初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
第1040話の続き。
4. ヒール・ターンにおけるインナー・アライメント
ヒール・ターンって、
例えばワルツのテレマークやダブル・リバーススピン、
スロー・フォックストロットのリバース・ターンや、
ナチュラル・ターンで、
女性が苦しむアレ、よね。
キレイにヒール・ターンするって、かなり難しい・・・
てな、イメージを持っている人は多いだろうね。
美的ヒールターンを習得するためのテクニックは、
色々あるけれど、
ここでは、インナー・アライメントから解説してみよう。
まず、押さえておいて欲しいのは、
ヒール・ターンって“超内回り”ってことだ。
すなわち、
“求心力”をすごく利用するわけ。
女性が内回りのヒール・ターンを行っている際、
男性が行っている外回り、
オープン・ターンも合わせて見てみるよ。
左回りのヒール・ターン
始まり
左足の上で 前 右ターン
この2つのアライメントは、
リバース系の後退アクションの際には、
必ずアルので、この際よーくお勉強しておこう。
↓
左足から右足へ
後 左ターン 上
カラダの内側は左ターンするが、
足自体はまっすぐの気持ちで後退してね。
ここでの「上」というアライメントは、
ノー・フットライズを意味している。
求心力を強くすれば生まれるものでもあるため、
意図的でなくても可。
↓
右足上で左足を引き寄せながら
後 左ターン 上
左回りのヒール・ターンの場合、
後退した右足の上で、
回転するんだよってことをまず確認しておこう。
そう、両足で回るんじゃない。
大きなポイントは
カラダの右半身と左半身を使い分けることだ。
左回りのヒール・ターンの場合、
右半身が内回り、だから、右足が内回り
で、
左半身、つまり、左足が外回り的な動きになるんだな。
ということで、
右足の上で
求心力を強く持つが大事
もっと言えば、
右足に乗ってからもカラダの中が後退し続ける
のがミソなんだ。
ソノ
引き込み運動にしたがって、
ゆっくりと左足が寄ってくるように
練習しよう。
左回りのオープン・ターン
始まり
右足の上で 後 右ターン
↓
右足から左足へ
前 左ターン 上
↓
左足上で右足を残しながら
前 左ターン 上
大きなポイントはヒール・ターン同様、
カラダの右半身と左半身を使い分けること
左回りのオープン・ターンの場合、
左半身が内回り、だから、左足が内回り
で、
右半身、つまり、右足が外回り的な動きになるんだな。
と言うことで、
左足の上で
求心力を強く持つが大事だよ。
もっと言えば、
左足に乗ってからもカラダの中が前進し続ける
のがキモ。
この辺りが難しいだろうね。
女性との関係では、男性は外回りだから。
右足を早く出さずに、その場に残すと、
左足での求心力プラス、
女性にとっては外回りという感覚が得やすいだろう。
なお、「上」というアライメントは、
女性のノーフットライズを誘っているものだ。
右回りのヒールターン
右回りのオープン・ターン
も一緒の原理だ。
右回りのヒールターン
始まり
右足の上で 前 左ターン
↓
右足から左足へ
後 右ターン 上
↓
左足上で右足を引き寄せながら
後ろ 右ターン 上
右回りのオープン・ターン
始まり
左足の上で 後 左ターン
↓
左足から右足へ
前 右ターン 上
↓
右足上で左足を残しながら
前 右ターン 上
続く第1042話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.196 ~あるカップルとの出会い ~
「103」と書いてワン・オー・スリーと読みます。
“ダンス練習場”の名前です。
扉に、
「103」と書いてあります。
この数字はどうも番地のようです。
「日本人選手専用」の練習場であった記憶があります。
あめ色のフロアー。
暗いオレンジ色の照明。
周りが曇った古い鏡。
部屋の隅には、全く使っていないであろう、古いピアノがありました。
そして・・・ネコが数匹。
R氏夫妻のレッスンを受けた次の日の朝、
その「103」に練習に向いました。
誰もいないだろうと思っていたのに、先客が。
昨日、R氏のレッスン上で“ご一緒”した、あのカップルでした。
ワルツの練習、非常に高度な回転フィガーを上手くこなしています。
ベテラン・・・かな?
