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スタンダードにおけるコンタクトについて

コンタクト・ポイント
つまり、
カラダのどこに優位性を持たせつつコンタクトを取るか
についても色々な考えがあるんだな。

カラダ前面のコンタクト
アンダーバストから、
太ももにかけてのフィット感を求め合う
ロング・コンタクト
みぞおち辺りの一点で感じあう
みぞおちオンリー・コンタクト
男性の右手と女性の背中のコンタクトを優位に踊る
背面優位コンタクト
男女がお互いのスキマを埋めあうようにぴったりフィットな
カギとカギ穴・コンタクト
まだ他にもあるだろう・・・
ただ、
ヤリ方には違いがあっても、最終的には、

目指す“普遍的な部分”

については一緒


のようで。
ソレを押さえておいて、
今の自分に合ったモンはどれだろう?
と選んだ方が良いかもね。

さて、ソノ辺りについては、対談の続きをドーゾ。


ジュンコ先生
「どのコンタクト・ポイントを重視するにしても、
『コレを目指している』という着地点は、
結局、一緒なのよね。
① お互いが自分のボディを
コントロールできる状態にあること
② お互いが自由に踊れ(骨盤・各関節など)、
実力発揮できること
③ 一人よりも大きな成果(スピード・バランス・パワー)
が得られること」



「でも、
“ロング・コンタクト”や、
“カギとカギ穴・コンタクト”をとりながら
“お互いが自分のボディをコントロールする”とか
“お互いが自由に踊って実力発揮”なんて、
難しいんじゃないかなぁ」


ジュンコ先生
「ソウ。
すごく難しいことなのよ。
だから、モメル。
多くの場合は、反対になっちゃうわね。
つまり、
“ロング・コンタクト”や
“カギとカギ穴・コンタクト”をすることで、
“お互いが自分のボディをコントロールする”
ことができなくなり、

お互いが自由に踊って

実力発揮することが難しくなる
の」



「わわわ、それじゃ、ダメジャないですか!?
本末転倒ですよね。
そういう場合は、
別のコンタクトに切り替えたらいいじゃないのですか?
もう少し、
お互いが本当に自分のコントロールができるまでは、
離れて組むとか・・・。
だって、
ロング・コンタクトが目指すものじゃなくて
自分のカラダがコントロールできたり、
実力を出したり、
相手との相乗効果を得ることが、目標でしょ?


ジュンコ先生
「ソウとは気付いていても、
いったん、コレと決めた
自分的・コンタクトからなかなか逃れられないのね。
いつの間にか、
そのコンタクトを持つこと自体が、
目的になってしまっていたり、
カラダが習慣性を持っちゃったり・・・」



「そのコンタクトでないと
踊れないってことですか?」


ジュンコ先生
「そうよ。
だから、決まった相手以外と踊るときでさえ、
自分的コンタクト・ポイントを求めちゃう。
相手のボディがないと、不安だ、バランスが保てない、
男性で言えば、リードできない・・
逆に、くっついたら、
踊りにくいって場合も同じよ」



「ウ~ン。
じャぁ、いろんなコンタクト・ポイントが、
あると知った上で、
今の自分にデキル・または、
ふさわしいモンはどれだろう?
と選んだ方が良いんでしょうか?」


ジュンコ先生
「そう、ダンスが変わると、ボディも変化する、
ボディが変われば、エネルギーの流れも変わる。
そうなれば、
コンタクト・ポイントも変わっちゃうのよ。
つまり、

コンタクト・ポイントも進化する

最初から無理やり、
『こうでないとダメ』と決め付けないことね」



「なるほど、
あの、ワタシ実は、
“ロング・コンタクト”に憧れているんですけど、
まだ、早いかなぁ。
OKかどうかって、
どうやったら分かるんでしょう?」


ジュンコ先生
「それはね・・・」


      続く第1008話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.162 ~父も喜ぶロンドン留学 ~

ダンスに大反対だった両親が、
全面的な応援体制に入ってくれたのは、
プロになって4年目、ロンドン留学の時だったと思います。

ワタシが実家からスタジオ勤務をしていた間は、
おおざっぱながら、
娘の“ダンス活動”について把握できていた両親でしたが、
結婚し、実家を離れてからは、
「何をやっているのやらほとんど知らない」
状態になってしまっていました。
なぜなら、
報告がない、からです。
お正月など、たまに実家に帰ったときに、
娘夫婦から簡単な「ダンス近況報告」があり、
断片的な情報が与えられるのみ。

「スタンダードもラテンもA級になったよ」
「西部日本で決勝に入ったよ」
と伝えても、両親は、
「良かったなぁ」とは喜んでくれるでしょうが、
ソノ価値はわかるまい、
それなのに、この忙しいときにゆっくり電話も大変だし・・・
が、コチラの言い分でした。

また、表面的な成績以上に個人的な苦しみも多かった分、
ワタシ自身がA級になっても、
決勝に残っても、
ココロから満たされていなかったわけで、
そんな気持ちのまま、
「結果だけを伝えて、喜んでもらっても、
なんだか余計に心苦しいし・・・」
といった、複雑な心境の表れでもありました。

ところが、ロンドン留学が決定したときだけは、
かなり早い段階で両親に報告を入れたのです。
理由は、
ワタシ自身がうれしかったから。
そして、
両親、特に父が非常に、
喜んでくれるだろうということを読んでいたからです。

果たして父はこう言いました。
「ロンドン!?
それはスゴイじゃねえか。
ジュンコも、出世したなぁ」

父にとっての“出世”は、
A級になることでもなく、西部日本戦決勝進出でもなく、
ロンドン留学・・・のようです。

「お父さん、外国や舶来モノに弱いから」
母は笑っています。

「どのくらいの期間、行くの?
ヘェ~半年近くも!?
何かと不自由だろうから、日本から小包を送ってやるよ、
米とかしょうゆとか。
なぁ、母さん・・・」



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