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社交ダンスを始めるということ 第277話へ


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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

“スキマ”角度は深い方が良い!?

~ダンス・グレーゾーンを見直そう~


さて、
股関節フリーになるとできる

“スキマ”の話が続いているけど、

ついて来れてます?
チョコッとおさらいしておくと・・・
スキマとは、
トリプル吊り上げ筋が活性化

“吊り垂れ構造”になるとデキル、

そけい部のトコロのこぶし1個分くらいのくぼみのこと。
スキマはダンスのグレーゾーン解明に大役立ち!であり、
上級ダンサーになるほどに、スキマの活かし方が上手くなる。
このスキマ、カラダの他の関節と連動することで、
もっと深い角度がつくことも。
で、両手をVゾーンのあて、腰を後ろに引いていく。
と、相撲取りの立ち会いみたい・・・
ホラ!
そのくらいの(深い)角度が付くこともアリよ・・・
ナァンて言っても、
皆さん????
「そんなんじゃぁ、相手とホールドできないし、
観た目、カッコ悪いもん」

失笑をかうことになりかねない。

実は、この辺の理解もグレーゾーンなんだよね。
どういうことかと言うと、
“スキマ”を作る際の、フィーリングについてだ。
ほとんどのヒトが、
「床に立しっかりと、立つ」ことを大前提としている。
だから、
「スキマを作るためには、
下に下りないといけない」

という想像になるんだな。
そーじゃない。
スキマは、結果、だ。
吊り垂れた、結果、デキル状態なのだ。

近年、多くのダンサーが、
「ヒザではなく、股関節を使おう」
ということに、目覚めては、いる。
でも、現実として、

股関節が使えない人がほとんどだ。

股関節が使えるかどうかは
正しいスキマがあるかどうかでワカル。
正しいスキマとは、吊り垂れ構造からのモノであり、
下に向けて踏ん張って作った“スキマ”
そけい部をワザと折って作った
“スキマ”になってしまっているからだ。

吊り垂れ構造からの、ホンマモンの“スキマ”は
カラダの中が、ゆるまないとできないモノなのだ。
が、言い換えれば、ゆるめばデキル類いのモノともいえる。
ダンステクニックとして、
身につけるものではないということだ。

ん?
質問?ドーゾ。

「上記で
『このスキマ、カラダの他の関節と連動することで、
もっと深い角度がつくこともある』とあったけど、
どのくらいの深さまでのことですか?」

良い質問ね!
かなりの角度・・・

90度くらいになってOKよ。

ただし、
スタンダードのホールドの様式を保てるなら、ね。
2人で向かいあって「そけい部90度」とヤったら、
ホントウに相撲みたいになっちゃうわ(笑)
だから、実際は45度くらい・・・
これでも、カタチだけマネすると、キツい。
だって、胸や頭は上に保たないといけないから。
背筋を引き上げるチカラがいる。
といっても、
リキんではダメ・・・というか、力んでも無理ね。
腰を痛めたりしてしまう。

「でも、スキマ角度は深い方が、良いのでしょ?」

エエ。
スキマは吊り垂れの結果という意味でも、
カラダの吊り垂れレベルが上がると、
自然にスキマ角度は深くなるものだけれどね。
そうすれば、ダンスの動きが多彩になる。
そう!
正しい“ロウァ”を手に入れることができるわ。

では、次回、

スキマ角度をアップする

エクササイズ
を伝授しよう。



ミニ・ミニボイス
ユニプラ・ルール説明の時、
スゴくGOOD なエピソード、
コメントをいただくことがアル。
オーディエンスは、
自分のことに置換えつつ、真剣に聴く・・・
とっても、貴重な時間だと思う。
自分の体験、感想、決意etcを話すって、
結構、勇気がいることだろう。
「そーいうの、苦手」
という方もいるかもしれない。
でも、ソンナコンナも、
実はダンスが上手くなることにリンクしている。

上手く話そうなんて、思わなくっていい。
大丈夫。
「人前で、アナタの想いを話すこと」
自体が、素晴らしいんだ。
もし、アナタのエピソード、コメントを聴いて
「ヨシ!自分も頑張ってみよう」
「癒された」
「スゴくタメになった」
なんて人が現れたら、スゴい!
アナタは、まさに“大仕事”をしたことになる。
(この辺り第2662話参照)


       続く第2672話へ




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