2009.09.20 (第971話)アルデンテを目指せ!!イタリアン・ホールドⅩⅩⅩⅥ メレンゲを踊る!?
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
ジュンコ先生の
ホールド・レッスンが続いている。
「ジュンコ先生のブログ内グループレッスンのご案内」
二人で立つ最適な位置を
スイート・スポットと呼ぶらしい。
それに関する悩み。
男性の方に寄っていってしまう
リーダーから『顔が近くなる』と言われている、
ハナコさん。
頭の位置が問題なのかなと思っている。
ヨシコさんは
パーティで、『なぜ、まん前に立つんだ?』
と手でいらわれたり、
『もっとコッチ』と、頭をこづかれたこともあり。
男性に対して
ドコに立っていいのかわからない
カナちゃんは、
いつもドコに入ったら良いかなぁなんて、
あんまり考えていない。
男性が決めるものだと思っている。
千恵子さんは、
お互いの右足が、
相手の両足の間に位置するところを
目指す
モノだと思っていた。
トシ子さんは、
“右のサイド”と自分の“センターまたは
右サイド”を向かい合わせてと、
習ったように思っていた。
さてジュンコ先生は?
「足元の位置、頭の位置、またはオヘソの位置・・・
色んなテクニックによって、
女性の立ち位置の決め方はあるけれど、
なかなか、シックリくるところって
感じにくいと思うのね」
みんなは、
「確かに」というようにうなずいている。
「男性が決めるってものでもない
・・・ですよね?」
と紀子さん。
「ええ。
決めてくれない男性だったらどうするの?
ということでもあるし、
男性側のテクニックとしても、
女性の位置をドンピシャで決めるって、
大変なことなのよ。
かなり上級者でも難しいわ」
「自分の立ち位置を決めるのも大変なのに、
頼られても困りますから」
と、佐藤さん。
ジュンコ先生はソレを聞いてニッコリし、
「ソウなの。
まず、自分の立ち位置を感じなきゃって話なの。
でも、いつも言うように
社交ダンスはひとりで踊るものではないわ。
だから、ちょっと特殊ね」
そう言ってから、
ジュンコ先生はみんなに指示を出した。
「カップルになって、
向かい合って両手を取ってみて。
男性が受ける手で、女性が上に乗せる・・・」
みんなは言われるようにしている。
「カナちゃん、
今の立ち位置はどうやって決めたの?」
とジュンコ先生。
「あ、ホントウだ。
特に何も考えていなかったけれど。
なんか、シックリきているわ」
一緒に手を取り合っている、
坂田さんもうなずいている。
次に佐藤さんにジュンコ先生は尋ねる。
「今、組んでいるヨシコさんの位置は、
まん前だけど、気になるかな?」
「いや、コレだけ離れていたら、
ソレは気にはなりませんよ」
ジュンコ先生はみんなのほうに向き直り、
「他のみんなはどうかな?
気持ち悪い位置に、
自分や相手がいるって感じる人は?」
誰もいないようだ。
「それじゃぁ、男性は左足から、女性は右足から
その場で足を踏みかえてみてね。
元気良く!
1・2・3・4・5・6・7・8・・・・」
みんなは何が始まるのか?
といった感じだが、
言われるままに交互に足を踏みかえている。
と、音楽がスタートした。
♪♪♪♪♪♪♪♪・・
軽快なリズムのラテン・ミュージックだ。
コレにあわせて足を踏みかえて、という意味らしい。
「ハーイ、男性の方、いいかな?
音楽に乗って、
8カウントずつ、
その場で踏みかえたり、
前進したり、後退したり、してみて。
女性はそれに合わせてみてね」
「楽しい音楽ですね!」
トシ子さんが言う。
「コレって、何の踊りなんですか?
