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第28回 社交ダンスが上手くなるということ

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チョット中休み エッセイvol.123 

営業のプロになったのか?

~社交ダンスが上手くならない本当の理由(8)~


さぁ、こわーい話になってまいりましたが・・・
自分が
『コレだから、ダンスが上手くなる』
と、信じているモノの多くが、
『コレでは、ダンス、上手くならない』
モノなのだと、
ジュンコ先生から指摘をうけた、ジュンコさん。
その主なモノをザザッとあげておこう。

1. プロになること
2. 一流のスタジオで習うこと
3. 世界のトップ・ダンサーのレッスンを受けること
4. 競技に出ること
5. スタジオのパーティのデモに出ること
6. メダルテストを受けること
7. グループレッスンよりも個人レッスンの方が上達できると、
  レッスンを受けること

読者の方々からも
「え〜っ!?
うそぉ。
どーいうこと?」

てな声があがるだろうね。

ではでは、対談に戻ろう。


ジュンコ
「ちょっと、聞きたいんだけど・・・
プロになったことは、間違いだっていうの?」


ジュンコ先生
「間違いだとは、言っていないわ。
ジュンコさんは、
何のために、ダンスのプロになったの?」


ジュンコ
「さっきも言ったように、
ダンスが上手くなりたいからよ。
基本から、叩き込んでもらうためよ」


ジュンコ先生
「ジュンコさんは、
一流師匠に弟子入りした気分になっているようだけど、
本当に、ソウかしら?」


ジュンコ
「・・・」


ジュンコ先生
「弟子として、
特別な指導は、受けているの?
プロとしてのダンスを
伝授してもらっているのかしら?
いきなり、生徒さんを持たされて“仕事”は、
させられているみたいだけど・・・」


ジュンコ
「正直、生徒さんを持たされたことは、驚いたわ。
リーダーも戸惑っていた。
『どうやって、教えたらイイのですか?』
と、尋ねたわ、そうしたら・・・」


ジュンコ先生
「なんと言われたの?」


ジュンコ
「『大学で後輩を教えていたんやろ?
その通り、教えたらエエ』って。
それに、ちょっと、イヤなことも言われた」


ジュンコ先生
「どんなこと?」


ジュンコ
「ダンスのプロは、
ホストやホステスのような役割もあるんだから、
(生徒さんと)
たくさん踊ってあげないと、ダメだって。
ワタシが、生徒さんにシャドウさせたり、
コーチばかりしていて、
ずーっと一緒に踊ってあげていなかったから、
言われたんだと思うけど」


ジュンコ先生
「なぜ、生徒さんにシャドウさせたり、
コーチばかりしていたの?」


ジュンコ
「大学で後輩を教えるとき、
そんな感じだったから」


ジュンコ先生
「話を戻しましょうか。
ジュンコさんの期待通り、
基礎は叩き込んでもらえているの?」


ジュンコ
「ううん・・・実は、
なぁんにも、レッスンしてもらえないから、
不安になった。
このままだと“営業”ばっかりになるように感じた。
だから、リーダーと相談した。
それで、早くプロとして、
競技会に出たいって、オーナーに言ったわ。
競技に出るようになれば、
レッスンしてもらえると思って」


ジュンコ先生
「どうだったの?」


ジュンコ
「プロの競技会に出るなら、
それ仕様に、
燕尾とドレスが必要だって言われた。
安物はダメだって。
(当時、学連の競技会の衣装は、
燕尾ではなく学生服だった。
また、ジュンコは、母手作りのドレスを着ていた)
オーナー夫妻の衣装を譲ってもらったわ」


ジュンコ先生
「無料で?」


ジュンコ
「ううん・・・それが、違っていた。
思った以上に高かった。
借金することになったんだけど、
オーナーはこう言ったわ。
『このくらいは、すぐに返せるくらい、
仕事はギョーさん、ある。
ウチのスタジオは、生徒、多いから』

(当時、バブルで“全盛期”だった)


ジュンコ先生
「レッスンは、受けることができたの?」


ジュンコ
「うん、まぁ。
学生の頃、レッスンに来ていたようにと、
予約をいれて・・・」


ジュンコ先生
「スタッフとしての、
待遇というか、特別な扱いは?」


ジュンコ
「レッスン料が、少しだけ、割引価格だった」


ジュンコ先生
「改めて聞くけれど、
ジュンコさん、
プロになって、ダンスは上手くなった?
また、なりそうな気がする?」


ジュンコ
「今のところ、ないわ・・・」



ミニ・ミニ ボイス

“東京”ユニプラ、終了!
みんな、赤ちゃんで踊りました(!?)
それにしても、すごい、熱気でしたねぇ。
自分自身の“リズム・ボックス”作っていこうね!
イェ〜イ!!!


      続く第3275話へ