初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
あるサークル主催のパーティに参加した
“ダンス仲間の会話”
A子
「昨日のパーティ、スゴイ人数だったわね。
狭い会場に詰め込み状態・・・疲れたわ」
B子
「そうね、ワタシもいつもになく疲れたわ。
たぶん、お上手な方が、
少なかったせいもあるんでしょうね」
C子
「ソウ?
ワタシは、あんまり分からなかったけど。
競技に出てる人や、
ベテランさんも多かったって話よ。
ねぇ、B子の言う
『お上手でない方』ってどういう人よ?」
B子
「うーん、自分ひとりで勝手に踊る人かな。
ホールドした時点で『あ、やだな』って」
C子
「え、ナニ、ホールドが合わないってこと?」
B子
「うん・・・マァ、そういうことなんだろうけど。
組めない、のよ、と言うか、
組んだ気がしないのよ。
ソレなのに “発進”してくる。
コッチはまだ、
出発する準備ができていないのに」
C子
「そんなぁ、男性にも色々あるんだから、
どんなホールドでも、
ある程度はフォローしないと。
それが女性の役割じゃないの?」
B子
「だって、こんな大きなフレーム
(マネをやってみせている)の人や、
ヨレヨレに元気のないボディの人や、
カチンカチンのでき上がったボディの人や・・
どうやって合わせればいいの!?
その人、一人ひとりと合わせるの?」
C子
「大きなフレームの人には、
ボディをストレッチさせて、
やわらかいボディの人には、
それなりに柔らかくして、
カチンカチンの人は、
仕方ないから、あきらめる(笑)」
B子
「そんなぁ。
そういえば、競技選手の方かな?
っていうボディの方とも踊ったのよ。
すごく上手いんだろうけど、
ワタシには合わなかった。
だって、ボディのストレッチがすごいんだもの。
腕のテンションも、
『もっとください』って言われた。
最初はがんばったけど、メッチャキツイ。
アレ、踊っている間中ずっと維持するなんて、無理」
C子
「あ~ソレはしんどいわね。
ワタシも『ホールドのテンションをもっと欲しい』
と言う男性と踊ったわ。
こんな混んでいるのに、ひじ張っていいのかな?
と思ったけどね。
ねぇ、A子はどうしているの?
誰とでもちゃんと組んで踊れているようだけど」
A子
「自分のシルエットを崩さないようにしていれば、
だいたいは合うわよ。
『シックリ組めない!』なんて、
そんな、贅沢なこといってられないもの。
だって、気持ち悪いからといって、
女性のホールドに男性が合わせるなんて、変でしょ」
T男
「男性から言わせてもらうと、
別に身勝手にやっているつもりはないと思うんだ。
ちゃんと、
女性と組もうとしている男性は多いと思うんだよ。
でも、シックリ組めないことが多いのも事実。
ソレを待たずして、
スタートを切らなきゃいけないことがほとんどなんだ。
オレ思うに、
男性だけの力じゃ無理だしね、組むって作業は・・」
B子
「じゃぁ、
女性からも何かしないとダメなのよね?
でも、
いったい何を合わせあうようにすればいいのかしら?
組んだ気がしないような人とでも
何かを変えれば、
『アァ、組めた!』
っていう実感が得られるのかしら?」
さぁて、どうB子にアドバイスすれば良いか・・・
皆さん、お分かりですね!?
「分かるわよ。
“トーン”を合わせあうんでしょ?」
ピンポーン!
そう、不特定多数の方と踊ることを
余儀なくされるパーティ・ダンスほど、
トーンの
リード&フォローテクニックは大事
なんだ。
続く第1020話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.174 ~留守中、お預かり代行レッスン ~
ワタシたちがロンドンに留学している間、
生徒サンたちはどうなるのでしょう?
「先生の渡英中はお休みしています」
と申し出た生徒サン以外は、
スタジオ内の他の先生にレッスンを受けながら帰りを待っていただく、
そんなシステムになっていました。
当時スタジオには、師匠カップルの他に、
兄弟子カップルが一組
後輩カップルが一組
シングルの女性教師が一人
勤務していました。
ダンスレベル、背の高さ・・
色々な点を考慮しながら、
「どの先生にどの生徒サンをお願いしようか」
と“引き受け先”を決定していきます。
生徒サンの希望を聞くこともあります。
ただ、師匠や兄弟子カップルは、
常に予約が満杯であったため、
どうしても後輩カップル、もしくは、シングルの女性教師が、
“引き受け先”になってしまう状況でした。
もし、新米の教師がいると、
ほとんどの生徒サンをその人にお願いする、
ということになるでしょう。
なぜなら、予約がほとんど入っていないため、
いつでも予約が取れるからです。
また、こういう機会を利用して、
「ダンスを教える勉強を積む」
そういったねらいも含まれていたように思います。
ただ、コレにはリスクが伴います。
お願いし、任せた後のことは、
「もう“ナニ”があっても、仕方がない」
と、覚悟しないといけません。
生徒サンが担当教師を気にいらなくなって、
結果、スタジオから疎遠になることも十分考えられるからです。
反対に、
自分よりソノ担当教師を気に入ってしまいという
事態も考えられなくはありませんが・・・
いずれにせよ、任された教師は、
「大事な生徒サンを留守中、お預かりして、代わりにレッスンする」
という責任を負うことになるのです。
そういえば、
コレはずい分後で知らされた
“衝撃の事実”なのですが、
ワタシと“その人”が、このスタジオに入社できた本当の理由も、
実はソノ辺りにあったようなのです・・・
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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“ダンス仲間の会話”
A子
「昨日のパーティ、スゴイ人数だったわね。
狭い会場に詰め込み状態・・・疲れたわ」
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「そうね、ワタシもいつもになく疲れたわ。
たぶん、お上手な方が、
少なかったせいもあるんでしょうね」
C子
「ソウ?
