初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第29話へ
前回お話した
カラダの上下分割をまとめておこう。
大きな分割としては、
頭と肩の分割
と、
アバラと骨盤の分割
小さな分割としては、
アバラ骨とアバラ骨の分割
と、
肩甲骨・肩・上腕骨・鎖骨から成る
“肩部・連合体”と胸郭の分割
コレ、すべて叶ったら、
難解だとされているダンステクが、
非常にイージーに(簡単に)思えるだろうねぇ。
ナンたって、
上・下は重力の支配下がもっぱら強い方向でしょ?
だもんで、下手したら上から“つぶされる”
ソレを恐れて、消極パフォーマンス・・・が世の常だ。
不思議なことに、ダンスのテクニックって、
その消極パフォーマンスが前提の、
消極思考から作られてしまっているものも多いんだ。
もちろん、そうとは、全く知らずに、だ。
ブレーキを踏む前に、
エンジンをかけ、アクセルをふむことを覚えなきゃ、
ブレーキの意味がナイ。
人体は車より性能良いから(当然!?)少々のことでは、
事故らないから、大丈夫。
「ねぇ、もっと踊ろうよ!」
ってとき、今回の上下分割レベルをあげておくと、
「納得!そうしよう!」
即、実現可能となるでしょね。
なぜなら、上記、
上下分割が可能になれば、
前後分割も可能になるからだ。
そして、
左右分割も・・・(第1193話参照)
ということは、
上下分割こそが、
ダンサー・ボディ・細分化の基本なのだ。
ん?
前後分割ってどんな?ですって?
前後分割も無数にあるわよね。
使いこなすことができれば、
できるほどにその数は増えて行くだろうし、
ソレに比例し、
ダンスレベルも格段にアップするし、
身体レベルもアップしているハズ。
だって、
前後分割が一番、難しいんだもの。
上下・左右分割が正しくできて
初めて、可能・・・も過言ではない。
「ただ歩くだけのことが深いのは、それで、なのね」
その通り。
歩くは、前後分割の発展版だ。
だもんで、知れば知るほどに“難しいもの”
ということで、
前後分割の前に、
上下&左右の分割をする方が、良いだろうし、
“歩き出す”前に
立ったままでの上下&左右の分割練習
をオススメするよ。
そうすれば、
ようやく
正しい前傾バランスでのパフォーマンスが
可能になるからよねぇ!!
して、次回
すべての分割の基本となる上下分割のための
エクササイズを紹介しよう。
続く第1198話へ
Real Junko Voice
(目次)
スペシャルバージョン48
~ワタシは“コレ”で、背中が柔らかく動くようになりました~
60代前半の女性、競技選手。
「歳のせいか、カラダがどんどんカタくなって・・・」
が、悩み。
「リーダーから、背中がカタいカタいと注意を受けます」
背中に触れてみる。
確かに、カタい・・・
というより、感じていない。
感じていないから、カタいのかもしれないが、
コレでは、男性から注意を受けてしまうだろう、と納得。
本人に言うと、
「踊っているときの“背中”なんて、
自分で触れることができませんものねぇ。
(触った時)どんな風にカタく感じるのかしら・・・
全然、(背中が)動いていないってことですか?」
ワタシは、彼女の手を導き、(ワタシの)背中に触れさせた。
「アラ、背中って、こんなに動くものなんですの?」
ビックリしたような表情の彼女。
ワタシは、
「誰の背中も動くように作られている」
と、解剖学的な話を交えながら説明した。
彼女は興味深そうに聞き入っていた。
2週間後、レッスンで、
いつものような“背中のカタさ”を何となくイメージしながら、
彼女の背中に触れたワタシは驚いた。
「あれ?全然違う・・・ナニかされました?」
非常に柔らかくなっている。
しかも、ワタシの手のひらを感じているようだ。
彼女は笑いながら言った。
「昨日の練習で、リーダーにも褒められました。
それで、シメタ!と思って、昨晩、もっとヤッタんです」
昨晩、もっと?
一体ナニをやったというのか。
彼女は続けた。
「寝る前、
布団の中で、背中を(敷き布団に)
こすりつけるようにモゾモゾするんです。
ものすごく、気持ち良くって、
ずーっと毎晩やっている間に、
“背中の感覚がよみがえってきた”ようなんです」
なぜ、そんなことを思いついたのかという問いに、
「背中が、動いているのを感じたくって・・・
何かに触れている方が、分かりやすいかなと思って始めました。
最初は、
壁や、柱に背中をあてがってモゾモゾしていたんですが、
やりにくいので」
「毎晩、布団の中で、
“死にかかったゴキブリ”みたいになりながら、
もがいてますわ(笑)」
ポイント実はコレ、非常に優れたエクササイズなのだ。
カタくなって動きが鈍くなったところを、
触れる
さする
(優しく)こする
このようなダイレクトなコミュニケーションは、効果大。
直に触れられないところは、
こうやってナニか媒体を利用するのが良い。
コツは“心地よくなるようにする”
心地よい刺激に対して、
カラダはソノ感覚を開いて行くものだから。
ちなみに、ラテンダンサーで、
「ボディアクションが上手くできません」
という方にもおすすめだ。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
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カラダの上下分割をまとめておこう。
大きな分割としては、
頭と肩の分割
と、
アバラと骨盤の分割
小さな分割としては、
アバラ骨とアバラ骨の分割
と、
肩甲骨・肩・上腕骨・鎖骨から成る
“肩部・連合体”と胸郭の分割
コレ、すべて叶ったら、
難解だとされているダンステクが、
非常にイージーに(簡単に)思えるだろうねぇ。
ナンたって、
上・下は重力の支配下がもっぱら強い方向でしょ?
