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読者限定ワークショップ

社交ダンスを始めるということ 第68話へ




ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

インナー・スイング・ラインでステップを作る

~女性のポイズ・反りの謎~


前回の続き。

ビギナーから中級へ
「インナーマッスルの動きから生まれたスイング・ラインが、
カラダの中、体幹部の中心、
センターあたりに秩序正しく並び始める」


秩序正しく並び始めたスイング・ラインによって、
生み出されるのは、
ポイズ・シルエットではなく、
なんと、

ステップ!?

このプロセスが一段落すれば、
自動的にシルエット作りの作業に入っていくというのだが・・・。

では、ソノ辺りをジュンコ先生に聞いてみよう。

「まず、コレから説明しなきゃね・・・
“インナー・スイング・ラインで、
ステップを作る”という意味は、

“みぞおちから脚”を徹底させるということよ。

つまり、
外側の“枝”である脚・足のみで踊るのではなく、
カラダの中の脚でアル大腰筋の動きから生み出された
インナー・スイング・ラインの成長を徹底させ、

カラダの中から踊るということ。

でも、ソレがどうして、
将来の美的ポイズに役立つか?
順を追って説明すると、
まず、カラダの中で脚と腕はつながっている。
カラダの中の脚を鍛えることは、
結果、カラダの中の腕を鍛えることになり、
どちらかだけが成長する、ということは、ナイ。
ともに成長するものであり、
また、どちらか片方の成長が止まれば、
もう一方も止まってしまうほどに、厳密なつながりを持っている。

カラダの中の脚と腕の、

つながりの中継場所は背骨

しかも、背骨を介し、左右が交叉してつながっている。
(右腕と左脚・左腕と右脚はリンクしている)
コレによって、
カラダの中の脚・腕を使用するたびに生まれる

インナー・スイング・ラインは、

左右対称に秩序正しく成長するものとなり


ソレによって、

カラダの中心軸が成長する

また、カラダの中の腕は胸とのつながりも密接。
骨格的には腕は胸から生えている。
したがって、カラダの中の腕を鍛えるということは、
胸を鍛えることにもなる。

以上を総合し、

体幹部の“腕・脚”を

自在に使えるように訓練をしていく
ことは、

将来の美的ポイズ形成に大いにつながっている、
と言えるわけ」

「ただ、残念なことに
現在のジャパニーズダンサーの多くが、
このプロセスの体験がないのね。
先に軸を作って、
カラダをストレッチさせ、
腕でホールドという枠を作っちゃう。
ステップの大半は、
枝の“脚”で、作ってしまう。
動きはブツブツ切れてしまう。
または、
外見はなんとかつながってみえても、
カラダの中ではつながっていない。
なぜなら、

インナー・スイング・ラインの

成熟度が低い
からよ」

「反対に(脚ではなく)
“インナー・スイング・ラインで、ステップを作る”
プロセスに入ったヒトの動きは、
ズーッとつながったモノとなる。
成長するほどにつながりの精度が増して、
カラダの中で、

ステップが、

一筆書きのようになってくる
わ」


       続く第1334話へ





Real Junko Voice
(目次)

スペシャルバージョン95

~“お引っ越し”もエクササイズ!?(3)~ 

引っ越し支度・追い上げ時、
部屋中にあふれかえる“パンダ模様”の段ボールを眺めながら、
ワタシは、イロンなコトを思い、一人、楽しんでいた。

「みんな同じ箱、
デモ、中身はすべて違う・・・コレ、ダンスも一緒だな。
みんな同じ、人間
デモ、中身はすべて違う」

「“箱詰め作業”って、楽しい。
創意工夫が要るから。
ピッタリ、
上手く収まったときの爽快感・・・コレ、ダンスでもアルことだな。

“適材適所”あるべき場所にあるべきものがはまる。

ピッタリ、決まったぁって時、うれしいものな」

「部屋中が散らかっている。
モノが、バラバラになった状態だ。
どう見てもキレイではない。
でも、全然、心配にならない。
だって、ソレが“お引っ越し”なんだもの。
新しい家で、
また、ソレがちゃーんとキレイに片付けられることを、
分かって、やっているから。
・ ・・ダンスも、こうであれば良いな。
『今の“バラバラ状態”は、
次の段階に至るプロセスとして、当然、あるべき姿なんだ』

を、理解できれば、
カタチを壊すことを、恐れなくなるだろうに」

「お引っ越し支度の醍醐味は、
要らなくなったものは、捨て、
ホントウにコレから必要なものだけを残す作業を徹底できること・・・
コレ、ダンスにも応用できるよね。
行き詰まってきたな,というときに “捨て作業”を決行するんだ。
捨てるものの対象は、
主に、

要らなくなったテクニックに対する意識かな。

『こんなにいっぱい要らないもの、溜め込んでいたんだ!?』
を、見抜き、思い切って捨てる。
コレを何度も何度もやるうちに分かってくるものだ。
ホントウに大事なものは、
捨てても捨てても戻ってくる。
しかも、
ひとりでにバージョンアップしていることを」

コレ以外も、
“お引っ越し体験”を通し、色んなことを感じたし、考えた。
それもダンス上達に影響を与えたのだ、と見ている。



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