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第6回 社交ダンスが上手くなるということ

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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

「床を踏む」現象は、床からエネルギーの結果

~「床を踏む」とは?~


「ダンス用の立つ」と「床を踏む」ことについて、
ジュンコ先生とQさんとの対談の続きだ。



「じゃぁ、こういうことですか?
結論をまとめれば・・・
床を意識すると、

自動的に床からエネルギーが上がって来て、

それが、結果

『床を踏む』という現象を足腰・カラダに作り出す。


つまり、

『床を踏む』ことは、床を意識し、

床からエネルギーをもらった結果
なので、

本来、自らやるべきではない・・・」


ジュンコ先生
「その通り!
ワタシは、生徒さんへのレッスンで、
『床を踏みなさい』とは、絶対に言わないの。

床を意識する

床を感じる

床を捉える


という風には、言うけれど。
ワタシが思うに『踏む』と言う言葉が、まず、適切ではナイ。
『踏む』は脚の行為だからね。
だから『踏みなさい』という指令を出せば、
当然、脚で踏ん張っちゃう
踏ん張ると、床に“居着いて”しまって、踊れない・・・
レッスンでは、
『原初のまっすぐ立つ』
(第1159話参照)
ができたら、
『足裏で床を感じてみましょうか?』
『床に意識を持っていきましょうか』
と、生徒さんを誘導するの。
それで、

『床を踏む』現象が、少しでもカラダに現れたら、

ソレが床からの反作用エネルギー

もらっている感覚
ですよと伝える」



「『床を踏む』現象・・・ですか?
さっき、ジュンコ先生の脚を触ってみて、
結構しっかり力が入っているように感じたので、
驚いたんですけど・・・
(第1253話参照)
あんな風になることが、
目指す、床を踏んだ現象なのですか?」


ジュンコ先生
「ううん、アレはQさんに確認してもらうために、
わざと脚に触れてもらっただけで、

本当なら、カラダに触れてもらうべきだったのよ。

なぜなら、
実際の現象は脚よりも、カラダに現れるものだから。

しかも、カラダの中・・・

例えば、
お腹が締まるとか、
みぞおちの奥がつり上がるとか・・」



「ひょっとして、その
お腹が締まる
みぞおちの奥がつり上がる
、となることが、

『ダンス用の立つ』
 
なのですか?」


ジュンコ先生
「そういうこと!
『原初のまっすぐ立つ』に、
床からのエネルギーがパワーアップし加算され、
結果、
カラダの中、腹部がぐぐっと締まって、
みぞおち辺りがつり上がって・・・
インナーマッスルの働きが活溌化する。
さぁ、踊るぞとカラダの準備が本格的に始まる。
ソンナコンナの症状の現れが、
『ダンス用の立つ』ね」


 
「そのカラダの中、腹部がぐぐっと締まって、
みぞおち辺りがつり上がって・・・
インナーマッスルの働きが活溌化する。
『ダンス用の立つ』という現象も、
結局は、
床からエネルギーをいっぱいもらった結果のことですよね?
ってことは・・・
『床を踏む』ことや、
『ダンス用に立つ』 ことが、大事ではなくて、

床からのエネルギーというものを

たくさんもらえることの方が大事


ということですね?」


ジュンコ先生
「そうよ」



「う~ん。
ワタシにすれば、『床を踏む』も難解だったけど、
実は、
『床からエネルギー』
これも、同じくらい分からないモンなんですよねぇ。
何度、聞いても、習っても。
実感が、イマイチなもので・・・」


ジュンコ先生
「そう思っている人はとても多いと思うわ。
『床からエネルギーが上がってくる』は、モロ体感だからね。
体感がアル人にとっては、アルものだし
ない人にとっては、永遠に意味不明なものでしょうね」



「『床からエネルギーが上がってくる』が、
自動的にできるようになれば、
『床を踏む』は、ワタシの中では、死語になる・・・
先生、もう少しヒント、もらえないでしょうか、
『床からエネルギーが上がってくる』が、
体感できるようになるための」


       続く第1255話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.308 ~だ、誰の脚!?~

F嬢のレッスンを受けていた会場には、変な鏡がありました。
上半身は映らず、ヒザ辺りから下、のみが映る。
早い話、
壁に取り付けられた大きな全身鏡に、
丈の短いカーテンが引かれてあるのでした。
なぜか、カーテンは、あけられることがありませんでした。

F嬢からルンバウォークのレッスンを受けている際、
遠くからではありましたが、
ふと、その鏡が目に入ったのです。
そこには、誰かの脚が映っていました。

色が黒く
O脚
ヒザが出ていて
弱々しい
あまり踊れそうにない脚・・・

最初
「へぇ~、こんな脚のダンサーもいるのよね」
と思いました。
その日、会場には多くのダンサーがいました。
それぞれ、
レッスンを受けに来ているさまざまな国の競技ダンサーです。

「どこの国の人かな?」
欧米の人の脚では、絶対にないだろう、と思いました。

ワタシは、ルンバウォークを再開。
ところが、
その鏡の中の脚の主も、
ワタシと同じルンバウォークの練習をしているようです。

あ、
ひょっとして
まさか・・・

ワタシは自分の脚を動かしてみます。
すると鏡の中の脚も一緒に動くではありませんか。

あぁ、残念
ワタシの脚・・・が映っていたのです。



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