初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
ボディ・スピードっていえば、
競技ダンス・外国勢のクイック・ステップを思いだすのよね。
ワンピース(一体になった)の男女が、
フロアーの上を羽が生えたように駆け抜ける様は、
ホント、圧巻、感動ものだ。
ハイ・スピードで踊りながら、
かなりトリッキーな技も簡単にやってのけちゃう。
よく、二人が乱れず踊りきれるナァ、
って感心しちゃうモンね。
しかも、フルパワーで踊っているようで、
そんなにも疲れている風じゃない!?
そういえば現役の頃、
「あのスピードを生むには、相当、強い脚・腰が必要だ」
と、思っていたんだ。
言い換えれば、
「地面を強く蹴る力が、軽快さの源だ」
そして
「ボディ・スピードは、土台(足腰)の強さ次第」
そう信じて疑わなかった。
で、
上半身は相手とガップリ組み、
そのキレイなホールドを壊さないように注意しながら、
腰と脚の力を頼りに、
必死にがんばってダンシングしていたもんな。
でも、
使用する増大なエネルギーの割には、効果が上がらない。
回転など入れ替わりが激しいフィガーには、
遠心力ばっかりが働いて、ぶっ飛びそうになっちゃう。
ソノ上、ドップリ疲れてしまい、息も上がって、
「アァしんどい!」
なーんか変だナァ、とは思っていたわけよ。
さて、お話はチョイとそれるけど
競馬のディープインパクトという三冠馬、知ってます?
この馬のスゴイところは、
普通の馬の蹄鉄(ていてつ=馬のひづめの損傷を防ぐために
底に打ち付ける鉄具)
が2週間程度でダメになってしまうのに対して、
3週間以上たっても
まだまだ使えていたっていうところだったそうな。
ここから分かるのは、
ディープインパクトは
地面を強く蹴る動きで走っているのではなく、
メッチャ、
“リラックス”して走っているということ。
詳しくは、
地面反力(じめんはんりょく)を
上手く利用している
ってこと。
ん??
地面反力ってナニだ?
ホラ、よくこのブログで取り上げてきたでしょ?
床からの反作用の力と同義語よ。
実は、ディープインパクトも、
海外の一流ダンサーも、同じ
床からの反作用の力
=地面反力を上手く利用しているんだな。
その結果、全身の筋肉が連動して動くため、
省エネながら、
スゴイパフォーマンスが可能になるってわけ。
・・・ってことで、ワタクシ、今は、
決して
「地面を強く蹴る力が、軽快さの源だ」
ではなく、
「ボディ・スピードは、土台(足腰)の強さ次第」
でもナイことを知っている。
そして
軽快さもボディ・スピードも、
地面反力利用から生まれるもの!
ってことを理解しているよ。
ところで、この地面反力をモノにするには、
アレの存在を抜きにして考えられないんだ。
アレって・・・
ソウ、重力だ。
またまたお出まし重力さん。
次回から、しばしお付き合いいただこう。
今までも何度か、
床からの反作用の力
重力
についてはこのブログで取り上げてきたけれど、
今回、少し観点を変えてみてみよう。
続く第1045話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.199 ~アナタの方が悪いんじゃ? ~
さて、「103」での練習の話に戻りましょう。
軽くアップをしたあと、ワルツを踊ります。
前日にR氏のところで学んだことを思い出しながらの、
まずは、シャドウ練習です。
確か、コレくらい、思い切り、動いた、はず。
カラダが記憶をたどっています。
大きくスイングをかけると、
あぁ、こんな感じだった・・・
とても楽しくなってきました。
いつもは、床のすべり具合が気になるのですが、今日は大丈夫。
踊りやすい床に感じます。
非常にヒザがスムーズに使えているように思えました。
カラダも軽く、ドンドン踊れそうな感覚は前日のままです。
“その人”も調子が良さそうです。
そんな二人が組むと、さぞかし、イイ練習ができるはず。
目指すは、
昨日のS夫人のレッスンの最後あたりで踊った、
あの心地よい感覚でしょう。
さて、大いなる期待を持ち、カップル練習を始めたのですが、
なぜか、上手く行かないのです。
昨日の心地よい感覚を、求めようとすればするほど、
お互いの動きにストレスを感じている・・・そんな状況です。
今までの私だったら、こんなとき必ず、
「どうせ、ワタシが悪いんだ」
ソウ解釈していました。
「ワタシのテクニックがないから、上手く行かないんだ」と。
ところが、今日は違いました。
ココロはこう訴えていました。
「“その人”の方が、直したらいいんじゃないの?」
なぜなら、
「R氏だったら、どんなときもパワフルにワタシを運んでくれるもの」
嫌なムードになってきてしまい・・・
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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とても励みになっています。(ジュンコ)
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競技ダンス・外国勢のクイック・ステップを思いだすのよね。
ワンピース(一体になった)の男女が、
フロアーの上を羽が生えたように駆け抜ける様は、
ホント、圧巻、感動ものだ。
ハイ・スピードで踊りながら、
かなりトリッキーな技も簡単にやってのけちゃう。
よく、二人が乱れず踊りきれるナァ、
って感心しちゃうモンね。
しかも、フルパワーで踊っているようで、
そんなにも疲れている風じゃない!?
