2010.09.16 (第1332話)ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫るLⅩⅥ~中級者の姿勢の話~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 更新しました
ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
中級者の姿勢の話
~女性のポイズ・反りの謎~
さて、ビギナーを卒業し、次は中級だ。
ジュンコ先生曰く
「この時期、ポイズを作るためのインナー・スイング・ラインが、
カラダの中、体幹部の中心、
センターあたりに秩序正しく並び始める」
コレが、
立体的な美的ポイズへの架け橋
となるということなのだが…
ジュンコ先生
「中級は、
体幹部のインナーマッスルが、鍛えられ、活性化し、
カラダの中が、締まって吊り上がってくる、大事な時期ね。
ソレと同時に
インナーマッスルと、
アウターマッスルの使用感に区別がつくようになり、
やがて、
インナーマッスルを優勢に使えるようになってくるわ。
言い換えれば、
インナーマッスル使用優勢になる時期を迎えたヒトが、
ホンモノの中級者ということになるわね」
Q
「じゃぁ、ワタシ、
まだ、中級になっていないかも知れない。
インナーマッスルの方を、
アウターマッスルより優勢に使っているなんて意識、
ほとんどないですから」
ジュンコ先生
「無意識にシフトしているヒトも多いのよ。
ビギナー時代に、たくさんのスイングラインを、
カラダの中に描くことのできたヒトは、
勝手にそうなるの。
インナーマッスル使用が強くなっているものなのよ」
Q
「ソレって、見た目でも分かるものですか?」
ジュンコ先生
「エエ。
姿勢を見ればわかるわ。
インナーマッスル使用優勢か、
アウターマッスル使用優勢かは、
踊っているときの姿勢、
つまり、
ポイズに現れるのよ。
インナーマッスルは、
言わば、良質の下着みたいなもの、
重力下で良いパフォーマンスをやり続けるための、
実践的姿勢を作ってくれる筋肉だからね」
(第866話参照)
Q
「でも、具体的にはどんな風に見えるんだろう?」
ジュンコ先生
「想像してみて。
この時期、
インナーマッスル優勢のヒトは、どんな姿勢かなって」
Q
「そうですねぇ、
思いつくままに言いますと、
固く見えない
ナチュラル
動きがスムーズにできる
角ばっていないで、柔らかい感じ
呼吸感がアル・・・
どうでしょう?」
ジュンコ先生
「すべて正解!
他に、目で見て分かりやすい点を上げれば、
“ストンと楽に立っているように見える”
この“ストン”というのがミソね。
インナーマッスルからなるスイング・ラインが、
“軸”のような感覚が作り始める頃だから、
ストンと見えるのね」
Q
「あぁ、分かるような気がします。
重力に逆らわずにまっすぐ楽に立っているから、
軸が通って見えてくるんですね。
ソレに比べれば、
ビギナーさんのカラダって、
悪い意味で“ほどけて”見えますよね?
カラダが“しゃん”と“パキッ”と見え始めると、
中級者ということでしょうか」
ジュンコ先生
「そう言えるわね。
“しゃん”とか“パキッ”は、
さっき言ったようにインナーマッスル活性化の現れなのよ。
ビギナー時代に描いたたくさんの、
インナー・スイング・ラインには、
インナーマッスルの動きから生まれたものも、
多く含まれているわ。
それらが、
カラダの中、体幹部の中心、
センターあたりに秩序正しく並び始めるのよ。
これらが、
美的ポイズを生み出してくれる大切な要素になるわ。
ということで、
中級になっても引き続き、
カラダの中に
インナー・スイング・ラインを増やしていくワケだけれど、
でもまだ、(後方ポイズやシルエットの)
カタチを作る行程には入らなくていいのよ」
Q
「え?
“秩序正しく並び始める”と聞いて、
てっきり、シルエット作りに取りかかるのかな、
と思ったのですが」
ジュンコ先生
「“秩序正しく並び始める”のは、
シルエット作りのためではないの。
その前に、大事なプロセスがアル。
それが一段落すれば、
自動的にシルエット作りの作業に入っていくわ。
大事なプロセスとは、
インナー・スイング・ラインが、
ステップを作るプロセスなの」
続く第1333話へ
Real Junko Voice
(目次)
スペシャルバージョン95
~“お引っ越し”もエクササイズ!?(2)~
今日は、
珍しく“エクササイズ疲れ”が出て、ココロもカラダもお休みモード。
ブログも控えめバージョンで、進めよう。
“お引っ越し・本番”だったのだ。
「慣れないことをやると、
カラダが素直に反応するものなのだな」
と、少々驚いてイル。
なぜなら、
イロイロな箇所が“筋肉痛”を起こしているからだ。
筋肉痛自体はウエルカム、大歓迎だ。
「あぁ、またコレが治ると強くなっているものね」
を重々心得ているからだ。
とはいうものの、
正直、
「引っ越しの支度くらいで、筋肉痛!?」
と、愉快な気分だ。
「日頃から、結構、色んなところ、鍛えているはずなのに・・・」
という思いだ。
「ワタシのカラダには、
まだまだ未開の地が、たくさん潜んでいる」
ことを知るのは、刺激的だ。
それらが、
段ボールの組み立てや、
重い本の荷造りなど、
普段、やり慣れていないアクションをすることで、目覚めたのだろうか。
ならば・・・
「慣れないことをする」
は、立派なエクササイズになる!?
そういう観点に立てば、
「お引っ越しは、最高に良い、エクササイズのひとつだ」
と言えるかも知れない。
「しかも、ダンスのためになる」
(引っ越し)直後の、
夜連・レッスンが、いつもに増して非常に調子良くできたのだ。
それにしても、
“お引っ越し”がなぜ、ダンス用エクササイズに?
