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「さぁ、踊りましょう」
のスタンディング・ポジション。
男性の方、どうぞイメージしてみてください。
あなたは、木のようにどっしりと立っている。
地中深くはった根っこから、
どんどんエネルギーを吸い上げ、
幹を満たし、枝葉にまでやってきます。
そして
“女性”という大輪の花を咲かせる。
あなたの腕にやってきたときは、
まだ硬いつぼみだった彼女も
エネルギーを与えられ、ホラこんなに咲いて
・・・満開だ!!
男性の“右手のひら”から、
エネルギーが出るたびに、
さまざまなカタチに花は変化する。
PP、スローアーウエイ、セイム・フット、ウイング・・
あぁ、キレイ!
大地のエネルギーと
太陽のように降り注ぐ
“ミュージック・シャワー”のエネルギー
あなたの息使いとともに、
それら2つのエネルギーが混じりあい、
カラダ中に満ち溢れ
確実に、大切に、1回1回、“花”へと注がれていく・・・。
と、ここまでイメージして、
じゃぁ女性は、男性という木から咲いた花なのか?
男性からエネルギーをもらって咲くのは良いが、
自らは幹もなく、根っこもない・・・?
違う、違う!!
実はコレ、
男性のところをそのまんま女性に変えてOKなんです。
“右手のひら”のところを、
触れられている肩甲骨あたりにすれば、それでイイ。
女性も、根っこからグングンエネルギーを吸い上げて、
幹・枝葉を潤し
“男性”という見事な花
を咲かせてあげようではありませんか!?
そんなふうにお互いのエネルギーが循環すれば
女性は女性という花を、
男性は男性という花を、
ようやく咲かせることができるんだ。
「男性の右ホールドを、
男性と女性、両者の協力で作っていきましょう。
コレが本当にできるようになると、
男性は身体的にも気分的にも楽になるわよ。
責任が男女、五分五分になるからね」
ジュンコ先生はソウ切り出した。
「それに男性が床からの反作用エネルギーを
“右手のひら”にうまく通す感覚を覚えると、
いい意味で、手を使ったリードができるようになる、
そうすれば、
特にボディコンタクトがなくても、
優れたリードができる感触を目覚めさせることも可能よ」
スタンダードは、
カラダを与え合うものじゃないのか?
そんな雰囲気がみんなの間に漂ったが・・・
「なぜなら、
ボディコンタクトもいろいろな問題がいっぱい潜んでいるからね。
競技会のような固定の相手以外の方と踊るとき意外は、
いきなりボディをくっつけて・・・はいただけないわ」
「“ロングコンタクト”という名の下に、
カタチだけ真似ている人が多いのよ。
どんなカラダをひっつけ合っているか?ソレが問題。
男女にかかわらず、
根っこの生えてないボディを差し出してしまっている場合は大変よ。
それぞれのカラダが、
床からのエネルギー調達をちゃんと自活できていないと、
エネルギーの少ないほうが
多いほうのエネルギーを
奪いながら踊ることになるからね。
咲く花も“造花”で終わってしまうことが多いわ」
ジュンコ先生の厳しい言葉に
みんな少し引いているが・・・
「さぁ、ではエネルギー操作の実践よ。
男女二人組みになって、
男性右手の片手ホールドになってね。
まずは男性から女性へ
エネルギーを床から吸い上げ、
右手のひらに通していく感覚で・・・
さぁ、女性に変化はあったかな?」
みんな試し始めたが・・・
ジュンコ先生は見回りながらアドバイスを与えている。
「呼吸をうまく使うのよ」(第72話)
「もっとアバラの骨をユルメてね」(第64話)
みんな手こずっている様子。
「では、次に女性から男性へ、
触れられている肩甲骨辺りに
床からのエネルギーを通していくイメージでね。
男性は、ホールドを緩めておいて、
背中の変化を感じ取っていくのよ」
・・・
ムクムクと、花が開いていくイメージ
でやったらいいみたいですね」
とトシ子さんが言い出した。
「ソレは良い表現ね」
とジュンコ先生
「日頃は、
男性のホールドに合わせようとばかりしていたんですが・・・。
男性の右手が
自分の背中の動きに合わせて膨らんでいく感触は新鮮です」
トシ子さんはソウ付け加えた。
「これは、他のテクニック同様、訓練が必要だし、
他のテクニックの成長ともに
うまくもなっていくものだからあせらないでね。
カラダの変化は急がずゆっくり。
まずは2つの意識変化(第126・127話)をしっかりね」
続く 第130話へ
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
「さぁ、踊りましょう」
のスタンディング・ポジション。
男性の方、どうぞイメージしてみてください。
あなたは、木のようにどっしりと立っている。
地中深くはった根っこから、
どんどんエネルギーを吸い上げ、
幹を満たし、枝葉にまでやってきます。
そして
“女性”という大輪の花を咲かせる。
あなたの腕にやってきたときは、
まだ硬いつぼみだった彼女も
エネルギーを与えられ、ホラこんなに咲いて
・・・満開だ!!
