2010.05.03 (第1196話)新天地へ・未知なるパソドブレへの道CⅢ~体幹バネでジャンプしよう!~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 更新しました
前号の続き・・
その9 肩甲骨・肩・上腕骨・鎖骨から成る
“肩部・連合体”~胸郭・上下・分割
この分割が果たせていないことが原因で起こりうる
ダンス的問題は多々アル。
その代表が、コレ
腕に無駄な力が入る
そして、
見過ごしがちなものだけど、大事よってのが、
飛べない
つまり、
ジャンプできないってことだ。
イヤ、できたとしても
そのほとんどが、足腰のバネのみを使ったジャンプだろう。
足首やヒザが酷使されたり、ふくらはぎに、負担かけ過ぎ・・
そんなジャンプだ。
「クイックステップで、飛び跳ねたら、
もう足がきつくて・・・」
や
「ジャイブって、ふくらはぎ、疲れるよな」
なんていうアナタ、
以下の話をココロして聞いてくだされ。
ジャンプするときに使うバネは、足腰だけではない。
“肩部・連合体”から起こるバネを多いに利用しているんだ。
「あぁ、それって、垂直跳びするときや、
幅跳びするときに腕を振って使う
あの感覚ですか?」
そうでもある。
でももっと、
繊細なバネ感覚のものもあるんだよ。
一見
「え?そんなバネ、使ってます?」
みたいに、小さなバネだ。
だから、ビジュアル的にも崩れたように見えない・・・
ソレってどんなバネ感覚か、を
第1180話で紹介した
エクササイズ
腕ブラ&脚ブラ・ホッピング
を利用して試してみようか。
① その場で、軽くホップ(跳ねる)を繰り返しながら、
リラックスしていく。
の、飛び始め、
つまり、ホップの初動操作を
“肩部・連合体”の上下運動から入って欲しいんだ。
分かりやすいように、モロ、肩を上げ下げしてみて。
(上げ下げを)繰り返していると、
肩をストンと落とすパワーを利用した反動で、
上に上がる感覚がつかめてくるよ。
ソレがやがて、カラダ全体の上下動につながり、
ようやく、ヒザや足首の運動につながる・・・
そう、
バネ操作は脚・足からではなく、
体幹部からが、GOOD
理由は、
(できるようになった人にしか分からない感覚なんだけど)
楽で長モチ、心地良ささえ伴うから、だ。
それに、
ふくらはぎやヒザ・足首の負担は激減。
しかも、効率良く使えるから、
“羽が生えたような、クイックステップ”
も、夢じゃない!
あ、この時、
もう一つ大事なこと。
“羽が生えたような、クイックステップ”
“サマになるカッコいい、ジャイブ”
のためには
前回紹介した
その7 アバラ骨~アバラ骨・上下・分割
による
“アバラ(肋骨)バネ”も一緒に使用しているんだよ。
といっても、数ミリ単位の話だけどね・・・
(でも、そのホンのわずかな差が、最終的には大きく出る)
そんでもって一緒に
胸肋関節バネも使用
(第1192話参照)
できたら、メッチャハイレベル、
まさに匠のワザ!!
とはいえ、練習次第では、どなたサマにも可能。
なぜなら、ソンナコンナのバネ構造は、
もともとから備わったカラダの仕組みだから・・・
第1180話のエクササイズを利用して、レッツ・プラクティス♥
続く第1197話へ
Real Junko Voice
(目次)
スペシャルバージョン47
~ワタシは“コレ”で、しっかり立てるようになりました~
50代前半の女性。
ダンス歴7年。
2年ほど前から、競技ダンスをがんばっている・・・が、伸び悩み。
本人曰く、
「しっかり立てていない、と、リーダーから怒られます。
競技をヤル前は、サークルで遊びのダンスをやっていただけ」
組んで踊ってみる。
カラダを不自然に後ろに反らし、
一生懸命きれいなカタチをキープしようとしている。
「リーダーは『もっと、自分で踊れと』言います。
カラダを固めるな、柔らかくしろとも。
でも、できないんです」
この辺り、ワタシの指導方針と似ていた。
コレ幸い。
だのに、なぜ、彼女はこんなに格好ばかりを作るのか?