ワタシは、あんまり分からなかったけど。
競技に出てる人や、
ベテランさんも多かったって話よ。
ねぇ、B子の言う
『お上手でない方』ってどういう人よ?」
B子
「うーん、自分ひとりで勝手に踊る人かな。
ホールドした時点で『あ、やだな』って」
C子
「え、ナニ、ホールドが合わないってこと?」
B子
「うん・・・マァ、そういうことなんだろうけど。
組めない、のよ、と言うか、
組んだ気がしないのよ。
ソレなのに “発進”してくる。
コッチはまだ、
出発する準備ができていないのに」
C子
「そんなぁ、男性にも色々あるんだから、
どんなホールドでも、
ある程度はフォローしないと。
それが女性の役割じゃないの?」
B子
「だって、こんな大きなフレーム
(マネをやってみせている)の人や、
ヨレヨレに元気のないボディの人や、
カチンカチンのでき上がったボディの人や・・
どうやって合わせればいいの!?
その人、一人ひとりと合わせるの?」
C子
「大きなフレームの人には、
ボディをストレッチさせて、
やわらかいボディの人には、
それなりに柔らかくして、
カチンカチンの人は、
仕方ないから、あきらめる(笑)」
B子
「そんなぁ。
そういえば、競技選手の方かな?
っていうボディの方とも踊ったのよ。
すごく上手いんだろうけど、
ワタシには合わなかった。
だって、ボディのストレッチがすごいんだもの。
腕のテンションも、
『もっとください』って言われた。
最初はがんばったけど、メッチャキツイ。
アレ、踊っている間中ずっと維持するなんて、無理」
C子
「あ~ソレはしんどいわね。
ワタシも『ホールドのテンションをもっと欲しい』
と言う男性と踊ったわ。
こんな混んでいるのに、ひじ張っていいのかな?
と思ったけどね。
ねぇ、A子はどうしているの?
誰とでもちゃんと組んで踊れているようだけど」
A子
「自分のシルエットを崩さないようにしていれば、
だいたいは合うわよ。
『シックリ組めない!』なんて、
そんな、贅沢なこといってられないもの。
だって、気持ち悪いからといって、
女性のホールドに男性が合わせるなんて、変でしょ」
T男
「男性から言わせてもらうと、
別に身勝手にやっているつもりはないと思うんだ。
ちゃんと、
女性と組もうとしている男性は多いと思うんだよ。
でも、シックリ組めないことが多いのも事実。
ソレを待たずして、
スタートを切らなきゃいけないことがほとんどなんだ。
オレ思うに、
男性だけの力じゃ無理だしね、組むって作業は・・」
B子
「じゃぁ、
女性からも何かしないとダメなのよね?
でも、
いったい何を合わせあうようにすればいいのかしら?
組んだ気がしないような人とでも
何かを変えれば、
『アァ、組めた!』
っていう実感が得られるのかしら?」
さぁて、どうB子にアドバイスすれば良いか・・・
皆さん、お分かりですね!?
「分かるわよ。
“トーン”を合わせあうんでしょ?」
ピンポーン!
そう、不特定多数の方と踊ることを
余儀なくされるパーティ・ダンスほど、
トーンの
リード&フォローテクニックは大事
なんだ。
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ワタシたちがロンドンに留学している間、
生徒サンたちはどうなるのでしょう?
「先生の渡英中はお休みしています」
と申し出た生徒サン以外は、
スタジオ内の他の先生にレッスンを受けながら帰りを待っていただく、
そんなシステムになっていました。
当時スタジオには、師匠カップルの他に、
兄弟子カップルが一組
後輩カップルが一組
シングルの女性教師が一人
勤務していました。
ダンスレベル、背の高さ・・
色々な点を考慮しながら、
「どの先生にどの生徒サンをお願いしようか」
と“引き受け先”を決定していきます。
生徒サンの希望を聞くこともあります。
ただ、師匠や兄弟子カップルは、
常に予約が満杯であったため、
どうしても後輩カップル、もしくは、シングルの女性教師が、
“引き受け先”になってしまう状況でした。
もし、新米の教師がいると、
ほとんどの生徒サンをその人にお願いする、
ということになるでしょう。
なぜなら、予約がほとんど入っていないため、
いつでも予約が取れるからです。
また、こういう機会を利用して、
「ダンスを教える勉強を積む」
そういったねらいも含まれていたように思います。
ただ、コレにはリスクが伴います。
お願いし、任せた後のことは、
「もう“ナニ”があっても、仕方がない」
と、覚悟しないといけません。
生徒サンが担当教師を気にいらなくなって、
結果、スタジオから疎遠になることも十分考えられるからです。
反対に、
自分よりソノ担当教師を気に入ってしまいという
事態も考えられなくはありませんが・・・
いずれにせよ、任された教師は、
「大事な生徒サンを留守中、お預かりして、代わりにレッスンする」
という責任を負うことになるのです。
そういえば、
コレはずい分後で知らされた
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ワタシと“その人”が、このスタジオに入社できた本当の理由も、
実はソノ辺りにあったようなのです・・・
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