fc2ブログ
初めての方へ  目次  エクササイズ&プラクティス集  

テーマ別インデックス  Real Junko Voice目次  

読者限定ワークショップ

社交ダンスを始めるということ 第38話へ




ジュンコ先生のパソドブレのレッスンが続いている。
「ブログ内グループレッスンのご紹介」


肋骨の下部を締める実践中。
ジュンコ先生が一人一人を見回りながら、
締める手ほどきをやっている。

ジュンコ先生に手伝ってもらいながら、
実践していたカナちゃんが声を上げる。
「こんなに、締めるんですかぁ!?スゴい(笑)
アバラがカラダの中にチャーンと、
納まっていく感じがしますね」



ジュンコ先生は、ニコニコしながら
「コレで良いのよ。
(カナちゃんとホールドをやってみて)
あぁ、とても良い背中になったわ。
誰か組んでみてちょうだい」


坂田さんが、
カナちゃんとホールドを組んでみることに。
そして、
「本当ですね!柔らかい!
失礼ですが、いつもの背中とは全然違います」

興奮気味だ。


カナちゃんもびっくりだ。
「え~、こんな、
リキムくらいに締めているのに柔らかい!?
不思議だなぁ」



ジュンコ先生が言う。
「どうしても
カラダや足、手に力が入るという人は、

腹部の締めが足りないんでは?

と思ってほしいの。
必要なところが締まると、
カラダは良い意味でゆるんでくるの」


「カラダが自然とメリハリを生むわけですね」

とトシ子さんが感心したように言うと、


カナちゃんが、
「あのぉ、いつも思っていたんですけど、
メリハリって、メリとハリからで来ているんですよね?
緩んでいる方は、メリ?ハリ?
どっちなんですか?」



ジュンコ先生の
「誰か知っている人!」の声にさっと手を上げたのが、
田島さんだ。

「メリハリという言葉はですね、
日本の古い音楽用語なのです。
『メリ』は音声などが下がる・ゆるくなること、
『ハリ』は逆に調子が上がる・張ることなのです」



カナちゃんは、
「それじゃぁ、

メリが緩む、ハリが締まる

って解釈していいんですよね?
フーン、
ハリは、張るってことだろうって、わかるけど、
メリって普段は使わない言葉ですよね」



田島さんが答える。
「ぬかるみに“めり込む”とか、
気が“めいる”って表現は使うでしょう?
沈むとか下に向かうとか言う意味です。
ソレとメリハリのメリは、
一緒のものと考えてもらっていいですよ」



紀子さんは感動した顔をして
「メリハリについて、
初めてわかったような気がしましたわ。
今まで、何気なく使っていましたけれど」



と、ハナコさんが質問だ。
「肋骨の下部は少し締まってきたように感じるのですが、
ただこのままだと、胸を張ったり、開いたりが、難しいです。
せっかく締めたのに、
不用意に開いてしまいそうなので、
思い切りダンスすることができない
ように思うのですが。
こうやって、(プレスラインの格好をしてみせている)
腕を上げるだけで、もう難しい。
一緒に肋骨の下部も元通り緩んでしまいそうになります。
こんな感じでは、大きなラインを作ることなんて、
できないように思うのです。
大きなラインを作っても
アバラの下部は締まっていられるためには
何か、コツなりポイントなりがアルのですか?」



ジュンコ先生は微笑みながらこういった。
「OK、ヒントを差し上げましょう。
いい?
胸を張ったり、
開いたり、膨らませたり・・というアクションは、
実は、

骨格や筋肉で操作するものではない

エネルギー操作で行なうものなの。
カラダのメリハリを作ることもそう。

カラダの中に流れるエネルギーが作り出すもの。

その結果、
カラダが緩んだり締まったりするものなのよ」


ソレを聞いた佐藤さんは怪訝な表情で問うてきた。
「では、今やっている、
肋骨の下部を締めるという作業も、
実際は、カラダの中に、
そのエネルギーとやらが流れると、
自動的にナル、締まるものだ、というのですか?」