「(リーダーは)自分のサークルを持っていて、指導もしています。
ソノくらい、ベテラン。
ワタシは落ちこぼれ」
なんとかしなくては、という気持ちの焦りから、余計に、
「見た目だけでもキレイにしないと・・・」
悪循環のように見えた。
ところが、アル日、
「リーダーが腰を痛めまして。
(カップル)レッスン、お休みさせてください」
競技会も、少し休憩します」
と連絡が入った。
その約3ヶ月、ようやく、レッスン再開。
と、
久しぶりに触れた彼女のカラダにワタシは驚いた。
激変しているではないか!?
変わった点
反り返っていない。
カラダの外の力が抜け、
カラダの内部に力が来るようになっている。
コレはどうしたことだろう?
話を聞いて納得した。
「リーダーのサークルのお手伝いをしていたんです。
初級の女性がほとんどなので、
仕方なく、男性役を始めました」
「やってみると、意外に面白くって。
ホールドも、見よう見まねでヤリました。
高齢で、足下もフラフラした女性が多いので、
最初は怖かったのですが、乱暴に扱えないし。
でも『踊って楽しかった』と喜んでもらえると、いい気分になって。
結構、ハマってしまいました」
横からリーダーが言った。
「ボクが腰を痛めたのが“吉”とでました(笑)
彼女がしっかり立てるようになったのは、
サークルの生徒サンのおかげです・・・」
良い笑顔だった。
ポイント
ダンスは理論だけでは、上手くならない。
体験が必要だ。
ときに、アクシデントがきっかけで、
「今までやっていなかった体験をカラダがすることで、
使っていなかった感覚が目覚め、
バランス感覚が良くなる」
こういうことは、よくある。
しっかり立てていない
カラダの中に強さがない
反り気味で、ちゃんと立てていない・・
女性の矯正には“男性役体験”は非常に良い。
責任感も一緒に養える点もGOODだ。
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その9 肩甲骨・肩・上腕骨・鎖骨から成る
“肩部・連合体”~胸郭・上下・分割
この分割が果たせていないことが原因で起こりうる
ダンス的問題は多々アル。
その代表が、コレ
腕に無駄な力が入る
そして、
見過ごしがちなものだけど、大事よってのが、
飛べない
つまり、
ジャンプできないってことだ。
イヤ、できたとしても
そのほとんどが、足腰のバネのみを使ったジャンプだろう。
足首やヒザが酷使されたり、ふくらはぎに、負担かけ過ぎ・・
そんなジャンプだ。
「クイックステップで、飛び跳ねたら、
もう足がきつくて・・・」
や
「ジャイブって、ふくらはぎ、疲れるよな」
なんていうアナタ、
以下の話をココロして聞いてくだされ。
ジャンプするときに使うバネは、足腰だけではない。
“肩部・連合体”から起こるバネを多いに利用しているんだ。
「あぁ、それって、垂直跳びするときや、
幅跳びするときに腕を振って使う
あの感覚ですか?」
そうでもある。
でももっと、
繊細なバネ感覚のものもあるんだよ。
一見
「え?そんなバネ、使ってます?」
みたいに、小さなバネだ。
だから、ビジュアル的にも崩れたように見えない・・・
ソレってどんなバネ感覚か、を
第1180話で紹介した
エクササイズ
腕ブラ&脚ブラ・ホッピング
を利用して試してみようか。
① その場で、軽くホップ(跳ねる)を繰り返しながら、
リラックスしていく。
の、飛び始め、
つまり、ホップの初動操作を
“肩部・連合体”の上下運動から入って欲しいんだ。
分かりやすいように、モロ、肩を上げ下げしてみて。
(上げ下げを)繰り返していると、
肩をストンと落とすパワーを利用した反動で、
上に上がる感覚がつかめてくるよ。
ソレがやがて、カラダ全体の上下動につながり、
ようやく、ヒザや足首の運動につながる・・・
そう、
バネ操作は脚・足からではなく、
体幹部からが、GOOD
理由は、
(できるようになった人にしか分からない感覚なんだけど)
楽で長モチ、心地良ささえ伴うから、だ。
それに、
ふくらはぎやヒザ・足首の負担は激減。
しかも、効率良く使えるから、
“羽が生えたような、クイックステップ”
も、夢じゃない!
