2009.10.04 (第985話)アルデンテを目指せ!!イタリアン・ホールドⅩLⅧ ホールド原因・2大問題
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
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第3回 社交ダンスが上手くなるということ
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今年でダンスに関わって27年。
学連から始まって、
プロ競技選手を経て、今に至るソノ間に、
いろんな“ダンスにおいての問題”をみてきたわけよ。
ソノ中で、プロ教師として
「コレ、絶対、見過ごしちゃダメでしょ!?」
な、2大問題があるんだ。
1つ目は、
「ダンスをすることで、
カラダを“痛めている・壊している”人が多い」
たとえば・・・首・肩・腰・ヒザ・足首・・
ワタシも競技現役の頃は、アッチコッチ壊していたなぁ。
競技会の次の日には、カイロや整体に行って・・・
で、なんとかカラダをもたせていたんだ。
中には「全然、大丈夫よ」
って人もいるけど、
“カラダの壊れ”はすぐに出るとは限らないから要注意。
ズーッとタマっていって、
10年後くらいに突然、ボンッってこともあるモン。
問題の2つ目は、
「がんばって練習しても、
早い段階でダンスの成長が止まる人が多い」
これって、悲しいよねぇ。
自覚アリなしに関わらず
「え?アノ人、もう10年もやっているの?
ソレにしては・・・ねぇ」
なんて影で言われちゃうことも。
さて、この2大問題、
かなりのパーセンテージで、
ホールドに原因ありじゃないかと思うわけ。
んん?どういうこと?
を、前号のA太郎・B子カップルの
レッスンを通してどうぞ・・・
(第982話の続き)
先生
「契約の更新をしないと、どうなるか、
考えられる“問題”は大きく2つ。
一つは、カラダを痛める可能性がある。
ご主人か奥さんか、両方か、
しかも、
今すぐか、ズーッと先かは、
分からないけれど・・・」
B子
「そういえば、ワタシ、
腰の調子が良くなくて。
最近、スタンダードの練習後、
鈍い痛みがあるんです。
でも、主人の背が高いし、
仕方ないかなァって思っていました」
A太郎
「僕だって、肩がこるよ。
アナタが(腕に)ぶら下がるし・・・」
先生
「もう症状が出ているのね。
それなら“契約更新”急いだ方が良いわね」
A太郎
「もう一つの問題って、ナニですか?
そっちも、
症状が出ているかもしれないし(苦笑)」
先生
「もう一つはね、
ダンスの成長が止まるってこと。
長期スランプ状態に入ってしまうのよ」
B子
「ゲッ!?もう、とっくに発症してます。
主人は大丈夫だろうけど」
先生
「ソレはないの」
B子
「ないって??」
先生
「B子さんの成長が止まると、
ご主人の成長も止まるのよ。
伝染するの、ホールドを通して」
A太郎
「そうだろう、な、頼むから、
上手くなってくれよ(笑)」
B子
「『邪魔しないでくれ』
っていつも言われるんです(涙ぐむ)
どうしたらいいの・・・がんばってるんだけど」
先生
「いい?
どちらか一方が悪いということはないの。
さっき言った“伝染”は、お互い様なのよ。
二人でうつしあっているの」
A太郎
「じゃ、僕もダンスの成長が止まっていると?
それが、家内の成長を止めていると、
いうことなんですか?」
先生
「そうね」
A太郎
「確かに、家内が動かないから、
ホールドの枠でもって行こうとはしていましたが。
家内がちゃんと自分で動いてくれたなら・・・。
イヤ、待てよ。
ソノ前に、自分のダンスの成長が止まっているって、
どういうことなのだろう?」
先生
「そうそう!イイ考え方ね。
A太郎さんのホールドは、
奥さんとの関係以前に成長が止まっていた。
それが、
奥さんとのダンスで助長されてはいるけれど。
まずは自分の問題なのよ」
続く第986話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.152 ~実家で踊る・初体験 ~
ワタシは、CDの中から、
「雨にぬれても」を選曲。
サイド・ステップ・ブルースを踊って見せました。
母の目はさらに輝き、潤んでいます。
そして、うれしそうに言うのです。
「今、踊っているぐらいやったら、
おかあさんでも、できそうやわ」
続いて
「アンタが踊る姿、この家で見たの、初めてや。
なぁ、お父さん」
と言うのです。
ソリャァそうでしょう。
競技ダンスをやっていた頃は、
“シューズも履かず畳の上で小さく踊る”
発想などなかったわけですから。
そういえば、父は、
ワタシの踊っている姿をヨソでも見たことがありませんでした。
母もたった一度だけ。
ワタシがまだプロになって間もない頃、
祖母と、姉と一緒に、
今はなき“ダンスホール・メトロ”で行われた
プロフェッショナル・ショーを見に来てくれたのでした。
チャチャチャのデモ。
一曲だけ。
それでも、家族にはかなり刺激的だったようです。
母や祖母は、
「キレイやったなぁ」
「上手い、上手い、よう踊っていた」
と、よくわからないなりに喜んでくれましたが、
姉は、ラテンドレスに仰天だったようで、
「よう、あんなカッコウして踊るねぇ~。
あんた、えらいわ。
ワタシにはデケヘンわ」
妙な感心をしていたのが、印象的でした。
さて、
ダンスに興味を示した母に、ワタシは言いました。
「簡単よ。
すぐにできるから、やってみる?」
すると驚いたことに、父も立ち上がり、
奥の間のテーブルをどけ始め・・・
あぁ、それから、大変なことになったのです。
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学連から始まって、
プロ競技選手を経て、今に至るソノ間に、
いろんな“ダンスにおいての問題”をみてきたわけよ。
ソノ中で、プロ教師として
「コレ、絶対、見過ごしちゃダメでしょ!?」
な、2大問題があるんだ。
1つ目は、
「ダンスをすることで、
カラダを“痛めている・壊している”人が多い」
たとえば・・・首・肩・腰・ヒザ・足首・・
ワタシも競技現役の頃は、アッチコッチ壊していたなぁ。
競技会の次の日には、カイロや整体に行って・・・
で、なんとかカラダをもたせていたんだ。
中には「全然、大丈夫よ」
って人もいるけど、
“カラダの壊れ”はすぐに出るとは限らないから要注意。
ズーッとタマっていって、
10年後くらいに突然、ボンッってこともあるモン。
問題の2つ目は、
「がんばって練習しても、
早い段階でダンスの成長が止まる人が多い」
これって、悲しいよねぇ。
自覚アリなしに関わらず
「え?アノ人、もう10年もやっているの?
