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社交ダンスを始めるということ 第4話へ




ジュンコ先生のグループレッスン
「ブログ内グループレッスンのご紹介」


「音楽と同調するためのプロセス」

のレクチャーが続いている。


その1 音楽と同調する準備

音楽を意識する・コネクトの開始として、

音楽をスタートさせ、

ソレを感じながら、

人体の液体・気体化を促進させる



このジュンコ先生の話を聞いたみんなは、
少し戸惑った表情だ。

と、物知り田島さんがこんなことを言い出した。
「面白い発想ですなぁ。
人体を液体化・気体化させる感覚で、
音楽と同調していくとは。
でも、この“手法”
ボクは、理にかなっていると思いますよ。
カラダをリラックスさせ、
音楽をちゃんと意識し感じれば、
カラダの中、かなり深くに伝導していき、
やがて、音楽そのものになったような体感を、
得ることができると思います。
なぜなら、
もともと人体って、

“音”をとても伝えやすくできているものだから。

人体には、がいっぱいあるし、

70%は、 でできているわけですからね」



するとカナちゃんが声を上げ
「え~!骨や水って、
音を伝えやすいんですか?」



田島さんが答える。
「ええ。
音は、空気中なら毎秒約340mの早さで伝わるところ、
水中では毎秒約1500m。
最も早いのが結晶構造の骨の中。

骨伝導(こつでんどう)というものですが、

ご存知でしょう?

(第564話参照)
この骨伝導は、毎秒5600mの早さで伝わるんですよ」


「へぇ~!田島さん、
ホントウに何でもよく知っているんですねぇ」

ケイコさんが驚きの声を上げている。


カナちゃんはまだ不思議そうな顔をしながら
「あのぉ、
カラダの70%の水って、
血液とかのこと?」



田島さんは、
「カラダの中の水の3分の2は、

細胞の中にあるんですよ。

残りの3分の1は血液とかリンパ液。
体内の臓器もそのほとんどが水からできていますよ。
ソウいえば、
筋肉も75~80%は水分です」



「じゃぁ、
音楽を聴くって、耳だけじゃなく、
カラダ全部でやっているようなものなんですね。

細胞すべてが音楽を聴いている!

音楽と同調する感覚って、
音楽によって、

カラダ中の骨や水が共鳴し合うこと

なのかしら!?
なんだか素晴らしいお話ね」

とトシ子さんが言う。


うなずきながら話を聞いていたジュンコ先生
「田島さん
とても良いお話をきかせていただいたわ。
そうなの。
音楽と同調するとは、

音楽とカラダの細胞の共鳴現象なの。

体内の骨や水がバイブレーションの伝導体
になってくれている。
特に骨のバイブレーション効果はすごいのよ。

カラダ全身が共鳴し、

細胞はシンクロナイズ
されるわ」


ジュンコ先生はそう言って、みんなの方に向きなおり、

「“インナーマッスルを活動させて
踊る人のカラダの中からは音楽が聴こえる”
この素晴らしい現象を生むのは、
インナーマッスルがカラダの深部にあって、
骨と直接つながっているから
でしょうね」


と、ケイコさんが手をあげて
「あのう、
脂肪ではダメなんですよね?
私はインナーマッスルより、
脂肪の方が多いから(笑)」



田島さんが言う。
「残念ながら、
脂肪って水分は少ないのです。
脂肪の水分含有量は、
10パーセントほどしかないんですよ」



「じゃぁ、水分の多い、
良質のインナーマッスルが活き活きしているカラダだと、
音楽と同調しやすいんですね?」

ケイコさんが言うと、


ジュンコ先生は微笑みながらうなずいた。

そして、
「OK、では、

「音楽と同調するためのプロセス」

その2に進むわよ」


       続く第1111話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.233 ~悲しい想い~ 

ダメ元で警察に行くことにしました。

“その人”は気丈に事を進める気構えのようです。
英語でどう伝えるのか?
取り合ってくれるのか?
不安はいっぱいでしょう。
でも、とにかく行動を起こそうと思ったようです。

ココで止まると、もう、二度と立ち上がれないのではないか・・・
それほどの落胆は、ワタシも同じでした。
おそらくは、この時、
今までの人生で味わったことのない
種類のショックを二人は味わっていたのだと思います。

悔しいというよりも、悲しい。
とてつもなく、悲しい。
“その人”は、自分の心境をこんな風に表現しました。

「最悪の気持ちになってしまうな。
人が、人に対して、
こんなことをするなんて、信じられないし、信じたくない。
あまりにも、誠意がないやろ」

警察は、やはり、頼れる存在ではありませんでした。
一応、カタチだけの調書を書いたりはしていたようですが、
気休めにもなりませんでした。
言い分を要約すると、
「こんな事件は、日常茶飯事。
全部をいちいち取り合っていられないのが現状。
お気の毒ですが、
犯人は挙がらないでしょうし、
現金も戻っては来ないでしょう」

終止、お互い、無言のままフラットに戻りました。

部屋で少し落ち着いてから、
“その人” がワタシに言いました。
「ごめん。
自分の油断からこんなことになってしまって、
アナタにも嫌な想いをさせて・・・」

疲れきった顔でした。



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