と、
私たちの姿を見つけ、なんと向こうから挨拶にやってきました。
東部のA級選手。
歳は20代後半のご夫婦です。
年齢もダンス歴もロンドン留学体験も、すべて先輩のようです。
お互い名前も知りませんでしたが、
師匠の名前を出すと、
「アァ、もちろん知っているよ。ソコのスタッフなの?」
ビックリしています。
師匠の箔(はく)のおかげで、距離感が縮まったようです。
歌舞伎の女形のような細面の男性と、
大和なでしこそのものといった、美しい女性。
清潔感のある、非常におとなしそうな感じのカップルです。
踊る姿はさぞかし“日本の美”といった印象なんだろうなぁ。
ところが、カップル、練習再開すぐに
予期せぬシーンを目にすることに・・・
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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とても励みになっています。(ジュンコ)
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4. ヒール・ターンにおけるインナー・アライメント
ヒール・ターンって、
例えばワルツのテレマークやダブル・リバーススピン、
スロー・フォックストロットのリバース・ターンや、
ナチュラル・ターンで、
女性が苦しむアレ、よね。
キレイにヒール・ターンするって、かなり難しい・・・
てな、イメージを持っている人は多いだろうね。
美的ヒールターンを習得するためのテクニックは、
色々あるけれど、
ここでは、インナー・アライメントから解説してみよう。
まず、押さえておいて欲しいのは、
ヒール・ターンって“超内回り”ってことだ。
すなわち、
“求心力”をすごく利用するわけ。
女性が内回りのヒール・ターンを行っている際、
男性が行っている外回り、
オープン・ターンも合わせて見てみるよ。
左回りのヒール・ターン
始まり
左足の上で 前 右ターン
この2つのアライメントは、
リバース系の後退アクションの際には、
必ずアルので、この際よーくお勉強しておこう。
↓
左足から右足へ
後 左ターン 上
カラダの内側は左ターンするが、
足自体はまっすぐの気持ちで後退してね。
ここでの「上」というアライメントは、
ノー・フットライズを意味している。
求心力を強くすれば生まれるものでもあるため、
意図的でなくても可。
↓
右足上で左足を引き寄せながら
後 左ターン 上
左回りのヒール・ターンの場合、
後退した右足の上で、
回転するんだよってことをまず確認しておこう。
そう、両足で回るんじゃない。
大きなポイントは
カラダの右半身と左半身を使い分けることだ。
左回りのヒール・ターンの場合、
右半身が内回り、だから、右足が内回り
で、
左半身、つまり、左足が外回り的な動きになるんだな。
ということで、
右足の上で
求心力を強く持つが大事
もっと言えば、
右足に乗ってからもカラダの中が後退し続ける
のがミソなんだ。
ソノ
引き込み運動にしたがって、
ゆっくりと左足が寄ってくるように
練習しよう。
左回りのオープン・ターン
始まり
右足の上で 後 右ターン
↓
右足から左足へ
前 左ターン 上
↓
左足上で右足を残しながら
前 左ターン 上
大きなポイントはヒール・ターン同様、
カラダの右半身と左半身を使い分けること
左回りのオープン・ターンの場合、
左半身が内回り、だから、左足が内回り
で、
右半身、つまり、右足が外回り的な動きになるんだな。
と言うことで、
左足の上で
求心力を強く持つが大事だよ。
もっと言えば、
左足に乗ってからもカラダの中が前進し続ける
のがキモ。
この辺りが難しいだろうね。
女性との関係では、男性は外回りだから。
右足を早く出さずに、その場に残すと、
左足での求心力プラス、
女性にとっては外回りという感覚が得やすいだろう。
なお、「上」というアライメントは、
女性のノーフットライズを誘っているものだ。
右回りのヒールターン
右回りのオープン・ターン
も一緒の原理だ。
右回りのヒールターン
始まり
右足の上で 前 左ターン
↓
右足から左足へ
後 右ターン 上
↓
左足上で右足を引き寄せながら
後ろ 右ターン 上
右回りのオープン・ターン
始まり
左足の上で 後 左ターン
↓
左足から右足へ
前 右ターン 上
↓
右足上で左足を残しながら
前 右ターン 上
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「もう一つの学連物語」
vol.196 ~あるカップルとの出会い ~
「103」と書いてワン・オー・スリーと読みます。
“ダンス練習場”の名前です。
扉に、
「103」と書いてあります。
この数字はどうも番地のようです。
「日本人選手専用」の練習場であった記憶があります。
あめ色のフロアー。
暗いオレンジ色の照明。
周りが曇った古い鏡。
部屋の隅には、全く使っていないであろう、古いピアノがありました。
そして・・・ネコが数匹。
R氏夫妻のレッスンを受けた次の日の朝、
その「103」に練習に向いました。
誰もいないだろうと思っていたのに、先客が。
昨日、R氏のレッスン上で“ご一緒”した、あのカップルでした。
ワルツの練習、非常に高度な回転フィガーを上手くこなしています。
ベテラン・・・かな?
と、
私たちの姿を見つけ、なんと向こうから挨拶にやってきました。
東部のA級選手。
歳は20代後半のご夫婦です。
年齢もダンス歴もロンドン留学体験も、すべて先輩のようです。
お互い名前も知りませんでしたが、
師匠の名前を出すと、
「アァ、もちろん知っているよ。ソコのスタッフなの?」
ビックリしています。
師匠の箔(はく)のおかげで、距離感が縮まったようです。
歌舞伎の女形のような細面の男性と、
大和なでしこそのものといった、美しい女性。
清潔感のある、非常におとなしそうな感じのカップルです。
踊る姿はさぞかし“日本の美”といった印象なんだろうなぁ。
ところが、カップル、練習再開すぐに
予期せぬシーンを目にすることに・・・
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