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社交ダンスを始めるということ 第117話へ




ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

拍・リズム・メロディ?による音楽トラブル

~ザ・音楽トラブル~


前回の続き。

は、心臓の鼓動のようなもの。
変わらなく、繰り返される
ヒトの生体リズムのようなもの・・・基準
リズムは、言語(ことば)のようなもの。
ある程度の基準(間合い・パターン)はアルが、
一定でナイ・・・動き
メロディは、歌声(鼻歌)・・・表現

ジュンコ先生は言う。

拍・リズム・メロディのごちゃ混ぜ感

が以下のような“症状”を引き出しているのよ。
“リズム音痴”
“音楽がカラダに入って来ない”
“音楽が難しい”


「『ダンスミュージックは、リズムが一定。
だから、リズムを取る勉強さえすれば、良いのよ』
が、音楽トラブル解決にならないのは、
上記を見ても分かるように、

リズムは、動きがアルからなの。

つまり、変化スル。
変化しないのは、拍の方。
といっても、
拍がハッキリ分かりにくい曲なんていっぱいあるし、
リズムと拍が“一体化”しているものもある。
メロディの中に、
拍もリズムも入ってしまっているモノもアル。
だから、そういう意味では、
ダンス音楽って単純ジャァないわ」
と、押さえておいて、話を進めてこう。

テーマは、

ダンス音楽における

拍・リズム・メロディ

拍・リズム・メロディの“配合”“順番”などの差によって、
同じメロディのモンでも、
全く違った印象になってしまい、

その差異は“種目の差”となって現れてくるケースも多い。

例えば・・・
ワタシの好きな曲に「Fly Me To The Moon」
というのがアル。
邦語訳は「私を月まで連れて行って」
有名なジャズナンバーだ。
「あぁ、知ってるよぉ」
ってヒトは、結構いるだろうし、
メロディを口ずさめるヒトも多いかもね。
「フランク・シナトラが歌ってた」
てな、ヴォーカル・ナンバー以外でも、
オスカー・ピーターソンなどのジャズ・アーティストよる
インストナンバー
(インストゥルメンタル=器楽曲=人声を一切用いず、楽器のみで演奏)
としても知られている。
つまりは、スゴく“変化”している曲なのだ。

ダンスの中でも、

色んな種目に変化しているよ。

スロー・フォックストロット
ワルツ
ルンバ・・
みーんな、メロディは一緒。
「♪フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン~」だ。

違うのは、拍とリズムだ。

また、同じメロディで、同じ種目のもの・・・
でも、印象が違うってモノも多い。
例えば、ワルツの定番曲「Fascination」
邦語訳は「魅惑のワルツ」
オードリー・ヘップバーン主人公の映画「昼下がりの情事」
でも有名な名曲だ。
同じ、Fascinationでも・・・
音楽トラブルに悩む“あるヒト”が言うに、
「踊りやすいモンと、踊りにくいモンがある」
ココでの“モン”とは、すなわち演奏のことだ。
踊りにくい演奏と踊りやすい演奏の違いは、
とみれば、

踊りにくい演奏・・・

メロディ主体で、拍・リズムが薄くしか聴こえない。

踊りやすい演奏・・・

リズム・拍が主体

もちろんメロディも入っているから
「あぁ、Fascinationね」と分かるわけだけどね。
また、
ヴォーカルも“メロディ”だ。
だもんで、
ヴォーカルが主体で、拍・リズムが薄いと、
「歌声が入っているモノは苦手」
「歌声が邪魔になってしまう」

などという声を引き出してしまうんだよね。

また、
サビの部分などで、
メロディだけが大きくなって、
拍・リズムが消えてしまうときもある。
「踊っている途中で急に、
リズムが分からなくなって不安になります」

というヒトは、
こういう音楽の変化について行けていないのだろう。

また、
クラシック音楽や、クラシック音楽的キレイ系の曲では、
メロディが主体的で、
リズム・拍がほとんどナイ!?というのも少なくない。
そういう曲では、

メロディ・歌声が、

リズムや拍を務めている
んだ。

「ワルツなのに、音楽を外してしまって、困っています」
というヒトは、
メロディの中に、
刻みを見つけることができないからだろうし、
メロディが拍・リズムの役割でアルことを知らないケースも多い。

ね、色々あるでしょ?
明日、続きを・・・


       続く第1506話へ





Real Junko Voice
(目次)

スペシャルバージョン195

~パワースポット・・・“先生”のために~ 

アル女性の話(60代前半)

「友人に連れられて、
初めてスタジオに行ったときは驚いたわ。
紹介された先生が、長身で、カッコイイ・・・
ソレは良いんだけど、すごく、若くって。

息子と一緒の歳!?

やりにくいかなと思ったけれど、
“先生”としてもなかなかしっかりしているし、
何より、ダンスがうまいの。
リード上手。
夢中で踊っている間に、
年齢のことなど忘れてしまったわ」

「ホテル・デモにも、
誘われるまま、すぐに出させてもらった。
踊りたかったから?
ううン、そうじゃなくて、

“先生”ために、

何かできることはないかしら?


と、思ったからよ。
競技選手で、色々お金もかかるって聞いたから、
応援したくなったのね。
自分の息子を応援する・・・最初は、ソンナ気分だった」

「パーティ券や、競技会のチケットもいつだって、
買ってあげたわ。
そのくらいのことしか、私にはできないし、
“先生”が喜んでくれるなら、
ナンだってやってあげたい」

「でも、そのうち、

“独占欲”がでてきている自分に気がついたのよ。

『“先生”私、以外の生徒と踊るときは、
“気持ち”をつかわないで欲しい。
見つめ合ったり、
微笑み合ったりしないで欲しい』


『先生にとって、私が“一番”でしょ?
ココまで尽くしているんだし、
こんなにも、応援しているんだもの』


「“先生”が競技会で勝ち始めて、忙しくなってきた。
時間の変更やキャンセルが度々・・・。
私は、嫌だった。
デモ出場の回数を増やすことにした。
そうすれば、レッスン回数が増えるだろうから」

「え、私のダンス?
上手くなっていないんじゃないかって?
デモを観ていて、そう思うですって!?
デモに出ても意味がないだろう、って言いたいんでしょうけど、
私は、コレでイイの。
“先生”のためにそうしているだけだから・・・」

ところが、この話には続きがアル。



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