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社交ダンスを始めるということ 更新しました


第6回 社交ダンスが上手くなるということ

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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

普段の立つと、ダンス用の立つの違い

~「床を踏む」とは?~


ジュンコ先生のグループレッスン
「ブログ内グループレッスンのご紹介」
テーマは、

「床を踏む」とは?

コレを知るには、ソノ前に

「床に立つ」とは?を、見直すことが必要ということで、

レッスン開始。


と、いきなり田島さんがこんなことを言い出した。
「“踏む”前に“立つ”練習、ですね。
ようやく、念願がかないますよ。
僕の場合『床を踏む』ことより『床に立つ』ことを、
知りたかったですからね。
実はダンスを始めた頃、習っていた先生から、
『アナタは床に立てていない』
とよく言われたのです。
もう、おじいちゃんでしたが、
足腰が達者で、かなり厳しい先生でした。
そして、
『ちゃんと立つこともできない間に、ワルツなんて踊れない』
と、立つレッスンと、後、ブルースばっかりやらされて。
いやぁ、ダンスって難しいなぁと思っていましたよ」



カナちゃんが声を上げた。
「床に立てていないって・・・!?
今、わたしたち、
床に立っているじゃないですか?
この“立つ”と、
その先生の言う、 “立つ”はどう違うの?
全然、わからないです」



田島さんが笑いながら答える。
「その先生の“立つ”は、
ダンスを踊るときの“立つ”だよ。
普通に立つときのものとは、違うらしい・・・
その辺が、未だ明確になっていないから
今からのレッスンが楽しみなんだ」



二人の会話を、
ジュンコ先生は微笑みながら聞いていたが・・・
「“立つ”には色々あるのよ。
ふだんの何気ない“立つ”から、
今の田島さんのお話に出て来たダンス用の“立つ”まで」

そう言い置き、
それから、みんなの方に向き直り、

「では、質問してみようかな?

普段の“立つ”に○○が加わったら、

ダンス用の“立つ”にシフトできる


さて、○○にはなにが入ると思う?
漢字2字熟語よ」


さっと、手をあげたのは、ベテラン紀子さんだ。

意識ではないですか?

普段の何げなく“立つ”は、特に何も意識していないですが、
いざ、ダンスとなったら、
何らかの意識が必要だと思うのです。
その意識がどんなか?によって、
立ち方は色々になるとは思いますが」



ジュンコ先生はニコニコしながら聞いていたが、
「いきなり大正解ね。
その通り、
普段の“立つ”と
ダンス用“立つ”の違いは、

ソコに意識があるか、ないか、なの」

それがどんな意識かは、

どんなダンスを目指すのかによって変わる

ものなんだけどね」


すると田島さん
「意識ですか・・・
カラダの前に・・・テクニックの前に・・・
いやぁ、それを知っただけで、収穫ですよ。
『立てていない』と言われていた当時、
一生懸命、足裏でバランスをとったり、
踏ん張っていたりしましたが・・・
とにかく“立ててないなら、
立てなきゃ”と思ってがんばっていただけで、
ソコには、ちゃんとした目標なんて、なかったですね。
だから、加えるべき意識もなかったわけですが」



かなちゃんが尋ねる。
「じゃぁ、今、
わたしが、こうやって立っているところに、
何か意識を加えて、
それがダンスにふさわしい意識なら、
それで『OK床に立てているよ』
ってことになるのですか?」



ジュンコ先生は言う。
「そうよ。
じゃぁ、どんな意識を加えようかしら?
考えてみて。

目標は、ダンスの基本中の基本

『まっすぐ立つ』


まっすぐ立つために
アナタは、どんな意識を持ちますか?


       続く第1249話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.302 ~ダンス観の違いが浮き彫りに~

Mさんはこう続けたのです。

「私、やる気を失っていたのよ。
だって、コッチの言いたいことが全然伝わらない。
そのくせ
『ソンナこと、どっちでも良いのに』
と思っているようなことにばっかり、こだわるんだもん」

話は具体的なところにまで及びました。

「振り付けをすれば、
『今のステップは、
右足からか、左足からか、どっちの足から始めるんだ?
今、体重はどっちに乗っているのか?
(次に足を出す)方向はどっちだ?』
と、いちいち聞いてくるし、
音楽に合わせてと言えば、
『1からスタートなのか、2から始めるのか』
カウントばっかり気にするし・・・」

「ソンナことばっかり気にしていて、どうやって踊るんだ?
と思ったけど、
いざダンスとなったら、さすが、プロ(笑)
それなりにこなしているから、まぁまぁほっとしたけどね」

ただ、
「同じプロの世界でも、世界観が違いすぎてビックリしたよ」
が本音のようです。

しかし、Mさんは、
社交ダンスの世界も理解しないといけないと思い、
このショーの後、
少しレッスンを受けてみたことも明かしてくれました。
して、感想は・・・

「コレが基礎と、私たちが認識しているものと、
社交ダンスの先生が『コレこそ基礎』と教えてくれたことに、
随分差があるな、と感じたわ」
バー・レッスン、のようなカラダ作りみたいなものがなく、
いきなり、カタチに入っていく、不可思議さ、奇妙さ・・
Mさんは理解できないようでした。

「カラダの使い方にも相当違いがアル。
コレは、どっちが正しいとは言いにくいんだけど・・・
でも、カラダ、痛める人、多いでしょ?」

この後、
Mさんとは、しばらくの付き合いを持ちました。
しかし、
当時のワタシもまた、
彼女が本当に伝えたいことの真意は分かっていなかったと思います。



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