あ、この時、
もう一つ大事なこと。
“羽が生えたような、クイックステップ”
“サマになるカッコいい、ジャイブ”
のためには
前回紹介した
その7 アバラ骨~アバラ骨・上下・分割
による
“アバラ(肋骨)バネ”も一緒に使用しているんだよ。
といっても、数ミリ単位の話だけどね・・・
(でも、そのホンのわずかな差が、最終的には大きく出る)
そんでもって一緒に
胸肋関節バネも使用
(第1192話参照)
できたら、メッチャハイレベル、
まさに匠のワザ!!
とはいえ、練習次第では、どなたサマにも可能。
なぜなら、ソンナコンナのバネ構造は、
もともとから備わったカラダの仕組みだから・・・
第1180話のエクササイズを利用して、レッツ・プラクティス♥
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~ワタシは“コレ”で、しっかり立てるようになりました~
50代前半の女性。
ダンス歴7年。
2年ほど前から、競技ダンスをがんばっている・・・が、伸び悩み。
本人曰く、
「しっかり立てていない、と、リーダーから怒られます。
競技をヤル前は、サークルで遊びのダンスをやっていただけ」
組んで踊ってみる。
カラダを不自然に後ろに反らし、
一生懸命きれいなカタチをキープしようとしている。
「リーダーは『もっと、自分で踊れと』言います。
カラダを固めるな、柔らかくしろとも。
でも、できないんです」
この辺り、ワタシの指導方針と似ていた。
コレ幸い。
だのに、なぜ、彼女はこんなに格好ばかりを作るのか?
「(リーダーは)自分のサークルを持っていて、指導もしています。
ソノくらい、ベテラン。
ワタシは落ちこぼれ」
なんとかしなくては、という気持ちの焦りから、余計に、
「見た目だけでもキレイにしないと・・・」
悪循環のように見えた。
ところが、アル日、
「リーダーが腰を痛めまして。
(カップル)レッスン、お休みさせてください」
競技会も、少し休憩します」
と連絡が入った。
その約3ヶ月、ようやく、レッスン再開。
と、
久しぶりに触れた彼女のカラダにワタシは驚いた。
激変しているではないか!?
変わった点
反り返っていない。
カラダの外の力が抜け、
カラダの内部に力が来るようになっている。
コレはどうしたことだろう?
話を聞いて納得した。
「リーダーのサークルのお手伝いをしていたんです。
初級の女性がほとんどなので、
仕方なく、男性役を始めました」
「やってみると、意外に面白くって。
ホールドも、見よう見まねでヤリました。
高齢で、足下もフラフラした女性が多いので、
最初は怖かったのですが、乱暴に扱えないし。
でも『踊って楽しかった』と喜んでもらえると、いい気分になって。
結構、ハマってしまいました」
横からリーダーが言った。
「ボクが腰を痛めたのが“吉”とでました(笑)
彼女がしっかり立てるようになったのは、
サークルの生徒サンのおかげです・・・」
良い笑顔だった。
ポイント
ダンスは理論だけでは、上手くならない。
体験が必要だ。
ときに、アクシデントがきっかけで、
「今までやっていなかった体験をカラダがすることで、
使っていなかった感覚が目覚め、
バランス感覚が良くなる」
こういうことは、よくある。
しっかり立てていない
カラダの中に強さがない
反り気味で、ちゃんと立てていない・・
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