ソレにしては・・・ねぇ」
なんて影で言われちゃうことも。
さて、この2大問題、
かなりのパーセンテージで、
ホールドに原因ありじゃないかと思うわけ。
んん?どういうこと?
を、前号のA太郎・B子カップルの
レッスンを通してどうぞ・・・
(第982話の続き)
先生
「契約の更新をしないと、どうなるか、
考えられる“問題”は大きく2つ。
一つは、カラダを痛める可能性がある。
ご主人か奥さんか、両方か、
しかも、
今すぐか、ズーッと先かは、
分からないけれど・・・」
B子
「そういえば、ワタシ、
腰の調子が良くなくて。
最近、スタンダードの練習後、
鈍い痛みがあるんです。
でも、主人の背が高いし、
仕方ないかなァって思っていました」
A太郎
「僕だって、肩がこるよ。
アナタが(腕に)ぶら下がるし・・・」
先生
「もう症状が出ているのね。
それなら“契約更新”急いだ方が良いわね」
A太郎
「もう一つの問題って、ナニですか?
そっちも、
症状が出ているかもしれないし(苦笑)」
先生
「もう一つはね、
ダンスの成長が止まるってこと。
長期スランプ状態に入ってしまうのよ」
B子
「ゲッ!?もう、とっくに発症してます。
主人は大丈夫だろうけど」
先生
「ソレはないの」
B子
「ないって??」
先生
「B子さんの成長が止まると、
ご主人の成長も止まるのよ。
伝染するの、ホールドを通して」
A太郎
「そうだろう、な、頼むから、
上手くなってくれよ(笑)」
B子
「『邪魔しないでくれ』
っていつも言われるんです(涙ぐむ)
どうしたらいいの・・・がんばってるんだけど」
先生
「いい?
どちらか一方が悪いということはないの。
さっき言った“伝染”は、お互い様なのよ。
二人でうつしあっているの」
A太郎
「じゃ、僕もダンスの成長が止まっていると?
それが、家内の成長を止めていると、
いうことなんですか?」
先生
「そうね」
A太郎
「確かに、家内が動かないから、
ホールドの枠でもって行こうとはしていましたが。
家内がちゃんと自分で動いてくれたなら・・・。
イヤ、待てよ。
ソノ前に、自分のダンスの成長が止まっているって、
どういうことなのだろう?」
先生
「そうそう!イイ考え方ね。
A太郎さんのホールドは、
奥さんとの関係以前に成長が止まっていた。
それが、
奥さんとのダンスで助長されてはいるけれど。
まずは自分の問題なのよ」
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Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.152 ~実家で踊る・初体験 ~
ワタシは、CDの中から、
「雨にぬれても」を選曲。
サイド・ステップ・ブルースを踊って見せました。
母の目はさらに輝き、潤んでいます。
そして、うれしそうに言うのです。
「今、踊っているぐらいやったら、
おかあさんでも、できそうやわ」
続いて
「アンタが踊る姿、この家で見たの、初めてや。
なぁ、お父さん」
と言うのです。
ソリャァそうでしょう。
競技ダンスをやっていた頃は、
“シューズも履かず畳の上で小さく踊る”
発想などなかったわけですから。
そういえば、父は、
ワタシの踊っている姿をヨソでも見たことがありませんでした。
母もたった一度だけ。
ワタシがまだプロになって間もない頃、
祖母と、姉と一緒に、
今はなき“ダンスホール・メトロ”で行われた
プロフェッショナル・ショーを見に来てくれたのでした。
チャチャチャのデモ。
一曲だけ。
それでも、家族にはかなり刺激的だったようです。
母や祖母は、
「キレイやったなぁ」
「上手い、上手い、よう踊っていた」
と、よくわからないなりに喜んでくれましたが、
姉は、ラテンドレスに仰天だったようで、
「よう、あんなカッコウして踊るねぇ~。
あんた、えらいわ。
ワタシにはデケヘンわ」
妙な感心をしていたのが、印象的でした。
さて、
ダンスに興味を示した母に、ワタシは言いました。
「簡単よ。
すぐにできるから、やってみる?」
すると驚いたことに、父も立ち上がり、
奥の間のテーブルをどけ始め・・・
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