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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

放たれたエネルギーにコネクトする!?

~カップル・ダンスのハーモニーとは?~


快刀乱麻クリニック 
院長ジュンコ先生とQさんの対談が続いている。

ジュンコ先生
「ワタシは肉体で、
ダイレクトにコンタクトしていなかった。
だから、Qさんは、
自由に踊り続けることができたのよ」



「え?
どこもコンタクトしていなかったということ、
ですか?」


ジュンコ先生
「ええ。
Qさんのボディに、
手では触れてはいたけれど、直接ではナイ。
Qさんが踊ることによって放っている

ワルツ・エネルギーにコネクトしていたのよ。

ソウいう意味では部分ではなく、
全体で組んでいたという感じね。
空気や風みたいなものを介して」



「あぁっ、なんだか、思い出した。
以前、コウイウ記事がありましたよね。
ものすごく印象に残っている記事・・・

ホールドの極意は、

“相手と組もうとするな、風になれ”

(第75話参照)

それに、確かタンゴでのところでも、

肉体で組まず、放たれた空気

タンゴ・エネルギーで組む

(第369話参照)

というようなことが載っていたと思います」


ジュンコ先生
「よく覚えているわね。
その通りなの。

肉体的なホールドには、

どうやったって限界がある
から、ね。

でも、エネルギーで組むこと、
踊り続けることには、無限の可能性がある。
ワタシ思うに
日本人ダンサーは、ソッチの方が、断然似合うと思う。
習得も早いと思うわ。
日本は気(エネルギー)の文化を大事にしている国だからね」



「でも・・・
以前の記事を読んだときも思ったのですが、
肉体で組むのには限界がある
気やエネルギーと言った
実体のないもので組む方が、限界がナイ
ソレは、頭では分かるように思うのですが、
カタチがないから、分かりにくいと言うか、
習得するといっても、ナニをどうしたら良いか、
分かりにくいと思うのです」


ジュンコ先生
「さっき、一緒に踊った時、ドウだった?
(第2027話参照)
分かりやすかったんじゃない?

エネルギーで組むと自由で、

肉体で直接組むと不自由だって。

その差は歴然、だったでしょ?」



「あぁ、そうでしたね。
でも、
それって、
いつもヤロウと思ってできることじゃなさそうだし、
特別なヒトしかできないように思うし。
なにより、難しそう・・・」


ジュンコ先生
「なんでも最初は難しいでしょうけれど、
練習すればできるようになる。
エネルギーで組み続けることも一緒。
練習して、できるようになっちゃえば、
直接、肉体で組んで、
ソコがズレないように気をつけながら踊るという方が、
ずーっと難しいことだったんだって、思うでしょうね」



「練習、できることなのですか?
そういうことって。
カタチがないし、
見えないから、分かりにくい・・・」


ジュンコ先生
「音楽のレッスンと同じくらいのレベルでしょうね。
音楽って
カタチがないし、見えないから、難しいでしょ」



「でも、音楽は聴くことができます。
最近では、
“音楽がカラダに入ってきた”
というような、体感も持てるようになりました」


ジュンコ先生
「良かったわね。
でも、エネルギーも同じなの。
非常に体感が持てるものなのよ。
その体感は、
訓練をすることによって、増してくる・・・
より、
ハッキリと実体がアルかのように
感じられるものなのよ」


     続く第2029話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.420~なぜ、ダンスを始めたの?~
 
知り合いのトアル女性(ダンスはやっていない)が、
リアル・ジュンコ・ボイスを読んで、
興味をもったという。
「ドンドン読み進めてしまって、寝不足になったわ(笑)」

「不思議な人生ねぇ。
面白い人生ねぇ」
と、大喜びだ。
その後、ややまじめな面持ちで、こう問いかけて来た。

「ジュンコさん、なぜ、ダンスを始めたの?
踊ること、好きだったの?」

瞬間、言葉に詰まった。

「大学でダンス部に、勧誘されたから・・・」
と、説明したが、
心の中では
いや、それは、単なるきっかけであって・・・
と、想い直している自分がいた。

ちょっと待てよ、
ワタシ
なぜ、ダンスを始めたのだろう?
勧誘されても、断わることはできたのに、だ。
大学でやってみたいなと思っていたことは、色々あったはずなのに。

見学に行こうとリストアップしていたクラブ・サークルは、
国文学研究会
茶道部
華道部
新聞部・・
結構、おカタイ感じのものが多い。

ダンスは、イメージにさえなかった。
そんなクラブ・サークルが存在することも知らなかったし、
知っていても、自分から見学に出向くことはなかっただろう。
踊ることは、どちらかと言うと、好きではなかった。
高校の体育の時間のダンスなどは、めっぽうイヤだった。

小さい頃はどうだったろう?
踊ることなど、無縁だったはず。
が、待てよ。
確か、ダンスを踊っている写真があったぞ・・・
と、思い出したのだ。



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