」


ジュンコ
「え?
大切なことって、また “使命”とか、
そーいうこと?
今回のイベントの件は、
ホントに、声が出ないんだもん、仕方ないでしょ。
普通の状態だったら、
ちゃーんと(イベントを)しているわ。
それに、
イベントで無理したら・・・
次の日、ワークショップがアルのよ」


先生
「そういうことじゃないのよ。
普段、恵まれ過ぎているから、
怠慢になっているんじゃないの?」


ジュンコ
「エ?
たいまん?」


先生
「そうよ。
“参加者”はアナタの方に向いて、
アナタの言うことを理解しようと努めてくれて、
トーゼン。
そんな気持ちになっていない?」


ジュンコ
「・・・」


先生
「聞いていると、
“ビギナー向けダンスライブ”という仕事を随分、
軽く観ているようね」


ジュンコ
「その反対よ。
“大変”だから、イヤなのよ」


先生
「ソウいう意味ではなく、
“アナタでなくてもできる仕事”という意味よ」


ジュンコ
「ええ。
ヒデ君でもデキルと思っているわ」


先生
「ソウかしら?
本当は、ヒデ君には、
まだ、無理だとわかっているでしょう?
というか、
アナタではなく、
ヒデ君がヤルと全く別のものになってしまう・・・
“ビギナー向けダンスライブ”は
『アナタがアナタの為にヤル仕事』である、
と、ちゃんとわかっているでしょう?」


ジュンコ
「ワタシのためにヤル仕事?」


先生
「そうよ。
ワークショップやその他のレッスンも、
すべて、そう。
アナタにしかできない仕事・・・
それは、すなわち『アナタの為にヤル仕事』なの
言い換えれば
『アナタがソレをヤルことによって、
成長デキル仕事』」


ジュンコ
「でも、声が・・・」


先生
「ワークショップなら、どうするの?
ヤメるの?
以前にも、同じようなことがあったでしょう?
咳が出て、声がかれた。
ワークショップ当日、咳も止まらないし、
声が、ほとんど出なくなった。
アナタはどうしたかしら?
休んだの?」


ジュンコ
「休まなかった。
絶対に、やり遂げなきゃと思った」


先生
「それで、どうしたの?」


ジュンコ
「ええっと・・・
あぁ、思い出して来たわ。
日本酒で喉のシップをしたり、
のど飴をなめ続けたり、色々、手を尽くした。
でもダメだったから、薬も買った。
小児用のシロップ」


先生
「絶対に、やり遂げなきゃと、
あきらめなかったわけね?」


ジュンコ
「そう。
だって、代わりがいないんだもの」


先生
「“ビギナー向けダンスライブ”も、一緒。
代わりは、ナイのよ」


ジュンコ
「・・・」


先生
「そのワークショップのとき、
最終的にはどうなったの?
ケアをして良くなったの?」


ジュンコ
「ううん。
色々やったけど、ダメだった。
で、最後は・・・」


先生
「最後は?」


ジュンコ
「祈った。
天に託す(たくす)感じ。
すると、いつの間にか“集中状態”に入って行った。
声や喉のことを忘れる瞬間が多くなった。
そしたら、奇跡が起こった。
声が、出た」


先生
「そうだったわね。
アナタは、その時、
たくさんのことを学んだはずね。
今回
その学びは活かされているかしら?
さっさと、あきらめては、いなかった?
ジュンコさん、
もう一度言うわよ。
普段、恵まれ過ぎているから、
怠慢になっているんじゃないの?
以前、声が出なくなったとき
『参加者の集中力と、優しさに助けられた』
と、言っていたわね。
でも、ゲリラライブでは、
そーいうこと、期待できない。
アナタのことを知らない
ダンスもやったことない
ソウいう方々をお相手にレッスンをスル
しかも体調がワルイ
それなら、もっと努力や工夫が必要じゃないの?
それを、簡単に、あきらめてしまって、
しかも『ヒデ君でもデキル仕事』なんて、
すり替えてしまってはいけないでしょう?」


ジュンコ
「・・・(涙)」


       続く第2761話へ



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