せっかくの機会だから、
読者の皆様にも、
“引っ越し祝い(!?)”がてらの体験のお裾分けを・・・
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とても励みになっています。(ジュンコ)
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社交ダンスを始めるということ 更新しました
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中級者の姿勢の話
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さて、ビギナーを卒業し、次は中級だ。
ジュンコ先生曰く
「この時期、ポイズを作るためのインナー・スイング・ラインが、
カラダの中、体幹部の中心、
センターあたりに秩序正しく並び始める」
コレが、
立体的な美的ポイズへの架け橋
となるということなのだが…
ジュンコ先生
「中級は、
体幹部のインナーマッスルが、鍛えられ、活性化し、
カラダの中が、締まって吊り上がってくる、大事な時期ね。
ソレと同時に
インナーマッスルと、
アウターマッスルの使用感に区別がつくようになり、
やがて、
インナーマッスルを優勢に使えるようになってくるわ。
言い換えれば、
インナーマッスル使用優勢になる時期を迎えたヒトが、
ホンモノの中級者ということになるわね」
Q
「じゃぁ、ワタシ、
まだ、中級になっていないかも知れない。
インナーマッスルの方を、
アウターマッスルより優勢に使っているなんて意識、
ほとんどないですから」
ジュンコ先生
「無意識にシフトしているヒトも多いのよ。
ビギナー時代に、たくさんのスイングラインを、
カラダの中に描くことのできたヒトは、
勝手にそうなるの。
インナーマッスル使用が強くなっているものなのよ」
Q
「ソレって、見た目でも分かるものですか?」
ジュンコ先生
「エエ。
姿勢を見ればわかるわ。
インナーマッスル使用優勢か、
アウターマッスル使用優勢かは、
踊っているときの姿勢、
つまり、
ポイズに現れるのよ。
インナーマッスルは、
言わば、良質の下着みたいなもの、
重力下で良いパフォーマンスをやり続けるための、
実践的姿勢を作ってくれる筋肉だからね」
(第866話参照)
Q
「でも、具体的にはどんな風に見えるんだろう?」
ジュンコ先生
「想像してみて。
この時期、
インナーマッスル優勢のヒトは、どんな姿勢かなって」
Q
「そうですねぇ、
思いつくままに言いますと、
固く見えない
ナチュラル
動きがスムーズにできる
角ばっていないで、柔らかい感じ
呼吸感がアル・・・
どうでしょう?」
ジュンコ先生
「すべて正解!
他に、目で見て分かりやすい点を上げれば、
“ストンと楽に立っているように見える”
この“ストン”というのがミソね。
インナーマッスルからなるスイング・ラインが、
“軸”のような感覚が作り始める頃だから、
ストンと見えるのね」
Q
「あぁ、分かるような気がします。
重力に逆らわずにまっすぐ楽に立っているから、
軸が通って見えてくるんですね。
ソレに比べれば、
ビギナーさんのカラダって、
悪い意味で“ほどけて”見えますよね?
カラダが“しゃん”と“パキッ”と見え始めると、
中級者ということでしょうか」
ジュンコ先生
「そう言えるわね。
“しゃん”とか“パキッ”は、
さっき言ったようにインナーマッスル活性化の現れなのよ。
ビギナー時代に描いたたくさんの、
インナー・スイング・ラインには、
インナーマッスルの動きから生まれたものも、
多く含まれているわ。
それらが、
カラダの中、体幹部の中心、
センターあたりに秩序正しく並び始めるのよ。
これらが、
美的ポイズを生み出してくれる大切な要素になるわ。
ということで、
中級になっても引き続き、
カラダの中に
インナー・スイング・ラインを増やしていくワケだけれど、
でもまだ、(後方ポイズやシルエットの)
カタチを作る行程には入らなくていいのよ」
Q
「え?
“秩序正しく並び始める”と聞いて、
てっきり、シルエット作りに取りかかるのかな、
と思ったのですが」
ジュンコ先生
「“秩序正しく並び始める”のは、
シルエット作りのためではないの。
その前に、大事なプロセスがアル。
それが一段落すれば、
自動的にシルエット作りの作業に入っていくわ。
大事なプロセスとは、
インナー・スイング・ラインが、
ステップを作るプロセスなの」
続く第1333話へ
Real Junko Voice
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スペシャルバージョン95
~“お引っ越し”もエクササイズ!?(2)~
今日は、
珍しく“エクササイズ疲れ”が出て、ココロもカラダもお休みモード。
ブログも控えめバージョンで、進めよう。
“お引っ越し・本番”だったのだ。
「慣れないことをやると、
カラダが素直に反応するものなのだな」
と、少々驚いてイル。
なぜなら、
イロイロな箇所が“筋肉痛”を起こしているからだ。
筋肉痛自体はウエルカム、大歓迎だ。
「あぁ、またコレが治ると強くなっているものね」
を重々心得ているからだ。
とはいうものの、
正直、
「引っ越しの支度くらいで、筋肉痛!?」
と、愉快な気分だ。
「日頃から、結構、色んなところ、鍛えているはずなのに・・・」
という思いだ。
「ワタシのカラダには、
まだまだ未開の地が、たくさん潜んでいる」
ことを知るのは、刺激的だ。
それらが、
段ボールの組み立てや、
重い本の荷造りなど、
普段、やり慣れていないアクションをすることで、目覚めたのだろうか。
ならば・・・
「慣れないことをする」
は、立派なエクササイズになる!?
そういう観点に立てば、
「お引っ越しは、最高に良い、エクササイズのひとつだ」
と言えるかも知れない。
「しかも、ダンスのためになる」
(引っ越し)直後の、
夜連・レッスンが、いつもに増して非常に調子良くできたのだ。
それにしても、
“お引っ越し”がなぜ、ダンス用エクササイズに?
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