2013.01.08 (第2177話)ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る ~オウンワーク&ミラーリング~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第262話へ
ジュンコ先生の教室のホームページ
ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
オウンワーク&ミラーリング
~カップル・ダンスのハーモニーとは?~
カップル間のエナジーフローで、NGな現象
ワンサイド
「どちらかが一方的に相手に与えようとスル。
もう一方は受け取るのみ」
クラッシュ
「どちらもが相手に与えようとして、
かち合ってしまう」
上記の共通点は、
エネルギーの向いている方向が相手
であるということだ。
エナジーフローにおいて大事な事は、
エネルギーの向いている方向は
相手ではなく、
自分に向ける・・・
(第2176話参照)
だったよね?
だが、
ワンサイドやクラッシュ状態に
慣れてしまっているカップル間の是正は、
思いのほか難しい。
すぐに、
相手の方に気を取られ、
自分の事が疎かになってしまうのだ。
エネルギーの矢印を相手に向けてしまうことが、
習慣化してしまっているのだ。
コレを直すためには、
「相手のことを感じなくていいから、
自分だけを感じて踊りなさい」
「自分勝手になっても良いから、音楽を感じて、
自分のダンスを踊りなさい」
という時期が必要なのだ。
相手に奪われていたエネルギーを
自分に与えなければならない・・・
いわゆる、解放期だ。
この時期のエナジーフロー現象を
オウンワークという。
「それぞれがちゃんと自分の仕事をしましょう」
という意味だ。
男性のリード任せにしていた女性が、
自分のダンスを取り戻す時期でアリ、
喧嘩の絶えないカップルが、それぞれ
「相手のせいにせず、
自分の実力を上げないとダメ」
と気づき、
自己練習に励む時期でもある。
ダンスは、どこまで行ってもオウンワーク、なのだ。
つまり、
自分ダンスは自分で作り出す・・・これが基本なのだ。
相手と一緒に踊るということは、
自分を捨てることでは決してない。
とは頭では分かっていても、どうしても
「組むと、
相手が気になって自分のダンスができない」
「相手に合わせてしまい、自分がなくなる」
方には、
わざと
ミラーリング現象を作り出し、
エナジーフローのやり取りを
勉強することをオススメする。
どちらか一方をリーダー役、
もう一方をフォロー役に決め
リーダー役は、自分の踊りたいように踊り
フォロー役は、積極的に相手のダンスを受けに行き、
映し鏡のようにマネをする。
コレを男女交互に行う。
以前、第2097話でも取り上げたね。
大事な事は、
各自が、
床からのエネルギーを受けているという点。
特に
フォロー側が、床からのエネルギー調達がないと、
単に依存レベルのダンスに戻ってしまうため要注意だ。
ソンナコンナを乗り越え
シナジーレベル・カップリング
(第1431話参照)
へ・・・が理想。
さてさて、
次回よりいよいよ
本シリーズのまとめに入っていこう。
続く第2178話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.494~封筒ノナカの愛~
父とヒデ君が会話を始めた。
ビールが入った父は上機嫌だ。
「コレ、持って帰らないか?」
と、色々なものを出して来ては、ヒデ君にススメている。
菓子類
柿の種
三ツ矢サイダー
ジョージアの缶コーヒー・・
父は、
ヒザが痛くて歩きにくい母の代わりに
“ラッキー”(近くのスーパーの名前)に買い物を行き、
ついでに、
自分の好きなものをたくさん買ってくるという。
「要らんもん、
いっぱい、勝手に買って来て・・・」
母は、ぼやいていたが。
父と息子の会話をよそに、
「ジュンコ、ちょっと」
と、母が、手招きだ。
ナンだろうと、奥の間までついていくと、
なにやら、封筒を差し出す。
「コレ、ナニも言わずに取っておき」
見て、ビックリ・・・
封筒には、お金が入っているではないか。
「なに!?
こんなん、いらん」(いらない)
と、とっさに突き返した。
もみ合った。
「何、言うてるの!
ホンの少しや、
コレくらいのこと、おかあさんに、させてや」
さっきまでの、ポカンとした声ではナイ。
しっかりとした声色だ。
目もしっかりしている。
いつもの母、だ。
母は、ワタシのキャミソールの胸元に、
「取っておきなさい」
と、封筒を突っ込んだ。
「おかあさんの“へそくり”や。
お父さんには、ナニも言わんでいい」
そして、
「苦しいやろうけど、がんばりや。
それになぁ、
ナニカあったら、一人で悩まんと、
おかあさんに相談しなアカンで」
おかあさん、ボケてなんて、いない。
ちゃーんと、分かっていんだ・・・
急に胸が熱くなった。
こみ上げて来るものがあった。
みると、母の目から涙が・・・
「人生、苦しい時は、ある。
でも、夫婦、力あわせて、な」
ワタシはたまらず、声を上げて泣いてしまった。
ソレは、いろんな想いからの涙だった。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
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カップル間のエナジーフローで、NGな現象
ワンサイド
「どちらかが一方的に相手に与えようとスル。
もう一方は受け取るのみ」
クラッシュ
「どちらもが相手に与えようとして、
かち合ってしまう」
上記の共通点は、
エネルギーの向いている方向が相手
であるということだ。
エナジーフローにおいて大事な事は、
エネルギーの向いている方向は
相手ではなく、
自分に向ける・・・
(第2176話参照)
だったよね?