ジュンコ先生は平然と、
「そういうことなの。
でも、そう(自動的に)ならない人がほとんどね。
締めることをカラダが忘れてしまっている。
結果、
エネルギー操作のやりにくいカラダになってしまっているのよ。
だから、

で、カラダの矯正をしつつ、結果から入っているの。

結果というのは
カラダの中のエネルギー操作が上手くできるようになったら、
結果、こうなるということを先にやってもらっているの。
つまり、
エネルギーで肋骨の下部は自動的に“締まる” もの、
だけど
ここでは、結果からはいって、
先に“締めて”もらっているのよ」


と、平田さんが声を上げた。
「そのエネルギーは、いわゆる、
床からの反作用エネルギーですな?」



「その通り・・・」

ジュンコ先生はそういってからみんなの方に向き直り、
「この辺り、良い機会だから

大きなカタチ

大きな動きを生み出すのはエネルギー
である

ってあたりを、
もう少し詳しくお話しするわ。


       続く第1231話へ





Real Junko Voice
(目次)

スペシャルバージョン50

~バースデー・特別企画~ 

え、また、「ロンドン留学物語」お休み?とがっかりされた方、
ベリー・ソーリー。
今日という今日は本当に特別なのでね。
なぜなら、6月6日は・・・

ワー、知ってるよ。
666(6月6日6時)は、
悪魔の子、ダミアンが誕生した“恐怖の日”
オイオイ
ソレは、有名ホラー映画“オーメン”のお話でしょ?
 
6月6日は、
楽器の日
生け花の日

コレ、芸事は、
6歳の6月6日から始めると上達すると言われていることから。

他に面白いところでは、
ロールケーキの日
ロールケーキの断面が「6」の字に見えることから。
ワイパーの日
6月はワイパーがよく使われる梅雨の時期であること。
また、ワイパーは2本1組なので、同じ数字が並ぶことから。
さらに、
カエルの日
カエルの鳴き声「ケロ(6)ケロ(6)」に対する語呂合せから。

コレを聞いたヒデ君はきっと、こう叫ぶだろう。
「気持ち悪ぅ~。
カエルの記念日と、オレの誕生日が一緒なんて、いややぁ」
そう、今日6月6日は、我がダンナさま、ヒデ君のお誕生日なのだ。
(ちなみに、ヒデ君はカエルが大の苦手)

おめでとう!

今日、大阪は狭山でレッスン&練習会があるのだが、
その帰り、ヒデ君のお気に入り“ビッグ・ジョー”でお祝いだ。
ミキヒコさんも、一緒にね。

プレゼント、ナニが良い?と聞いたところ、
なんと、
「新しいダンスシューズ。
毎日履くから、ボロボロや」

それって、練習のせい?
エライ、偉い!

なんて、ウチワ話を書くダケでは、あかんでしょ。
ということで、
ヒデ君、お誕生日、特別企画をお送りしよう。
題して、
Real hide Voice

このブログ開始の頃にダンスを始めた、ヒデ君。
ジュンコ先生の旦那様というだけで、
「上手くなって当然」と見られてしまう、苦しい立場を、
「ホンマ、しゃーないなぁ」
と受け入れ、
人知れず、陰で、努力を重ねていたよう(!?)

そんなヒデ君の体験談、Real hide Voice
結構、コレ、参考になったりするかも。
ワタシも聞いて、
「へぇ~、そうやったん!?」
感心したものね。

明日から、少しだけのおつきあい、
どうぞよろしくお願いいたします。



いつも 応援クリック ありがとうございます。
      ↓ ↓ ↓
   
人気blogランキングへ
とても励みになっています。(ジュンコ)




Secret

TrackBackURL
→http://universaldance.blog88.fc2.com/tb.php/1291-54d72956