そういえば現役の頃、
「あのスピードを生むには、相当、強い脚・腰が必要だ」
と、思っていたんだ。
言い換えれば、
「地面を強く蹴る力が、軽快さの源だ」
そして
「ボディ・スピードは、土台(足腰)の強さ次第」
そう信じて疑わなかった。
で、
上半身は相手とガップリ組み、
そのキレイなホールドを壊さないように注意しながら、
腰と脚の力を頼りに、
必死にがんばってダンシングしていたもんな。
でも、
使用する増大なエネルギーの割には、効果が上がらない。
回転など入れ替わりが激しいフィガーには、
遠心力ばっかりが働いて、ぶっ飛びそうになっちゃう。
ソノ上、ドップリ疲れてしまい、息も上がって、
「アァしんどい!」
なーんか変だナァ、とは思っていたわけよ。
さて、お話はチョイとそれるけど
競馬のディープインパクトという三冠馬、知ってます?
この馬のスゴイところは、
普通の馬の蹄鉄(ていてつ=馬のひづめの損傷を防ぐために
底に打ち付ける鉄具)
が2週間程度でダメになってしまうのに対して、
3週間以上たっても
まだまだ使えていたっていうところだったそうな。
ここから分かるのは、
ディープインパクトは
地面を強く蹴る動きで走っているのではなく、
メッチャ、
“リラックス”して走っているということ。
詳しくは、
地面反力(じめんはんりょく)を
上手く利用している
ってこと。
ん??
地面反力ってナニだ?
ホラ、よくこのブログで取り上げてきたでしょ?
床からの反作用の力と同義語よ。
実は、ディープインパクトも、
海外の一流ダンサーも、同じ
床からの反作用の力
=地面反力を上手く利用しているんだな。
その結果、全身の筋肉が連動して動くため、
省エネながら、
スゴイパフォーマンスが可能になるってわけ。
・・・ってことで、ワタクシ、今は、
決して
「地面を強く蹴る力が、軽快さの源だ」
ではなく、
「ボディ・スピードは、土台(足腰)の強さ次第」
でもナイことを知っている。
そして
軽快さもボディ・スピードも、
地面反力利用から生まれるもの!
ってことを理解しているよ。
ところで、この地面反力をモノにするには、
アレの存在を抜きにして考えられないんだ。
アレって・・・
ソウ、重力だ。
またまたお出まし重力さん。
次回から、しばしお付き合いいただこう。
今までも何度か、
床からの反作用の力
重力
についてはこのブログで取り上げてきたけれど、
今回、少し観点を変えてみてみよう。
続く第1045話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.199 ~アナタの方が悪いんじゃ? ~
さて、「103」での練習の話に戻りましょう。
軽くアップをしたあと、ワルツを踊ります。
前日にR氏のところで学んだことを思い出しながらの、
まずは、シャドウ練習です。
確か、コレくらい、思い切り、動いた、はず。
カラダが記憶をたどっています。
大きくスイングをかけると、
あぁ、こんな感じだった・・・
とても楽しくなってきました。
いつもは、床のすべり具合が気になるのですが、今日は大丈夫。
踊りやすい床に感じます。
非常にヒザがスムーズに使えているように思えました。
カラダも軽く、ドンドン踊れそうな感覚は前日のままです。
“その人”も調子が良さそうです。
そんな二人が組むと、さぞかし、イイ練習ができるはず。
目指すは、
昨日のS夫人のレッスンの最後あたりで踊った、
あの心地よい感覚でしょう。
さて、大いなる期待を持ち、カップル練習を始めたのですが、
なぜか、上手く行かないのです。
昨日の心地よい感覚を、求めようとすればするほど、
お互いの動きにストレスを感じている・・・そんな状況です。
今までの私だったら、こんなとき必ず、
「どうせ、ワタシが悪いんだ」
ソウ解釈していました。
「ワタシのテクニックがないから、上手く行かないんだ」と。
ところが、今日は違いました。
ココロはこう訴えていました。
「“その人”の方が、直したらいいんじゃないの?」
なぜなら、
「R氏だったら、どんなときもパワフルにワタシを運んでくれるもの」
嫌なムードになってきてしまい・・・
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(第1043話)アルデンテを目指せ!!イタリアン・ホールドXCⅣ 山型・放物線とL字型の軌跡>>
ディープインパクトの蹄鉄の話は、NHKテレビで聞いたことがあります。
体重は変わらないのに、なぜソフトに地面を蹴ることができるのか?
