初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第16話へ
前回の続き。
(1150話参照)
ジュンコ先生のパソドブレのレッスン、
「ブログ内グループレッスンのご紹介」
カップルになって、プロムナード・ポジションから、
スパニッシュ・ラインの練習が続いている。
「先生!なんだか上手くいきませーん」
坂田さんと組んで練習をしている、
カナちゃんだ。
「どう、上手く行かないのかな?」
と、ジュンコ先生。
すると、
「どうなっているのか、分からないんですけど、
リードを受けているって感覚がナイし、
一緒に踊っている感覚もナイし、
なんだか、
二人がバラバラになっちゃうんです。
何でかなぁ?」
うなずきながら聴いていたジュンコ先生、
「OK、
では一度、やってみせてもらっていいかしら?
(みんなのほうに向き直り)
一緒に見てみましょう。
そして、二人のどこが問題なのか、
またどうして、そうなっちゃうのか、
みんなも一緒に考えましょうか」
ジュンコ先生に促され、
坂田さんと一緒にやってみせる、カナちゃん。
紀子さんが声を上げた。
「ラインを作ったり、回転したりといった、
一つひとつのアクションをするときの
二人のタイミングが合っていないように感じます。
それぞれが、
自分のラインを作ることに気持ちが、
行ってしまっているからのように思いますが」
トシ子さんは、
「わたしもそう思います。
それに男性が、
ホールドを離すとき、
女性を感じていないように見えるのですが」
平田さんは、
「こうやって見せていただくと分かりやすいですな。
自分も同じようなことをやっていると思います(笑)
要は、
お互い、感じ合っていないのですな。
自分の動きに精一杯で。
相手と一緒に踊る余裕がない・・・」
と、坂田さん
「すごく、分かりました。
その通りです。
カナちゃんのこと、全然感じようとしていませんでした。
ホールドを離すときも、
回転するときも
ラインをするときも・・
一緒に、という気持ちを持ってもう一度やってみます」
うれしそうな顔をして、聴いていたカナちゃん、
「ワタシも、坂田さんのことより、
自分がキレイなラインを作ることを大事にしていました(笑)
一緒に踊っている感覚がないのは、
その気持ちがなかったからだって、
今、聞いていて気が付きました。
やってみます」
再び、トライした二人。
お互いを意識し合って、スパニッシュ・ラインを踊ると・・・
カナちゃん
「わぁ、全然感覚が違う!
気持ちいい!
回転するときも、ラインを作るときも、
背中越しに、相手を感じるし、
二人でラインを作っているって、感覚です」
坂田さんも、
「ホールドを離す時、丁寧にと、気をつけました。
二人で踊っている感覚って、
落ち着くことができますね」
紀子さんは
「見ていても、すごく綺麗ですよ。
ダンスが大きく見えます」
平田さんも。
「相手を意識するだけで、
こんなにも変わるものなんですなぁ。
イヤイヤ、人のを見ていると勉強になりますな」
うなずきながら聴いていたジュンコ先生
「解決できたようね。
スパニッシュ・ラインのように、
手を離して踊るフィガー、
そして、
ラインを作るフィガーは、要注意。
相手をちゃんと意識し感じ合わないと、
すぐにバラバラになってしまうわ。
でも、その前に、
自分のやることに、余裕がないとNG。
相手を意識しているつもりだけに終わってしまうわね」
すると、森田さんが
「スパニッシュ・ラインがどうも、
サマにならなくって、
それで、余裕がなくなってしまうのですが」
と、
千恵子さんも
「ワタシもです。
腕の格好が決まらない!
肩甲骨あたりが、固いのかしら?」
ソレを聞いたジュンコ先生は、
みんなに興味深い問いかけをし始めた。
続く第1152話へ
Real Junko Voice
(目次)
スペシャルバージョン38
~ミッション朗読、その最中・・・~
小さなカラダの変化は、“儀式”の最中(さなか)に、起こった。
儀式とは?
自分で書いた“ミッション”を読み上げることだ。
ミッションとは?