男性の“右手のひら”から、
エネルギーが出るたびに、
さまざまなカタチに花は変化する。
PP、スローアーウエイ、セイム・フット、ウイング・・
あぁ、キレイ!
大地のエネルギーと
太陽のように降り注ぐ
“ミュージック・シャワー”のエネルギー
あなたの息使いとともに、
それら2つのエネルギーが混じりあい、
カラダ中に満ち溢れ
確実に、大切に、1回1回、“花”へと注がれていく・・・。
と、ここまでイメージして、
じゃぁ女性は、男性という木から咲いた花なのか?
男性からエネルギーをもらって咲くのは良いが、
自らは幹もなく、根っこもない・・・?
違う、違う!!
実はコレ、
男性のところをそのまんま女性に変えてOKなんです。
“右手のひら”のところを、
触れられている肩甲骨あたりにすれば、それでイイ。
女性も、根っこからグングンエネルギーを吸い上げて、
幹・枝葉を潤し
“男性”という見事な花
を咲かせてあげようではありませんか!?
そんなふうにお互いのエネルギーが循環すれば
女性は女性という花を、
男性は男性という花を、
ようやく咲かせることができるんだ。
「男性の右ホールドを、
男性と女性、両者の協力で作っていきましょう。
コレが本当にできるようになると、
男性は身体的にも気分的にも楽になるわよ。
責任が男女、五分五分になるからね」
ジュンコ先生はソウ切り出した。
「それに男性が床からの反作用エネルギーを
“右手のひら”にうまく通す感覚を覚えると、
いい意味で、手を使ったリードができるようになる、
そうすれば、
特にボディコンタクトがなくても、
優れたリードができる感触を目覚めさせることも可能よ」
スタンダードは、
カラダを与え合うものじゃないのか?
そんな雰囲気がみんなの間に漂ったが・・・
「なぜなら、
ボディコンタクトもいろいろな問題がいっぱい潜んでいるからね。
競技会のような固定の相手以外の方と踊るとき意外は、
いきなりボディをくっつけて・・・はいただけないわ」
「“ロングコンタクト”という名の下に、
カタチだけ真似ている人が多いのよ。
どんなカラダをひっつけ合っているか?ソレが問題。
男女にかかわらず、
根っこの生えてないボディを差し出してしまっている場合は大変よ。
それぞれのカラダが、
床からのエネルギー調達をちゃんと自活できていないと、
エネルギーの少ないほうが
多いほうのエネルギーを
奪いながら踊ることになるからね。
咲く花も“造花”で終わってしまうことが多いわ」
ジュンコ先生の厳しい言葉に
みんな少し引いているが・・・
「さぁ、ではエネルギー操作の実践よ。
男女二人組みになって、
男性右手の片手ホールドになってね。
まずは男性から女性へ
エネルギーを床から吸い上げ、
右手のひらに通していく感覚で・・・
さぁ、女性に変化はあったかな?」
みんな試し始めたが・・・
ジュンコ先生は見回りながらアドバイスを与えている。
「呼吸をうまく使うのよ」(第72話)
「もっとアバラの骨をユルメてね」(第64話)
みんな手こずっている様子。
「では、次に女性から男性へ、
触れられている肩甲骨辺りに
床からのエネルギーを通していくイメージでね。
男性は、ホールドを緩めておいて、
背中の変化を感じ取っていくのよ」
・・・
ムクムクと、花が開いていくイメージ
でやったらいいみたいですね」
とトシ子さんが言い出した。
「ソレは良い表現ね」
とジュンコ先生
「日頃は、
男性のホールドに合わせようとばかりしていたんですが・・・。
男性の右手が
自分の背中の動きに合わせて膨らんでいく感触は新鮮です」
トシ子さんはソウ付け加えた。
「これは、他のテクニック同様、訓練が必要だし、
他のテクニックの成長ともに
うまくもなっていくものだからあせらないでね。
カラダの変化は急がずゆっくり。
まずは2つの意識変化(第126・127話)をしっかりね」
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ジュンコ
しんじさん
こんにちは!
お久しぶりです。
参考にしていただけてうれしいですわ。
とても励みになります。
これからもよろしくお願いいたします。
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お久しぶりです。
参考にしていただけてうれしいですわ。
とても励みになります。
これからもよろしくお願いいたします。
2007/06/01 Fri 12:06 URL [ Edit ]
ジュンコ
かばさん
こんにちは。
良かったですね!
決してお世辞ではないと思いますよ。
どんどんうまくなって、一緒に踊られる方々に、良い体験をさせてあげて下さいね。
こんにちは。
良かったですね!
決してお世辞ではないと思いますよ。
どんどんうまくなって、一緒に踊られる方々に、良い体験をさせてあげて下さいね。
2007/06/01 Fri 12:10 URL [ Edit ]
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