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チョット中休み エッセイvol.24 

シフト・決断

~“変化”は決して怖くない③~


ワタクシ思いますに、

ダンスの成長ってホンマ難しい・・・

中でも
リード&フォローテクニックって、
意外や伸びないのよねぇ。

個人レッスンでも、以下の悩みはよく耳にするところだ。
男性・・・「リードが通じない・上手くいかない」
女性・・・「フォローできない・積極的に踊ることと、
自分勝手に踊ることとの区別がつかない」

ダンスを始めたばかりの初心者なら、まだしも、
かなりのベテランさん
競技選手上級レベルでさえ(公言することはなくても)
「潜在的・リード&フォロー問題」
抱えたまんまという人は意外や多いんだ。

なぜだろう?
色んな原因が考えられるんだけど、

ある偏った勉強・学習しかできていない

ってことも、
原因のひとつじゃないかナァって思うンよ。

ン、言っている意味がわからないって!?
OK、どういうことか説明しよう。


例えば、

A氏の場合・・・

ダンス歴は20年と結構長い。
いわゆるダンス愛好家で、色んなパーティ会場にも出没する。
ところがそんな彼の悩みは、
「リードが上手くいかないところがある」
で、具体的にどのような場面ですか?と問うや
「スローフォックストロットのリバースターンのリードが、
上手くできないんです」
一緒に組んで、診断。
確かに問題が多くある。

ワタシは尋ねる。
「Aさん、女性の足型ってわかりますか?」

すると、とんでもないという顔をして
「いやぁ、そんなの知りませんよ。
だってやったことないですから」

ワタシは思う。
これ以上は上手くならないだろう。
女性のステップを全く知らない、知ろうともしないで、
何を目指し、どうやってリードするのだろう!?
女性の立ち場に立った、ステップ解釈を、
ソロソロするべき時ではないかな?



B子さんの場合・・・

ダンス歴7年。
競技経験選手。スタンダードC級。
いつもヤル気いっぱい!の成長株だ。 
「(スローフォックストロットの)
リバースターンのヒールターンが上手くできません。
後のフェザー・フィニッシュでも、
男性に置いていかれる感じです。
『女性もシッカリ踊れと』とよく相手から言われますが、
がんばると今度は、
『勝手に踊るな』とも言われ、困惑しています」
が悩み。
一緒に踊ってみると、なるほど・・・ホールドが硬い、
いわゆる悪い意味での競技用。
そのためもあって、男性と細やかなやり取りはナシ。
男性とは“全く関係のない世界”で、
四苦八苦しているようだ。

ワタシは尋ねる。
「アナタがヒールターンをしているとき、
男性がどんなことをしているか知っていますか?」

B子さんはキョトン。
「自分のやることに必死で、
そんなこと考える余裕はありません」

ワタシは思う。
このまんまだと、今以上上手くはなりにくい。
どれだけヤル気があってがんばって練習し、
また(現時点では)競技会で勝っていても、
細やかな相手との関係を学ぶ方向にシフトしなければ、
望む結果が出せないときがやってくるだろう。
また「身勝手に踊るor自分で踊れない」を、
行ったり来たりするだろう。



C子さんの場合・・・

ダンス歴16年
個人レッスンをみっちり積んで来たかなりの上級者.
先生とのデモも多数.
して悩みは,
「パーティに行っても踊れません。
例えば(スローフォックストロットの)
リバースターンのヒールターンなんて、
チットモ気分良くできないのです」
ため息混じりに,
「お上手な方だと、いいんですけれどもねぇ」
どうも、男性のリードに不満があるようなんだ。
が、向上心もあるようで
「レベルの低い方と踊ったときでも、上手く行くように
自分でできることはないでしょうか?」

ワタシは問うた。
「じゃ、男性のステップを学んでみますか?
目の前の人に向けて何をするべきか、
わかるようになるかもしれませんよ」

すると、
「え~そんなぁ、男性なんて・・・難しいんでしょ? 
私、別にプロになるわけでもないですからねぇ」
と乗り気ではない。

ワタシは思う。
自分の先生のように“踊らせてくれる”男性が
どこに居るだろうか?
リード&フォローテクニックに対する
未熟な観点をシフトしていかないと、
上手くならないどころか、
ダンス自体がつまらなくなるときがやってくるかもだ。



D氏の場合・・・

ダンス歴12年。
平均年齢60歳、中級者が多いサークルの指導的立場。
悩みは、
「ラテンのリード&フォローを教えるのが難しい」
診断用に一緒に踊ってみると、
人に教える以前に、
自分の中でも???がたくさんありそうな感じだ。

ワタシは尋ねる。
「女性のアレマーナは踊れますか?」

D氏、やってみせる。
が、表面的な動きにとどまっている。

ワタシは問う。
「回転の角度は分かりますか?」
「アンダーアームターンとの違いは分かりますか?」

D氏は、照れ笑いしながら、
「いやぁ、ワタシも、
その辺はだいたいですから・・・」

ワタシは思う。
指導的立場の人が、教える力量アップのためには、
自らももっと上手くなることを目指す方向にシフトする、
コレが賢明な選択だ。
そのためにも、あるフィガーなりを多面的に解釈する、
“ステップ研究”は必須だろう。
どのフィガーも社交ダンス用である以上、
リード&フォローがやりやすいように作られているはずだから、
“ステップ研究”すればするほどに、
リード&フォローの視点を柔軟に変化していけるものなのだ。



さぁて、
リード&フォロー伸び悩みの原因のひとつが
上記

ある偏った勉強・学習しかできていないから

の、意味がわかっていただけたかな?

パーティでいくら自称 リード上手・フォロー上手でも、
競技会でいくら成績が取れていても、
ある特定の人とは上手に踊れても、
指導的立場で「先生」と言う称号を得ていても、

視点を変化させ、

今の場所から自分をシフト
させていかないと、

成長が止まり、
ドンつきがやってくるって話なんだ。

というところを、
ワークショップのオリエンテーションで押さえてもらい
(はぁ~長かったね)

実践が始まった・・・


     続く第1063話へ



※Real Junko Voiceはお休みです。



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