“任務・使命”
ワタシは当時、レッスンを始める前に、
プライベート・スタジオの鏡の前に立ち、
大きな声で“自分の果たすべき任務・使命”を朗読することを、
日課としていたのだ。
ミッションは「自分との約束」だ。
病院から退院した後、すぐに書きあげていたものだ。
B4の用紙に5枚、
全部を読み上げるのに、15分ほどの時間がかかったが、
毎日、続けていた。
そのミッショッン、今読んでも、すごい内容だ(笑)
とにかく非常に生真面目な思いを、
生真面目な表記で、生真面目に綴っているのだ。
コレを、大まじめに朗読していたんだなぁと思うと、愉快になってくる。
何しろ、理念が、
「ダンスを通し人類の進化に貢献する」
なのだから。
ただし、その具体的内容に目を通すと、
「おぉ、自分との約束をちゃんと果たして行けているではないか!?」
な、部分もアリ、少々感動する。
面白い一文が見つかった。
「自己の使命を果たすのに必要なカラダに、
スタイリングし続けて行く」
正しい骨格の動き、インナーマッスルのあり方を伝授して行ける
“教材”のようなカラダになって行きたい・・・
この頃から、願い、目標にしていたことだったのだ。
さて、ある日、ミッションを読み上げていると、
急に足の裏が、
床の中に“めり込んで”行くような感覚を覚えたのだ。
次に、ぐーっと突き上がってくるパワーのようなモノを感じ・・
アレっ、何だろう?
そう思った。
変化はそれだけだった。
でも、
それがあの激変の前震であったようで・・・
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
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前回の続き。
(1150話参照)
ジュンコ先生のパソドブレのレッスン、
「ブログ内グループレッスンのご紹介」
カップルになって、プロムナード・ポジションから、
スパニッシュ・ラインの練習が続いている。
「先生!なんだか上手くいきませーん」
坂田さんと組んで練習をしている、
カナちゃんだ。
「どう、上手く行かないのかな?」
と、ジュンコ先生。
すると、
「どうなっているのか、分からないんですけど、
リードを受けているって感覚がナイし、
一緒に踊っている感覚もナイし、
なんだか、
二人がバラバラになっちゃうんです。
何でかなぁ?」
うなずきながら聴いていたジュンコ先生、
「OK、
では一度、やってみせてもらっていいかしら?
(みんなのほうに向き直り)
一緒に見てみましょう。
そして、二人のどこが問題なのか、
またどうして、そうなっちゃうのか、
みんなも一緒に考えましょうか」
ジュンコ先生に促され、
坂田さんと一緒にやってみせる、カナちゃん。
紀子さんが声を上げた。
「ラインを作ったり、回転したりといった、
一つひとつのアクションをするときの
二人のタイミングが合っていないように感じます。
それぞれが、
自分のラインを作ることに気持ちが、
行ってしまっているからのように思いますが」
トシ子さんは、
「わたしもそう思います。
それに男性が、
ホールドを離すとき、
女性を感じていないように見えるのですが」
平田さんは、
「こうやって見せていただくと分かりやすいですな。
自分も同じようなことをやっていると思います(笑)
要は、
お互い、感じ合っていないのですな。
自分の動きに精一杯で。
相手と一緒に踊る余裕がない・・・」
と、坂田さん
「すごく、分かりました。
その通りです。
カナちゃんのこと、全然感じようとしていませんでした。
ホールドを離すときも、
回転するときも
ラインをするときも・・
一緒に、という気持ちを持ってもう一度やってみます」
うれしそうな顔をして、聴いていたカナちゃん、
「ワタシも、坂田さんのことより、
自分がキレイなラインを作ることを大事にしていました(笑)
一緒に踊っている感覚がないのは、
その気持ちがなかったからだって、
今、聞いていて気が付きました。
やってみます」
再び、トライした二人。
お互いを意識し合って、スパニッシュ・ラインを踊ると・・・
カナちゃん
「わぁ、全然感覚が違う!
気持ちいい!
