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はーい、ワタシ「霧島エレナ」

フフフ、セレブっぽい名前でしょ?
ジュンコ先生が“所有する”芸名のうちのひとつ。
この名前を語るときは、
年齢28歳・ダンス歴2年目のビギナーに変身よ。
では、霧島エレナちゃんからのメッセージです、どうぞ!

「世界のトップダンサーに憧れてマース。
皆さんの代わりに色んな世界の
“ダンスに役立つ”アイデアを取材するのが
お仕事よ。
これから、ちょくちょく登場するから、ヨロシクね

初回の今日は、

「剣の達人との対談」です。

聞くところによると、
剣道の達人の“打ち込み”ってスゴイんだってね。
音もなく、ズバッ!とやってくるそうな。
「あっ」と思った瞬間には、
「一本!」
お・み・ご・と
それに、ここからが興味深い話なんだけど、
年配の高齢者の方に若者剣士がまったく歯が立たない、
てなこともよーく起こるんだって。
筋力という面を考えれば、絶対有利な若者剣士・・
のハズがあっけなく一本負けを喫する。
なんでかしらねぇ~。

ソコのところ、

ナゾの剣の達人“ゴロウ君”が、

種明かしをしてくれましたよ。


「“剣道の極意”を身につけたら、
年配・高齢者だって十分勝機はあるさ。
むしろ筋力に頼る若者剣士よりも、
強くなっちゃうなんて大いにアリだよ」


へぇ~、そりゃいいですね。
剣道の部分をダンスに置き換えれば、
で、ワクワクしてまーす。
だって、年配・高齢者のダンサーって多いんですもの。
して“剣道の極意”とは?


「精神性も大切だけど、ソレとバランスの取れた、

技とカラダを備えることさ」


お、いわゆる“心・技・体”ですね?


「そうそう。
でも、その“技”が難しい。 
一昔前までは、極少数のセンスある剣士だけが、
身につけることができるもんと言われていたよ」


で、今は?


「ちゃんとした訓練を受ければ、
意外と誰だって開花するんじゃないの?
実際、剣の道ではそういう意味での開花宣言する人って、
フツーに多いし」


ホントですか?ソレは夢があるナァ。
ねぇ、ちゃんとした訓練って、どんな訓練なんです? 
ダンスにも良いものですよね、きっと。


「あぁ、ダンスだけじゃなく、
いろんなスポーツ全般に良いんじゃないの?
だって、

自然な

“物理エネルギー”の利用ってものだから」


自然な物理エネルギーって、難しそうだけど、
例えば、重力とか?


「ソウソウ。
自分の体重による重力利用や
作用反作用
慣性力とか、運動保存の法則
それから、地面反力・・」


わぁお!ダンスと一緒です。


「あ、そう?
じゃぁ、上達しないって、
伸び悩んでいる人も一緒じゃないかな?
剣の世界で、才能ありそうなのに
なかなか上手くならない人は、
たいていこういう思い込みをしているよ。
『脚の筋力やバネが大切だ
なぜなら、ソレで人は動いているから』



ホント・・・ダンスと一緒なんだ・・・。


「やっぱりね。
まぁ、足腰のバネも大切といえば大切なんだけど、
それだけじゃダメ。

自然な物理エネルギーの使用で、

上半身と下半身のバネが、

連動できるようになることの方が、

ずっと重要
なんだ」


フー、よーくご存知なんですね。
ダンスにメッチャ役立ちそうだから、
その辺もっと、教えていただいていいですか?


ってことで、次回へと続きます。


      続く第1050話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.204 ~練習会参加パスポート ~

思いがけない姿が目に入ってきました。

“その人”は、フロアーの隅でしゃがみこんでいました。
そして、
ダンスシューズを脱ぎ、袋に収め始めているのです。

え、ひょっとして、帰り支度?
そんな・・・
今、来たばかりなのに!?

ワタシがそばに寄ると、静かにこう言いました。
「満喫※、できたでしょ?」

ワタシは、とっさになんと答えてよいのかわかりませんでした。
“その人”の存在が、ずい分遠くに感じます。
もちろん、ココロの距離感でしょう。

そのとき、種目はパソドブレに替わっていました。
緊迫感の増したフロアー。
さまざまな音があふれています。
ワタシは無言のまま、
ソレラの音に気を向け、自分の気持ちを静めようとしました。

ワタシはいらだっていたのです。

確かに“満喫”は、できました。
十分すぎるほどに。
でも、ソレでどうだというのでしょう。
観ていただけで、一緒のフロアーで踊ることもしていないのです。

それなのに・・・

ワタシは抗議します。
「なぜ、帰るの?来たばかりでしょ?」

すると、
「もう20分も経っているよ」
そして、
「本当に練習したいのなら『103』に行こう」

眉間にシワを寄せ始めたワタシを、ソッと制するように
「観て、勉強になったでしょ。
ここでは、まだ、練習にならない」
淡々と言うのです。

練習会参加者のダンスがあまりにも素晴らしすぎて、
自分がその中に入っていけない空しさ、悔しさ・・
そんな気持ちを“その人”も味わったはずなのですが。
どうも、その先の選択がワタシと“その人”は違うようでした。

ワタシ「逃げ帰るようなマネはしたくない」

その人「練習会とはどういうものか、わかった。
まだ、ダンス・レベルに相当な開きがあるようだ。
今は、もっと自分のことに集中できる場所で練習したほうが賢明だ」

冷静です。

ワタシも帰ることに同意しました。
と、同時に、ホッとした気分にもなりました。

「次、来たときは、堂々、踊れるようになっていたい」

“参加・パスポート”を自分で用意できる日まで、
練習会はどうも“おあずけ”のようです。

※十分に楽しむこと



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