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社交ダンスを始めるということ 第54話へ




ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

ホールド時の肩の意識

~肩に関する謎~


ジュンコ先生のグループレッスン、
「ブログ内グループレッスンのご紹介」

ホールドに対するさまざまな意識を見直してみよう
・・・ということになり、
テーマ

肩に力の入らないホールドにするには、

どういう意識が必要か?


のレクチャーが始まった。


まず、ジュンコ先生がみんなに向けて質問だ。
ホールドをする際に、肩は必要か?
別の言葉で言うなら、

ホールドをするとき、

肩の意識はイルかどうか・・・


さぁ、どう思う?」


かなちゃんが真っ先に反応する。
「おもしろーい!
肩を使わなかったら、肩に力、入りませんもんね。
でも、待って・・・
腕を上げるから、どうしても肩、使っちゃいますよね?」



紀子さんが声を出す。
「使っていても、ソレを意識するかしないか? 
ということですね?
同じように肩を使っていても、意識するか、しないかで、
違うものになるんじゃないかしら?」



ジュンコ先生は笑いながら、
「そうね。
みんな実際やってみましょうか。
二人組になって、
コレからワルツを踊るという設定で、組んでみて。
そして、いい?
肩を『使っているな』と、意識してみて」


みんな実践中。


トシ子さんから声が上がった。
「肩を意識すると、肩がリキんできますね。
肩のことばかり、気になって仕方ありません」



みんなもうなずいている。


ノリタケ君から声が上がった。
「分かったことがあります。
ボク、今までホールドするとき、
肩をスゴく意識していたんだって。
だから、余計に痛くなっていたんだと」

(第1273話参照)


ジュンコ先生は言う。
「どんな意識を持っていたのかな?」


“肩が上がらないように、

下に押さえよう”
と思っていました。

特に、右肩です」



すると坂田さんからも
「ソレ、ソレ、
ボクも無意識的にやってます。
ビギナー時代、
よく、肩の注意を受けたので、
気にすることが癖になっているみたいです」



田島さんが明るい声を出した。
「自分が知らず知らずに、やっていたことが、
判明しました(笑)

“右肩から、ヒジまでのサイズを長くし、

びしっとヒジを張る”


確か、随分前に、別のサークルの先輩から、
そう教えてもらって以来、
無意識にやり続けていたみたいです」



ジュンコ先生はうなずきながら
「ビギナー時代に関わらず、
人から教えてもらって
『あぁ、そうするものなのか』と、
加えていった意識ってたくさんアルと思うのよ。
それら、すべてが、
今現在のみんなのホールドをカタチ作っている
構成要素なの」

そう言ってから、
「どうかな?
改めて肩を意識することで、
日頃、どんな意識を与えていたか、
思い出した方もいるようね。
そして、
肩に力が入る原因になりそうな意識は取り除いていく・・・
ノリタケ君や坂田さんが肩に与えていた意識
「肩が上がらないように下に押さえよう」
田島さんが肩に与えていた意識
「右肩から、ヒジまでのサイズを長くし、
びしっとヒジを張る」

これらは、両方、必要ないものね。
なぜなら、
意識することで、非常に力んでしまうから。
では、
一緒に組む相手にとってはどうかしら?
意識してみると、どう感じるかな?」


と、ノリタケくん、女性と組みながら、
わざと、
肩が上がらないように下に押さえよう
としてみたようだ。


すると、一緒に組んでいた、ヨシコさんは
「わぁ、固く感じますね。
私のことなんて全然感じてくれていないって、
分かります」



ジュンコ先生はニコニコしながら、
「では、今度は、肩の意識を全くしないで、
ホールドしてみましょうか?」


       続く第1286話へ





Real Junko Voice
(目次)

スペシャルバージョン69

~“気質”に宿る達人の種~ 

もう一人、
ワタシのモデリングの“師”である生徒サンを紹介しよう。

その人の名はMさん。
男性。
この方の“達人の種”は、
非常に分かりにくいところに宿っていた。

どこか?
ソレはいわゆる“気質”と言われる部分に、だ。
“気だて・気配り・気働きの良さ”が、
Mさんの種の“内容”だ。
“一緒にいる人を気楽にさせてくれる”彼の筋肉は、
本質的にゆるんでいた。
また、

ウソがなく、誠実であるところも、

筋肉にちゃんと反映されていた。
非常に“引っかかりの少ない筋肉”だったのだ。
ソレを察知したワタシは、
ダンス用テクニックとして開花させるため、
密かに水をやり栄養を与えた。

具体的にどうしたのか?
音楽に乗って、気ままに、楽しく踊ってもらったのだ。
ポイントは、
筋肉に力を入れることをさせなかったことと、
彼が得意とする音楽の表現を自由にさせたことだ。
そして、
ホールドなどのカタチの要求を一切しなかったこと・・・

やがて種は、芽吹いてきた。

「大人になってから始めても手に入る、
ナチュラル・ダンシング」の見本
という“箇所”がぽつぽつ現れ始めたのだ。
カタチはあるのに、
リラッスクしたままのホールドも、その一例。

今や、Mさんのダンスは、
「一緒に踊る相手のリキミをとってくれる」
「音楽が苦手、という人に、示唆を与えてくれる」

までに、成長。
“締め・吊り上げ効果”もあり、
最近、カラダの楽器化現象に拍車がかかってきた。

「音楽を感じて楽しく踊るとは、こういうこと」
をカラダで教えてくれるモデリングの“師”として、君臨中だ。

とはいえ、
まだまだ成長途中・・・大いなる開花を期待している。

このブログ愛読者の方は、すでにお気づきかな?
Mさんとは、ミキヒコさんのこと、だ。
今や生徒サンではなく、スタッフ、だけれどね。

と、くれば、
もう一人、
忘れちゃならないモデリングの“師”がいたぞ・・・



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