昔、大型客船で旅をしたとき、
海外の人と即興で踊ったことがあったんですが、
いやぁ、すぐに踊れて愉快だったんだけど。
ソレと似ているんですが」
と、田島さん。
ジュンコ先生は微笑みながらこう言った。
「メレンゲよ」
「遊びの中から、
色々な基礎的テクニックを学べるわ」
続く第972話へ
Real Junko Voice
(目次)
スペシャルバージョン⑭
~大丈夫!先生、そして仲間がいるよ~
練習会の始まりに、ワタシはみんなに次のようなことを言った。
「ココに集まっている人は誰か“師”について
習っている人がほとんどだ。
ソコでは、ソコでの教えを信じて存分に、やる。
そのまんまでOK」
「ただ、ココではココのことに専念して欲しい。
カラダのもつ習慣を変えて、
深いところから自分を変化させていくためにも」
ココ(練習会)でヤルことは、
ある意味“特殊訓練”だと明示し、
続いてヤンワリと、
この練習会における“決まりごと”を伝えたのだ。
決まりごととは、
“優先するべきモノ“の徹底。
ソレは
同時に“後回しするべきモノ”の徹底ともなる。
まず “後回しするべきモノ”を公言する。
「がんばってカタチは作らなくてOK。
ホールドは張らなくて良い。
顔や胸を無理に上に向けようとしない。
フットワークも気にしない」
なぜなら、ホントウに優先するべきモノの邪魔になるからだ。
優先するべきモノとは、
テクニック的な観点から言えば
インナーマッスル・サポートネットワークの強化。
そして、何より、
男女とも、
「カラダの中から思いきり踊ること」だ。
精神的な観点から言えば、
まず、相手より、自分を感じること。
閉じこもらない。
固めない。
つまりは、
もっともっと自分を感じて踊ること!
言うなれば、解放だ。
え? それで、変(ヘン)なダンスにならないかって!?
大丈夫。
そのために“先生”がついているんだから。
そして、
アナタの“解放”を許し、
手助けし、励ましてくれる同じ志を持った仲間がいるからだ。
「メッチャ、勉強になるわ。
色んな人と踊らせてもらって」
とは、練習会が終わった後のヒデ君談。
「でも、統一のフィガーってエエナ。
次、何しよう?とか
リードしなアカンワとか、
頭、使わんでエエから、カラダの中に専念できるわ」
この辺りはミキヒコさんも同意見の様子。
同じメニューだからこそ、みんなの違いが良くわかるし、
色んな自分を試すことがデキルといったところだろう。
「みんな、ホンマ、怖いほど熱心やし、
分からんことがあったら、オレにまで聞いてくる。
もっと、上手くならんとアカンワ」
よーし!
スタッフにも気合が入ったぞ。
そして、ワタシにも。
では、次の練習会まで・・・チャオ!
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
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ホールド・レッスンが続いている。
「ジュンコ先生のブログ内グループレッスンのご案内」
二人で立つ最適な位置を
スイート・スポットと呼ぶらしい。
それに関する悩み。
男性の方に寄っていってしまう
リーダーから『顔が近くなる』と言われている、
ハナコさん。
頭の位置が問題なのかなと思っている。
ヨシコさんは
パーティで、『なぜ、まん前に立つんだ?』
と手でいらわれたり、
『もっとコッチ』と、頭をこづかれたこともあり。
男性に対して
ドコに立っていいのかわからない
カナちゃんは、
いつもドコに入ったら良いかなぁなんて、
あんまり考えていない。
男性が決めるものだと思っている。
千恵子さんは、
お互いの右足が、
相手の両足の間に位置するところを
目指す
モノだと思っていた。
トシ子さんは、
“右のサイド”と自分の“センターまたは
右サイド”を向かい合わせてと、
習ったように思っていた。
さてジュンコ先生は?
「足元の位置、頭の位置、またはオヘソの位置・・・
色んなテクニックによって、
女性の立ち位置の決め方はあるけれど、
なかなか、シックリくるところって
感じにくいと思うのね」
みんなは、
「確かに」というようにうなずいている。
「男性が決めるってものでもない
・・・ですよね?」
と紀子さん。
「ええ。
決めてくれない男性だったらどうするの?
ということでもあるし、
男性側のテクニックとしても、
女性の位置をドンピシャで決めるって、
大変なことなのよ。
かなり上級者でも難しいわ」
「自分の立ち位置を決めるのも大変なのに、
頼られても困りますから」
と、佐藤さん。
ジュンコ先生はソレを聞いてニッコリし、
「ソウなの。
まず、自分の立ち位置を感じなきゃって話なの。
でも、いつも言うように
社交ダンスはひとりで踊るものではないわ。
だから、ちょっと特殊ね」
そう言ってから、
ジュンコ先生はみんなに指示を出した。
「カップルになって、
向かい合って両手を取ってみて。
男性が受ける手で、女性が上に乗せる・・・」
みんなは言われるようにしている。
「カナちゃん、
今の立ち位置はどうやって決めたの?」
とジュンコ先生。
「あ、ホントウだ。
特に何も考えていなかったけれど。
なんか、シックリきているわ」
一緒に手を取り合っている、
坂田さんもうなずいている。
次に佐藤さんにジュンコ先生は尋ねる。
「今、組んでいるヨシコさんの位置は、
まん前だけど、気になるかな?」
「いや、コレだけ離れていたら、
ソレは気にはなりませんよ」
ジュンコ先生はみんなのほうに向き直り、
「他のみんなはどうかな?