回転するときも、ラインを作るときも、
背中越しに、相手を感じるし、
二人でラインを作っているって、感覚です」
坂田さんも、
「ホールドを離す時、丁寧にと、気をつけました。
二人で踊っている感覚って、
落ち着くことができますね」
紀子さんは
「見ていても、すごく綺麗ですよ。
ダンスが大きく見えます」
平田さんも。
「相手を意識するだけで、
こんなにも変わるものなんですなぁ。
イヤイヤ、人のを見ていると勉強になりますな」
うなずきながら聴いていたジュンコ先生
「解決できたようね。
スパニッシュ・ラインのように、
手を離して踊るフィガー、
そして、
ラインを作るフィガーは、要注意。
相手をちゃんと意識し感じ合わないと、
すぐにバラバラになってしまうわ。
でも、その前に、
自分のやることに、余裕がないとNG。
相手を意識しているつもりだけに終わってしまうわね」
すると、森田さんが
「スパニッシュ・ラインがどうも、
サマにならなくって、
それで、余裕がなくなってしまうのですが」
と、
千恵子さんも
「ワタシもです。
腕の格好が決まらない!
肩甲骨あたりが、固いのかしら?」
ソレを聞いたジュンコ先生は、
みんなに興味深い問いかけをし始めた。
続く第1152話へ
Real Junko Voice
(目次)
スペシャルバージョン38
~ミッション朗読、その最中・・・~
小さなカラダの変化は、“儀式”の最中(さなか)に、起こった。
儀式とは?
自分で書いた“ミッション”を読み上げることだ。
ミッションとは?
“任務・使命”
ワタシは当時、レッスンを始める前に、
プライベート・スタジオの鏡の前に立ち、
大きな声で“自分の果たすべき任務・使命”を朗読することを、
日課としていたのだ。
ミッションは「自分との約束」だ。
病院から退院した後、すぐに書きあげていたものだ。
B4の用紙に5枚、
全部を読み上げるのに、15分ほどの時間がかかったが、
毎日、続けていた。
そのミッショッン、今読んでも、すごい内容だ(笑)
とにかく非常に生真面目な思いを、
生真面目な表記で、生真面目に綴っているのだ。
コレを、大まじめに朗読していたんだなぁと思うと、愉快になってくる。
何しろ、理念が、
「ダンスを通し人類の進化に貢献する」
なのだから。
ただし、その具体的内容に目を通すと、
「おぉ、自分との約束をちゃんと果たして行けているではないか!?」
な、部分もアリ、少々感動する。
面白い一文が見つかった。
「自己の使命を果たすのに必要なカラダに、
スタイリングし続けて行く」
正しい骨格の動き、インナーマッスルのあり方を伝授して行ける
“教材”のようなカラダになって行きたい・・・
この頃から、願い、目標にしていたことだったのだ。
さて、ある日、ミッションを読み上げていると、
急に足の裏が、
床の中に“めり込んで”行くような感覚を覚えたのだ。
次に、ぐーっと突き上がってくるパワーのようなモノを感じ・・
アレっ、何だろう?
そう思った。
変化はそれだけだった。
でも、
それがあの激変の前震であったようで・・・
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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とても励みになっています。(ジュンコ)
☆の王女
うーん、すごい。先生って、神社の話の時もそう思ったけれど、霊感がおありかも。地面にめりこむように・・と先生から言われたことありますが、それが実感されるなんて!その生真面目な、純粋な情熱は神をも動かすのでしょうね~ 今夏のデモに向けて練習しているスローのルーテイーンはなかなかむつかしいし、もともとおぼえが悪いのでまだおぼえられません。とりあえず明日の小さなパーテイーでその前半をトライアルで踊るのですが、もう覚えるのはあきらめました。今回はリーダー(先生)を感じて、ついていってみようと開きなおりました(笑い)
2010/03/19 Fri 19:26 URL [ Edit ]
ジュンコ
☆の王女さん
コメントありがとうございます。
霊感?はわかりません。
何も聞こえませんし、何も見えません(笑)
幸いにも・・・
トライアル、がんばってくださいね。
開き直りは大切です。
潜在的な力が出てくるカモです。
コメントありがとうございます。
霊感?はわかりません。
何も聞こえませんし、何も見えません(笑)
幸いにも・・・
トライアル、がんばってくださいね。
開き直りは大切です。
潜在的な力が出てくるカモです。
2010/03/20 Sat 05:06 URL [ Edit ]
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