今日、やっと、「脚だけでなく、体全体を使うからだ」とわかりました。
そういえば、時速100キロ以上というチーターが全速力で走るとき、背中が波打っていますね。
二本足の人間でも同じことでしょうか?
イギリス留学の話は、またまた面白くなってきました。(^^)
二人で踊るダンスって、上手くいかないところは、どうしても相手のせいに思えますよね?
お互いで、相手の欠点を指摘し合うと、泥沼にはまります。
よほどの気遣いがなければ、喧嘩になるのは当然かもしれません。
かといって、相手の力量に応じて踊りやすさが変化するのも事実です。
自分の問題点が自分ではわかりにくいことも原因のような気がします。
それなのに、相手の問題点には敏感になってしまう!
うまくいく秘訣は、謙虚な気持ちでしょうか?
体重は変わらないのに、なぜソフトに地面を蹴ることができるのか?
今日、やっと、「脚だけでなく、体全体を使うからだ」とわかりました。
そういえば、時速100キロ以上というチーターが全速力で走るとき、背中が波打っていますね。
二本足の人間でも同じことでしょうか?
イギリス留学の話は、またまた面白くなってきました。(^^)
二人で踊るダンスって、上手くいかないところは、どうしても相手のせいに思えますよね?
お互いで、相手の欠点を指摘し合うと、泥沼にはまります。
よほどの気遣いがなければ、喧嘩になるのは当然かもしれません。
かといって、相手の力量に応じて踊りやすさが変化するのも事実です。
自分の問題点が自分ではわかりにくいことも原因のような気がします。
それなのに、相手の問題点には敏感になってしまう!
うまくいく秘訣は、謙虚な気持ちでしょうか?
2009/12/02 Wed 10:20 URL [ Edit ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2009/12/02 Wed 21:24 [ Edit ]
ジュンコ
じゅん爺さん
こんにちは。
じゅん爺さんのコメントを読んで、
「その通りだ!」
と思われた方、多いのではないでしょうか。
これからもヨロシクお願いいたします。
こんにちは。
じゅん爺さんのコメントを読んで、
「その通りだ!」
と思われた方、多いのではないでしょうか。
これからもヨロシクお願いいたします。
2009/12/03 Thu 00:59 URL [ Edit ]
ジュンコ
トロットさん
コメントありがとうございます。
二本足の人間も同じだと思います。
全身の筋肉が連動して動く・・・
驚くべきパフォーマンスができるようになるでしょうね。
パートナーシップは難しいですね。
上手く行く秘訣は、
謙虚な気持を持つとともに
男女各自、自分のレベルを正しく把握することも重要でしょうね。
自分のことをよく知る努力をすること・・・
長所・弱点を把握し、
厳しく、自分を見張ること
自分のことを正しく理解できるとともに、
相手との微妙な関係も上手く行くようになっていくのではないでしょうか・・・
コメントありがとうございます。
二本足の人間も同じだと思います。
全身の筋肉が連動して動く・・・
驚くべきパフォーマンスができるようになるでしょうね。
パートナーシップは難しいですね。
上手く行く秘訣は、
謙虚な気持を持つとともに
男女各自、自分のレベルを正しく把握することも重要でしょうね。
自分のことをよく知る努力をすること・・・
長所・弱点を把握し、
厳しく、自分を見張ること
自分のことを正しく理解できるとともに、
相手との微妙な関係も上手く行くようになっていくのではないでしょうか・・・
2009/12/03 Thu 08:23 URL [ Edit ]
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