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社交ダンスを始めるということ 第270話へ


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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

股関節クッションを使った

タンゴの立ち方


~音楽・シンクロ・ボディを目指せ~


前回の続き。

股関節クッション

「タナを合わせる」
テクニックは、

相手と組む際、

「高さを合わせる」のに超・有効。

ソレ以外にでも

「もっと、低く踊らないといけない」

シーンで、ドンドン活用して欲しい、
テクニックなのだ。
例えば、
ピクチャー・ポーズ
そして、タンゴを踊る際・・・ってことで、


ようやく、サトシリカ子のレッスンに戻ろう。

タンゴウォーク伝授のシーンだ。
(第2351話参照)

ジュンコ先生の
「カラダの中の音楽と、
外からやってきたタンゴ・ミュージックとの合奏
でウォークをしているのよ」

という言葉に、ポカンとする2人。

ジュンコ先生は、続ける。
「しかも、2人でも、
合奏ができるようになったら最高ね。
タンゴの曲に乗って歩いているだけで楽しめるわ」

「では、歩く練習の前に、立ち方を教えるわね。
ただし、その立ち方は、
カジュアルに踊るスタイルのものではない」
ソウ言いながら、ジュンコ先生は、
ホールドを折り畳むようにして、楽な感じで
ウォーク、リンク、
クローズドプロムナードを踊ってみせた。
そして、
「イングリッシュスタイルの立ち方よ。
男性パートの方で行なうけれど、
大事な点は女性パートも一緒。
だから、リカ子さんも一緒に、
ワタシのマネをヤってちょうだいね」

ジュンコ先生は、鏡の前に立ち、

まず、カラダの全方向を引き延ばし始めた。
(第2299話参照)

ジュンコ先生の後ろで、2人もマネをして、
カラダを伸ばしている。
背筋がすーっと伸び、
肩甲骨、アバラ間、アバラ、骨盤間などに、
正しくストレッチができた模様。

ジュンコ先生、かなりの高位
・・・飛び立つような、高さ基準線で立っている。
アバラがグッと前にある。


「スイングダンスの立ち方のようですね」
と、サトシが言うと


「そう。
タンゴの立ち方は、

スイングダンスの立ち方から

変化したもの
と思ったら良いわ。

まずは、このくらい高く、
前に立てることを目指す。
上体が股関節の上に乗っていない、
で、脚がブラブラ、垂れ下がっている」

サトシリカ子もマネをしている。
「骨盤と、アバラがスゴく離れて、
オシリが抜けたような・・・こんな感じで良いんですね」
リカ子は、大転子ブラブラをやっている。
(第2292話参照)
例の“犬のおしっこポーズ”だ。


ジュンコ先生、
「そう、いいわよ。
いい?
この続きもマネしてね」

次に、ジュンコ先生は
左足を前にポイントした。
ルンバを踊る際の、
女性のスタンディング・ポジションのようだ。
そして、
その左足をカラダの中に吊り上げ始めた。
オシリがくるんと、持ち上がり、

ヒップアップ状態に。

下腹は吸い上がった状態、
そけい部は、くの字にへこんでいる。
そこから、
左足先を右足の横、
土踏まずくらいに持って来て、(左)足の甲を立てた。
結果、左足の膝は高くもちあがり、屈曲。
前傾。
ヒップが後ろに出て、こけかかったような感じだ。

「股関節が完全にフリーな状態よ」

とジュンコ先生は言い、次に、
ハムストリングス(ウラモモ)両手を添え、
ヒップの向きを変え、
ややイスに座るような状態に。
右膝はユルんでいる。

「股関節がクッションになって低くなっている・・・
これが、タンゴの立ち方なの」

ジュンコ先生、
そこから
まんま、左腕をぐーっと横に伸ばしてから、
ホールドのカッコウに。
最後に、右ホールドを設置・・・
「さぁ、デキたかな?
これがタンゴの立ち方・概要よ」


     続く第2360話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.566~自分の感情を扱う~
 
対人関係におけるモロモロの不快感が
自分の成長を妨げる
“障害物”の元凶であると気づき始めた、ヒデ君
「オレ、もっと、鈍感(どんかん)にならな、
アカンのかなぁ」

ワタシはソレに対し、
「それで、本当に“解決”できるかしら・・・?」

ヒデ君、苦笑しながら
「でけへん・・・やろな。
それに、鈍感になれって言われても、無理や。
勝手に拾ってしまうもん」

「あのね、ヒデ君、
『敏感で、スゴク小さなことにも反応してしまう』
ことは、悪いことではナイ、
とても大切な事なのよ」

ワタシ思うに
感覚や感情を自覚できない方が、ダメだし、怖い。
不感症では、進化も進歩も難しい。
コレは、ダンスにも言えることだ。

「やるべきは
鈍感になることではなくて、
敏感に感じ取ったモノをドウ扱うかを知ること。
自分の感情の扱い方も、含めて、ね」

「扱い方・・・か・・・」
ヒデ君がうなった。

「ほんなら、もし
『イヤやな』
という状況に出くわしたとき、
どうしたらエエのん?
感じないようにする方が良いの?
『イヤやな』
という感情を持ったらアカンということ?」
と言いながら、
「さっきの話からすれば、
感じることは、良い。
要は、感じてしまった感覚を
ドウ扱えば良いのかを学んで、
自分の感情に賢く接する、ということやな?」

「そうね」

「そうしたら、
(人間関係の)アレルギー、治るかな?」

「もちろん!
まずは、ヒデ君が、治ることを体験して、
次に、同じ症状で苦しんでいるヒトに
アドバイスできるぐらいになれば良いね、
例えば、こういう風に・・・」



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