だもんで、下手したら上から“つぶされる”
ソレを恐れて、消極パフォーマンス・・・が世の常だ。
不思議なことに、ダンスのテクニックって、
その消極パフォーマンスが前提の、
消極思考から作られてしまっているものも多いんだ。
もちろん、そうとは、全く知らずに、だ。
ブレーキを踏む前に、
エンジンをかけ、アクセルをふむことを覚えなきゃ、
ブレーキの意味がナイ。
人体は車より性能良いから(当然!?)少々のことでは、
事故らないから、大丈夫。
「ねぇ、もっと踊ろうよ!」
ってとき、今回の上下分割レベルをあげておくと、
「納得!そうしよう!」
即、実現可能となるでしょね。
なぜなら、上記、
上下分割が可能になれば、
前後分割も可能になるからだ。
そして、
左右分割も・・・(第1193話参照)
ということは、
上下分割こそが、
ダンサー・ボディ・細分化の基本なのだ。
ん?
前後分割ってどんな?ですって?
前後分割も無数にあるわよね。
使いこなすことができれば、
できるほどにその数は増えて行くだろうし、
ソレに比例し、
ダンスレベルも格段にアップするし、
身体レベルもアップしているハズ。
だって、
前後分割が一番、難しいんだもの。
上下・左右分割が正しくできて
初めて、可能・・・も過言ではない。
「ただ歩くだけのことが深いのは、それで、なのね」
その通り。
歩くは、前後分割の発展版だ。
だもんで、知れば知るほどに“難しいもの”
ということで、
前後分割の前に、
上下&左右の分割をする方が、良いだろうし、
“歩き出す”前に
立ったままでの上下&左右の分割練習
をオススメするよ。
そうすれば、
ようやく
正しい前傾バランスでのパフォーマンスが
可能になるからよねぇ!!
して、次回
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エクササイズを紹介しよう。
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60代前半の女性、競技選手。
「歳のせいか、カラダがどんどんカタくなって・・・」
が、悩み。
「リーダーから、背中がカタいカタいと注意を受けます」
背中に触れてみる。
確かに、カタい・・・
というより、感じていない。
感じていないから、カタいのかもしれないが、
コレでは、男性から注意を受けてしまうだろう、と納得。
本人に言うと、
「踊っているときの“背中”なんて、
自分で触れることができませんものねぇ。
(触った時)どんな風にカタく感じるのかしら・・・
全然、(背中が)動いていないってことですか?」
ワタシは、彼女の手を導き、(ワタシの)背中に触れさせた。
「アラ、背中って、こんなに動くものなんですの?」
ビックリしたような表情の彼女。
ワタシは、
「誰の背中も動くように作られている」
と、解剖学的な話を交えながら説明した。
彼女は興味深そうに聞き入っていた。
2週間後、レッスンで、
いつものような“背中のカタさ”を何となくイメージしながら、
彼女の背中に触れたワタシは驚いた。
「あれ?全然違う・・・ナニかされました?」
非常に柔らかくなっている。
しかも、ワタシの手のひらを感じているようだ。
彼女は笑いながら言った。
「昨日の練習で、リーダーにも褒められました。
それで、シメタ!と思って、昨晩、もっとヤッタんです」
昨晩、もっと?
一体ナニをやったというのか。
彼女は続けた。
「寝る前、
布団の中で、背中を(敷き布団に)
こすりつけるようにモゾモゾするんです。
ものすごく、気持ち良くって、
ずーっと毎晩やっている間に、
“背中の感覚がよみがえってきた”ようなんです」
なぜ、そんなことを思いついたのかという問いに、
「背中が、動いているのを感じたくって・・・
何かに触れている方が、分かりやすいかなと思って始めました。
最初は、
壁や、柱に背中をあてがってモゾモゾしていたんですが、
やりにくいので」
「毎晩、布団の中で、
“死にかかったゴキブリ”みたいになりながら、
もがいてますわ(笑)」
ポイント実はコレ、非常に優れたエクササイズなのだ。
カタくなって動きが鈍くなったところを、
触れる
さする
(優しく)こする
このようなダイレクトなコミュニケーションは、効果大。
直に触れられないところは、
こうやってナニか媒体を利用するのが良い。
コツは“心地よくなるようにする”
心地よい刺激に対して、
カラダはソノ感覚を開いて行くものだから。
ちなみに、ラテンダンサーで、
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