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社交ダンスを始めるということ 第50話へ




ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

ラテンにおける肩の動きの成長

~肩に関する謎~


「ダンスを踊る際、肩は動かして良い」について

第1267話ポイントのラスト
③ 肩を動かし続けることによる、

ダンスの成長は独自のもの。

ソレは、どういった感じのものなのか?
独自とはいえ、何か普遍的パターンはあるものなのか?

快刀乱麻クリニック 院長 ジュンコ先生、お願いします。


ジュンコ先生
「肩の動きに関する初級編・・・

まずは、肩甲骨というものの、ありかを知り、

ソレを、意識することから始めると良いでしょう」



「ソレはダンスの最中に、ですか?」


ジュンコ先生
「ダンスをやりながらでも、もちろん良いですが、
最初は、別に、エクササイズを行ない
そこで『肩甲骨を意識する』ことから始めた方が、
分かりやすいでしょうね。
それだけに集中できるからです。
次に、肩甲骨を動かしてみる。
このときはもちろん、
『肩甲骨のみを選び出して』などということは不可能です。
周りの色んな筋肉、骨も一緒に動かすこととなります。
それで良いのです」



「そのまんまの段階で踊れば、
肩がやたらめったら、ムダな動きをやりそうですね。
それでもOKなのですか?」


ジュンコ先生
「もちろん。
この段階がものすごく大事です。
『あぁ、肋骨にへばりついていた肩甲骨が、
ようやく自由になり始めたんだ』
と、喜ぶべき時期ですね」



「肩が変な動きをして、
周りで観ている人が、いろいろ言ってきても、
気にしてはいけないのでしたね」


ジュンコ先生
「動くことが楽しくって、
本人は(変な動きをしていることに)
気がついていないことも多いですからね。
周りの理解があれば、言うことなし。
成長は早くなりますね。
この頃は、腕を振り回す動きや、
肩のわざとらしい上下動、回旋運動・・
個性を伴った色々な運動が出てきますが、
とにかく、どんな動きでも止めないことです」



「一目見て『あぁ、力んでいるなぁ』
と思っても、止めない?」


ジュンコ先生
「踊っている間の、動きなら、かまいません。
大いに力んでいても、大丈夫です。
動かし慣れていない部分を動かし始めているわけですから、
力んで当然ともいえます。
ソコで『力を抜いて』となってしまったら、
動きをヤメてしまいます。
コレが良くないのです」



「観ている側は、忍耐が要りますね」


ジュンコ先生
「赤ちゃんが、
ハイハイをしている時期だと思ってください」



「かわいいハイハイばかりではないでしょうからねぇ(笑)
そのまんまで、定着してしまわないか、
心配にもなってきますよね。
スゴく、クセのアル動きをしている人なんかを見たら、
それこそ、クセにならないように、
直したくなってしまいますが・・」


ジュンコ先生
「同時進行で、カラダをゆるめる、ほぐす
特に肩周辺のゆるめ&ほぐし・・・コレが非常に重要です。
また、肩自体を動かすことも、
柔軟度を上げるエクササイズになるので、
むしろ、動かす方が良いのです。
では、
次の中級編の成長に移ります。
肩甲骨と肋骨と間の固まりがほぐれ、隙間ができ、
両者に距離ができるにしたがって、

肩の動き方に精妙さが生まれてきます。

腕も、棒を振り回すような動きが少なくなって、
緩やかな運動になってきます。
また、この辺りから、ムダな動きは少なくなってきます」



「具体的にはどういう動きなのでしょう?」


ジュンコ先生
「肩は鎖骨や肋骨と連動して動くようになります。
連動と言っても、
それぞれの動きに時間差がアルので、
流れるような美しい動きになります。
観ていても“引っかからない”動き、
ナチュラルな動きになってくるでしょう。

ココで言う“ナチュラル”とは、

『動かそう』という意志的な動きよりも、
『知らず知らずの動き』の方が、優勢になってくること
を意味します」



「上級編は、その先にあるのですね。
つまり、無意識的にキレイな動きが増える・・・」


ジュンコ先生
「その通りです。
この辺りになると、肩・肩甲骨は相当、動いています。
あらゆる方向に。
非常にリズミカルに。

音楽を奏でる楽器の一部のようになって来るでしょう」


       続く第1273話へ





Real Junko Voice
(目次)

スペシャルバージョン58

~モデリング・最高の師との出会い~ 

モデリングという単語を知っているか?

平たく言えば模倣(もほう)
つまり、モノマネだ。
辞書的には、
「何かしらの対象物を見本(モデル)に、
そのものの動作や行動を見て、同じような動作や行動をすること。
人間(主に子供)の成長過程では、
モデリングにより学習・成長するとされている」

前回紹介した「料理レシピのお話」のような、
加速学習的にモデリングを解釈すれば、以下のようになるだろう。

「自分の欲しい結果を得ている人、
つまり、
自分が本当に“やりたい・なりたい”ことをすでにやっていて、
成功をおさめている人

自分が憧れている事柄を実現させている人を探しだし、
その人がどのようにしてその結果を出しているのか
(意識・行動など)を、丹念に調べ、観察し、同じようにする」

上手くいけば、

「20年を2時間に短縮」も夢ではない

というということになる。

おっと、その前に大事なこと・・・
自分の欲しい結果をすでに得ている人
憧れのキミ

人生の“師”と出会えるかどうか

また、出会ったとしても、
「あぁ、この方だ!」と

見極められるかどうか

次に、その方に、

勇気をもってコンタクトできるか

あぁ、たくさんのハードルがあるようだ。

まだ、あるぞ。
運良く出会えたとして、

良い関係が築けるかどうか

ソレにも成功し、
その師より、成功へのレシピを手に入れることができたなら、
ようやく、
しかし、たちどころに、道は開けるはずなのだが。

おっと、ココでまだ要注意なことがアル・・・



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