気持ち悪い位置に、
自分や相手がいるって感じる人は?」
誰もいないようだ。
「それじゃぁ、男性は左足から、女性は右足から
その場で足を踏みかえてみてね。
元気良く!
1・2・3・4・5・6・7・8・・・・」
みんなは何が始まるのか?
といった感じだが、
言われるままに交互に足を踏みかえている。
と、音楽がスタートした。
♪♪♪♪♪♪♪♪・・
軽快なリズムのラテン・ミュージックだ。
コレにあわせて足を踏みかえて、という意味らしい。
「ハーイ、男性の方、いいかな?
音楽に乗って、
8カウントずつ、
その場で踏みかえたり、
前進したり、後退したり、してみて。
女性はそれに合わせてみてね」
「楽しい音楽ですね!」
トシ子さんが言う。
「コレって、何の踊りなんですか?
昔、大型客船で旅をしたとき、
海外の人と即興で踊ったことがあったんですが、
いやぁ、すぐに踊れて愉快だったんだけど。
ソレと似ているんですが」
と、田島さん。
ジュンコ先生は微笑みながらこう言った。
「メレンゲよ」
「遊びの中から、
色々な基礎的テクニックを学べるわ」
続く第972話へ
Real Junko Voice
(目次)
スペシャルバージョン⑭
~大丈夫!先生、そして仲間がいるよ~
練習会の始まりに、ワタシはみんなに次のようなことを言った。
「ココに集まっている人は誰か“師”について
習っている人がほとんどだ。
ソコでは、ソコでの教えを信じて存分に、やる。
そのまんまでOK」
「ただ、ココではココのことに専念して欲しい。
カラダのもつ習慣を変えて、
深いところから自分を変化させていくためにも」
ココ(練習会)でヤルことは、
ある意味“特殊訓練”だと明示し、
続いてヤンワリと、
この練習会における“決まりごと”を伝えたのだ。
決まりごととは、
“優先するべきモノ“の徹底。
ソレは
同時に“後回しするべきモノ”の徹底ともなる。
まず “後回しするべきモノ”を公言する。
「がんばってカタチは作らなくてOK。
ホールドは張らなくて良い。
顔や胸を無理に上に向けようとしない。
フットワークも気にしない」
なぜなら、ホントウに優先するべきモノの邪魔になるからだ。
優先するべきモノとは、
テクニック的な観点から言えば
インナーマッスル・サポートネットワークの強化。
そして、何より、
男女とも、
「カラダの中から思いきり踊ること」だ。
精神的な観点から言えば、
まず、相手より、自分を感じること。
閉じこもらない。
固めない。
つまりは、
もっともっと自分を感じて踊ること!
言うなれば、解放だ。
え? それで、変(ヘン)なダンスにならないかって!?
大丈夫。
そのために“先生”がついているんだから。
そして、
アナタの“解放”を許し、
手助けし、励ましてくれる同じ志を持った仲間がいるからだ。
「メッチャ、勉強になるわ。
色んな人と踊らせてもらって」
とは、練習会が終わった後のヒデ君談。
「でも、統一のフィガーってエエナ。
次、何しよう?とか
リードしなアカンワとか、
頭、使わんでエエから、カラダの中に専念できるわ」
この辺りはミキヒコさんも同意見の様子。
同じメニューだからこそ、みんなの違いが良くわかるし、
色んな自分を試すことがデキルといったところだろう。
「みんな、ホンマ、怖いほど熱心やし、
分からんことがあったら、オレにまで聞いてくる。
もっと、上手くならんとアカンワ」
よーし!
スタッフにも気合が入ったぞ。
そして、ワタシにも。
では、次の練習会まで・・・チャオ!
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