だが、
ワンサイドやクラッシュ状態に
慣れてしまっているカップル間の是正は、
思いのほか難しい。
すぐに、
相手の方に気を取られ、
自分の事が疎かになってしまうのだ。
エネルギーの矢印を相手に向けてしまうことが、
習慣化してしまっているのだ。
コレを直すためには、
「相手のことを感じなくていいから、
自分だけを感じて踊りなさい」
「自分勝手になっても良いから、音楽を感じて、
自分のダンスを踊りなさい」
という時期が必要なのだ。
相手に奪われていたエネルギーを
自分に与えなければならない・・・
いわゆる、解放期だ。
この時期のエナジーフロー現象を
オウンワークという。
「それぞれがちゃんと自分の仕事をしましょう」
という意味だ。
男性のリード任せにしていた女性が、
自分のダンスを取り戻す時期でアリ、
喧嘩の絶えないカップルが、それぞれ
「相手のせいにせず、
自分の実力を上げないとダメ」
と気づき、
自己練習に励む時期でもある。
ダンスは、どこまで行ってもオウンワーク、なのだ。
つまり、
自分ダンスは自分で作り出す・・・これが基本なのだ。
相手と一緒に踊るということは、
自分を捨てることでは決してない。
とは頭では分かっていても、どうしても
「組むと、
相手が気になって自分のダンスができない」
「相手に合わせてしまい、自分がなくなる」
方には、
わざと
ミラーリング現象を作り出し、
エナジーフローのやり取りを
勉強することをオススメする。
どちらか一方をリーダー役、
もう一方をフォロー役に決め
リーダー役は、自分の踊りたいように踊り
フォロー役は、積極的に相手のダンスを受けに行き、
映し鏡のようにマネをする。
コレを男女交互に行う。
以前、第2097話でも取り上げたね。
大事な事は、
各自が、
床からのエネルギーを受けているという点。
特に
フォロー側が、床からのエネルギー調達がないと、
単に依存レベルのダンスに戻ってしまうため要注意だ。
ソンナコンナを乗り越え
シナジーレベル・カップリング
(第1431話参照)
へ・・・が理想。
さてさて、
次回よりいよいよ
本シリーズのまとめに入っていこう。
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「もう一つの学連物語」
vol.494~封筒ノナカの愛~
父とヒデ君が会話を始めた。
ビールが入った父は上機嫌だ。
「コレ、持って帰らないか?」
と、色々なものを出して来ては、ヒデ君にススメている。
菓子類
柿の種
三ツ矢サイダー
ジョージアの缶コーヒー・・
父は、
ヒザが痛くて歩きにくい母の代わりに
“ラッキー”(近くのスーパーの名前)に買い物を行き、
ついでに、
自分の好きなものをたくさん買ってくるという。
「要らんもん、
いっぱい、勝手に買って来て・・・」
母は、ぼやいていたが。
父と息子の会話をよそに、
「ジュンコ、ちょっと」
と、母が、手招きだ。
ナンだろうと、奥の間までついていくと、
なにやら、封筒を差し出す。
「コレ、ナニも言わずに取っておき」
見て、ビックリ・・・
封筒には、お金が入っているではないか。
「なに!?
こんなん、いらん」(いらない)
と、とっさに突き返した。
もみ合った。
「何、言うてるの!
ホンの少しや、
コレくらいのこと、おかあさんに、させてや」
さっきまでの、ポカンとした声ではナイ。
しっかりとした声色だ。
目もしっかりしている。
いつもの母、だ。
母は、ワタシのキャミソールの胸元に、
「取っておきなさい」
と、封筒を突っ込んだ。
「おかあさんの“へそくり”や。
お父さんには、ナニも言わんでいい」
そして、
「苦しいやろうけど、がんばりや。
それになぁ、
ナニカあったら、一人で悩まんと、
おかあさんに相談しなアカンで」
おかあさん、ボケてなんて、いない。
ちゃーんと、分かっていんだ・・・
急に胸が熱くなった。
こみ上げて来るものがあった。
みると、母の目から涙が・・・
「人生、苦しい時は、ある。
でも、夫婦、力あわせて、な」
ワタシはたまらず、声を上げて泣いてしまった。
ソレは、いろんな想いからの涙だった。
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